キャットタワーの選び方
キャットタワーの必要性
猫は高いところが好きですよね。全体を見回すことが出来る、高い場所にいると猫は安心します。
人や他のペットから離れてちょっとひとりになりたい時だってあります。
また、室内飼育の猫は運動不足になりがちです。
猫の肥満やストレスの防止のために、上下運動が出来る場所は必ず作ってあげましょう。
■どのくらいの高さがいいのか
市販されているキャットタワーは、天井まで届くものから、人の身長よりも低いものまで色々な高さのものがあります。
猫は誰でもそれなりに高いところまで登りますが、猫にも運動神経がいい猫とそれほどでもない猫がいますので、猫にあった高さや形状のものを選んであげるといいでしょう。
子猫のうちはまだ高いところから降りるのが苦手なので、120cm程度までの低いものにしておくのが安全です。
また、高齢の猫の場合には、段差が多く登ったり降りたりがしやすい形状のものを選ぶといいでしょう。
その間に、猫が休めるステップや隠れ場がいくつかあれば、自分の好みの高さでくつろぐことができます。
部屋の雰囲気を損ねないお洒落なキャットタワー
■ミニマルな暮らしにぴったりなシンプルデザイン
余計なものを排除した、現代的な暮らしに合うデザインのキャットタワー。
壁付けのウォールシェルフタイプなので場所もとりません。
プレートを利用してカスタマイズも可能。
お値段は結構しますが、消耗する素材を使用していないので長く使えそうです。
■なめらかな曲線が美しい段ボール製キャットタワー
段ボールの会社が作った国産段ボール製のキャットタワーは、その美しいデザインで2013年にグッドデザイン賞を受賞しました。
高さは90cmと低めなので、子猫でも安心して使用できますね。
■アスレチックみたいで楽しい4階建てのキャットハウス
イギリスのメーカーの壁につけるタイプの木製キャットハウス。
床面の近くにおけば低めのタワーになりますし、写真のように階段もつけて、高い場所につければ高さのあるキャットタワーになります。
猫の性格や運動能力、部屋の広さなどによっても設置する高さを選べるのも機能的です。
さすが、家の狭いイギリスのデザインですね。
■温かみのある無垢材のキャットツリー
天然の青森ヒバを使用した手作りのキャットツリーは、吸湿効果に優れ、室内に自然のぬくもりを与えてくれます。
天然木で猫も嬉しく、和洋どちらのインテリアにも合うデザインですね。
隠れ家つきのモダンデザイン
ウォルナット素材を利用したアメリカのメーカーのキャットタワー。
爪研ぎやおもちゃがついていながらもシンプルでモダンなデザインでインテリアに調和します。
隠れ家があるのはいいですね。
■北欧風のカラーがおしゃれなキャットタワー
大きさの違うキャットハウスを積み重ねるタイプのキャットタワーです。
各ハウスの上面にも穴があるため、中から登ることも可能です。
北欧風の色合いでモダンなインテリアにも合うのはもちろん、和室にも調和します。
表面は麻布が貼ってあり、爪研ぎにもなります。
積み重ねる数を変えれば高いところが苦手な猫にも使用できますね。
■活発な猫にぴったりなキャットタワー
表面はカーペット素材でくるまれていて爪が引っかかりやすいため、一気に上まで登ることが出来ます。
天井に固定もできるので猫が駆け上っても安心です。
いくつかのパーツを積み重ねて、好きな高さに調整可能。
何より猫が楽しそう!