自分でおもちゃを片付けさせるのは良いこと?
犬が自分でおもちゃを片付けることは犬にとっても大変良い行動です。
エネルギーの消費になることや、自分で考える力がつく、そして飼い主が忙しい時に自分でやることを見つけて行動するようになります。
とは言え、おもちゃを片付けさせるのは少し難しいですよね?まずはおもちゃを投げてあげて持ってくるということを教えましょう。ここではおもちゃを持ってくることが出来るようになったことを前提に、片付けさせるしつけ方法を紹介しています。
準備すること
・おもちゃ箱
・ワンちゃんのお気に入りのおもちゃ
・ご褒美のおやつ
・クリッカー(必要があれば)
ステップ1:おもちゃ箱に注目させよう!
おもちゃ箱を自分の前に置きます。
おもちゃを投げてあげ、犬がおもちゃをくわえて近付いてきたらおもちゃ箱のほうを指さしましょう。箱の中に入れることが出来たら褒めてあげ、ご褒美のおやつをおもちゃ箱に入れてあげます。
もし、箱の中におもちゃを入れられなければ何も言わず再度おもちゃを投げてあげましょう。
箱の中に入れられるまで何度でも繰り返してください。
自分とワンちゃんの間におもちゃ箱を置くことがコツです。
ステップ2:再確認!
ご褒美をもらうには箱の中におもちゃを入れないといけないということを犬がしっかり理解できたかを確認することが大切です。ほぼ毎回おもちゃを箱に入れられるようになったら(80%以上)、今度はおもちゃ箱を自分から少し離れたところに置いてみましょう。それでもきちんと箱の中におもちゃを入れられるか確認してください。また80%以上の確率で箱の中に入れることができたら、さらに箱の位置を遠ざけます。もし入れられなくなってしまったら箱を自分の近くに戻してください。
箱の中にご褒美のおやつを入れることを忘れないでくださいね!
ステップ3:床に置いてあるおもちゃを拾わせよう!
ワンちゃんが慣れてきたら今度はおもちゃを投げるのをやめましょう。
箱の近くにおもちゃを置きます。
何度も練習をしたらワンちゃんはおもちゃを箱に入れればご褒美がもらえることを理解してきていると思います。もし、おもちゃを箱の中に入れる様子がなければ少しだけおもちゃを投げてください。
ステップ4:合図を出そう!
置いてあるおもちゃを箱に入れられるようになったら、その合図となる言葉を決めましょう。
「お片付け!」
「きれいにして!」
「おもちゃを拾って!」
など好きな言葉で声をかけて合図を出してあげてください。
ステップ5:おもちゃを増やそう!
合図でおもちゃを箱に入れることが出来たら1個ずつおもちゃの数を増やしてみてくだささい。
まずは1個だけおもちゃを置いて箱に入れたらご褒美をあげます。
その後おもちゃを2個に増やし、再度箱に入れさせます。
ここでは1つ目のおもちゃを箱に入れた時点ではご褒美はあげません。
2個目のおもちゃを箱に入れることが出来たらたっぷりと褒め、ご褒美をあげましょう。
少しずつおもちゃを増やしていき、6個か7個のおもちゃを箱にいれることが出来たら、ワンちゃんはきっともうこの技をマスターしているはずです。もし2個目のおもちゃを拾うことが出来なければ箱を近づけて、再度ステップ1からやり直してみましょう。
最後に、、楽しむことが大切です!
しつけとは言え、ワンちゃんが楽しんでやることが一番重要です。
もしも楽しんでいないようであれば少し休憩させてあげてください。
愛犬のしつけは大変ですが、飼い主も一緒に楽しんでくださいね☆
少し根気がいりますが、是非お試しください!
参照:How to teach your dog to clean up his own toys