うさぎを迎えてからの過ごし方
我が家にうさぎをお迎えしたらあのフワフワな小さな体を抱っこしたい!と思いますが、ここはグッと我慢なんです。
うさぎは警戒心が強い動物なので知らない環境に戸惑っています。そんな状態の時に無理やり触ったり構ったりすると、懐いてくれるスピードも遅くなってしまうかもしれません。
当日は食べたり飲んだりもしない子もいるので、あまり刺激せずにそっと見守りましょう。エサや水はしっかり用意して飲んだり食べたりしているかの確認はしっかりしましょう。
よくエサを食べるようになったら、手から直接お菓子をあげたりして様子をみましょう。手から食べてくれればうさぎとの関係が前進しているしるしです。少しずつスキンシップを増やしてみましょう。
うさぎにしつけはできるの?
ボーっとして何を考えているのか分からない表情をしているうさぎ。犬や猫と違ってしつけが出来ないと思っている方が多いのではないでしょうか。
実はうさぎもしつけをすると、【トイレ】や【待て】、【お回り】などが出来るようになるんです。飼育する上で必要なのはトイレを覚えさせる事ですよね。トイレトレーニングのやり方をご紹介します。
■ちゃんとトイレの認識が出来ます
家に来てうさぎが初めておしっこやうんちをした時はすぐに臭いが付いたものを捨てないで下さい。臭いが付いているものをトイレに入れて臭いをかがせます。その時「トイレはここだよ」と声をかけてトイレにうさぎを置いてあげます。また、うんちをトイレ以外でしてしまった時もトイレにそのウンチを入れて臭いをかがせて下さい。
この流れを何度か繰り返すうちにしっかりトイレを覚えてくれますよ。
オスに多い行動ですが、縄張りを主張するために【スプレー行動】といっておしっこを飛ばす子がいます。トイレ付近の壁などが汚れる事もあるので気を付けて下さい。
トイレ以外でおしっこやうんちをした場合、うさぎ用の消臭スプレーが販売されていますので、すぐ吹いて臭いをなくして下さいね。
■実はやれば出来るんです!
犬や猫と一緒で芸を教えればちゃんと覚えるんです。覚える時間は個体差がありますし、飼い主さんの根気もいりますが…。
トイレを覚えさせるのと一緒で、繰り返し毎日教えたい事を反復します。そして、出来た時は大げさなくらい褒める!すかさずご褒美のお菓子をあげる!この繰り返しでうさぎなりに頑張って覚えてくれます。
うさぎのお手入れと気になる病気
■うさぎのお手入れの種類
ペットはどんな動物であれお手入れをしてあげる事も大切ですよね。健康管理になったり、スキンシップになるので怖がらず、面倒くさがらずしっかりお手入れしてあげましょう。
また、小さい時から慣らしておくと大人しくお手入れさせてくれるようになるので、優しく声をかけて安心させながらお手入れしましょう。
・ブラッシング
短毛のうさぎの場合、毛がフワフワですぐ舞ってしまいます。毛が舞う予防のためにもうさぎの体にスプレーを吹きかけて、両手で軽くマッサージします。浮いてきた毛をコームやブラシで取ります。
長毛のうさぎの場合は、毛が絡まっている事が多いです。まずは、皮膚を引っ張り過ぎないように毛先だけをブラッシングします。毛玉が出来て解けないようなら毛玉部分にハサミを縦に入れてブラッシングして解きます。絡まった部分が無くなったら全身をブラッシングします。
・爪切り
爪が伸びると、布製品に引っかかったり、ゲージに引っかかってしまったり、飼い主も痛い思いをするなど怪我のもとになります。1カ月~2カ月に1度は切ってあげましょう。抱っこが苦手で爪切りが自分でするのが困難な場合はペットショップや、ホームセンターのペット売り場でやってくれる所があるので確認してみて下さい。
また、体が黒やグレーのうさぎの爪は黒の子が多いので、分かりにくい場合はライトを当てると爪が透けて血管が見えるようになります。もし、血管を切ってしまった時はアルコールなどで消毒しましょう。
・耳掃除
耳が汚れて細菌がたまると炎症が起きやすくなります。特に耳が垂れている子は蒸れやすいので注意して下さい。
掃除はコットンなどで軽く拭き取って下さい。もし、かさぶたがあったり、おかしな臭いがあったら病院に連れて行った方がいいかもしれません。
■うさぎのなりやすい病気
うさぎは繊細な動物です。もともと捕食される側の動物なので弱っていても表に出しません。飼い主が気づいた時には手遅れだった…なんて事もあります。
そうならないためにも日頃からうさぎの健康管理や体調の変化を見逃さないようにしましょう。もし少しでも普段と違っておかしいな、と思ったら病院に連れて行きましょう。
・エサが嚙みにくそう
うさぎの歯は成長し続けます。正しい長さが保たれないと不正咬合になる場合があります。一度なってしまうと一生治療し続けないといけなくなります。かじり木などをよくかじらせて予防して下さい。
・くしゃみが多い
鼻水や鼻づまりなど普段はない症状が出た場合、パスツレラ感染症になっている可能性があります。かかってしまうと一生菌を保菌することになり、投薬でも完治しない厄介な感染症です。トイレやケージの清潔を保ったり。風通しを良くして予防しましょう。
・毛が抜ける、かゆがる
必要以上にかゆがるそぶりや、皮膚にかさぶたやフケがあったら、皮膚糸状菌症になっているかもしれません。温度管理やケージが清潔になっているか気を付けながら予防しましょう。
・食欲がない、痩せた
毛づくろいやストレスなどで大量に毛を飲み込み偏食や体調不良などでうまく排出できない状態の胃内毛玉症になっているかもしれません。パイナップルのドライフルーツなどのタンパク分解酵素が含まれるおやつを与えたり、こまめにブラッシングして予防してあげましょう。
・首が傾く、バランスが悪い
自然にしている状態で常に首が傾いている、動く時のバランスが悪くなったら斜頸になっている可能性があります。ひどくなると目が勝手に動く眼振という症状が出る事もあります。
うさぎは繊細な動物です。もともと捕食される側の動物なので弱っていても表に出しません。飼い主が気づいた時には手遅れだった…なんて事もあります。
そうならないためにも日頃からうさぎの健康管理や体調の変化を見逃さないようにしましょう。もし少しでも普段と違っておかしいな、と思ったら病院に連れて行きましょう。
・エサが嚙みにくそう
うさぎの歯は成長し続けます。正しい長さが保たれないと不正咬合になる場合があります。一度なってしまうと一生治療し続けないといけなくなります。かじり木などをよくかじらせて予防して下さい。
・くしゃみが多い
鼻水や鼻づまりなど普段はない症状が出た場合、パスツレラ感染症になっている可能性があります。かかってしまうと一生菌を保菌することになり、投薬でも完治しない厄介な感染症です。トイレやケージの清潔を保ったり。風通しを良くして予防しましょう。
・毛が抜ける、かゆがる
必要以上にかゆがるそぶりや、皮膚にかさぶたやフケがあったら、皮膚糸状菌症になっているかもしれません。温度管理やケージが清潔になっているか気を付けながら予防しましょう。
・食欲がない、痩せた
毛づくろいやストレスなどで大量に毛を飲み込み偏食や体調不良などでうまく排出できない状態の胃内毛玉症になっているかもしれません。パイナップルのドライフルーツなどのタンパク分解酵素が含まれるおやつを与えたり、こまめにブラッシングして予防してあげましょう。
・首が傾く、バランスが悪い
自然にしている状態で常に首が傾いている、動く時のバランスが悪くなったら斜頸になっている可能性があります。ひどくなると目が勝手に動く眼振という症状が出る事もあります。
まとめ
小動物とくくられてしまって、目立たないうさぎですが、飼ってみると1羽1羽性格も違うし個性もあるとっても愛らしい動物なんです。
家の中で放してあげると犬の様に構っ欲しくてプウプウ鼻を鳴らして寄って来たり、飼い主が遊びたい!と思ってもタイミングが合わないと猫の様にツンとした態度をとってみたり。前足を器用に使って、顔や耳のお手入れをしてる姿はまるでモフモフの天使です。
家うさぎは5~10年生きると言われています。共存するからにはしっかりしつけや体調管理をして、お互いにストレスのない環境を作り、うさぎに癒される生活を送ってみてはいかがでしょうか。