■皮膚病
毛がはげたり湿疹ができたり、かさぶたができます。症状が重い場合は、熱が出たり腫れや痛みが現れます。
原因は、皮膚の不衛生状態や傷(擦り傷や噛み傷など)、老化や栄養失調により普段よりも皮膚の抵抗力が下りている状態で細菌が皮膚に付着して感染することが挙げられます。病院で処方してもらった抗生物質を服用し、薬用シャンプーでの治療をしっかりと行うことで治っていきます。
シェパードの平均価格と寿命
シェパードを飼うにあたり、価格を知っておくことも大切です。そして平均寿命を知ることも、飼育にあたっては知っておく必要があります。
■シェパードの平均価格
子犬を譲りうける時期は、平均的に45日が過ぎてからの引き渡しになります。あまり早く引き取ってしまうと、母犬の母乳も十分に飲めていないので将来的に体の弱い犬に育ってしまうことがあります。また、子犬同士で遊んだりかかわりを持つことで、自分が犬であるという認識を得ます。
平均的な売買価格20万円から25万円くらいです。とはいっても、数万円で安く売っているところもあれば、何かのチャンピオン犬の子犬となると100万円単位になります。
■平均寿命
シェパードは10歳の壁を超えることが、平均的にいうと厳しいのが現実です。8歳、10歳、12歳と壁があるといわれていて、病気にかかりやすいとされています。
長生きのシェパードもいて、15歳や17歳という長寿の子もいれば、平均寿命に届かずに天国にいってしまう子もいます。純血統になるほど病気にかかりやすい傾向があります。少しでも普段と違うと思ったら、すぐに病院に連れていきましょう。早期発見は長生きへの鍵です。
シェパードは魅力がいっぱい!
飼い主に従順で主従関係を大切にします。しかし後天的な生活環境によって、飼い主との生活から性格がゆっくりと変わります。愛情をもって、沢山遊んでたくさん話しかけてあげましょう。シェパードはとても表情豊かで、甘えることもあればいじけることもあります。家族に迎えて別れがくるその瞬間まで、毎日一瞬一瞬愛してあげてください。
賢い反面、その賢さを活用していたずらをしたりご飯の時間や散歩の時間きっちりにごはんや散歩の請求をしたりもします。わからないことがあれば首もかしげて考え込んだり、小さなものをのぞき込んだりもします。怖いイメージが先立つけれど、どの犬種にもない独特の愛嬌は最大の魅力です!