今更聞けない!狂犬病ってどんな病気?

今更聞けない!狂犬病ってどんな病気?

狂犬病の予防接種は法律でも義務付けられているので皆さん毎年恒例になっていることですよね。でも狂犬病ってそもそもどんな病気なの?海外に行く際にも知っておきたい、今更聞けない病気のおさらいです。


発症すると100%死亡?

人間はもちろん、ほぼすべての哺乳類に感染する力を持つ「狂犬病」ですが、実は発症してしまうとその死亡率はほぼ100%だとか。犬同士、そして犬から人など、種族関係なく感染してしまう怖い病気です。日本では予防接が義務付けられていることもあり、現在は狂犬病発症の無い国、としても知られています。

しかし、その怖さを知らなければ、中には狂犬病予防接種をせずにごまかしている人も中にはいるでしょう。違法なので絶対にNGですが、自分が海外で行く際にも知っておきたい狂犬病について詳しく見ていきましょう!

狂犬病とは?

まずは狂犬病とはどのようにしてなる病気なのでしょうか?そして発症するとどういった症状が出るのかを見ていきましょう。こういった事を知ることは、海外へ行く際に自分や家族、そして愛犬を守ることにもつながります。また毎年の予防接種にも意義を見出す事が出来ますよね。

潜伏期間は数年にも!

人間が狂犬病にかかる主な原因は、狂犬病を発症した犬に噛まれることですよね。犬などの動物は10日~長くても数か月ほどの潜伏期間で発症しますが、人間では数年の潜伏期間を経て発症することもあります。

犬における症状

犬の場合には、発熱から始まりどこかに身をひそめるなどいつもとは明らかに違う行動が見られます。これは狂犬病による不安や緊張という症状によるものです。そういった性格の変化を過ぎると、犬の顔が変わってくるそうで、狂暴な顔つきになります。これは「狂躁期」と呼ばれます。

また、狂犬病の名の通り、様々な物に恐怖心を抱くようになり攻撃的になり興奮状態が続くので、噛みついたり吠えたりします。海外でこういった犬を見たら絶対に近づかないでください。助けようなんて考えでは自分が噛まれます。

この症状が出てから麻痺、昏睡状態、そし死亡までは長くても15日程度です。

人間が感染したらどうなる?

人間にも感染することで知られる狂犬病。人間が感染した場合にも、犬と同様の症状がみられるそうです。具体的には発熱や頭痛、けいれんや痛み、そして水を怖がり精神錯乱状態で強い不安にも襲われます。最終的には全身のけいれんから昏睡状態に陥り死亡します。

治療法はあるの?

もし狂犬病に発症してしまったらどうなるのでしょうか?狂犬病はその治療法がほぼ無いことが一番怖いのです。自分だけでは無く、ご家族が海外で行く際にも注意を促してあげてくださいね。

治療法はほぼ無い!

狂犬病のもっとも怖い点はこちらかもしれません。感染した犬に噛まれた場合には予防接種を連続して行うことで発症を防げるそうです。しかし発症した人間に対する治療法では新しい試みもあるようですが、それすらも回復の確率はごくわずかになっています。

犬に関しては安楽死の選択しかありません。感染している時点で隔離されます。海外でも狂犬病の予防接種が広まることを祈るばかりです。

狂犬病の予防接種

愛犬家の皆さんには毎年恒例の狂犬病の予防接種。これは狂犬病予防法というれっきとした法律で定められていることですよね。ではこの年に一度の予防接種で十分なのか?実は答えはNOでした。日本では今は狂犬病の感染は無いので十分ですが、海外に愛犬を連れて行くこともある愛犬家は要注意です。

獣医師さんの指示のもと、場合によっては1か月程度の隔離で複数回摂取させることが必要になる場合もあります。海外に愛犬を連れて行く予定のある方は、行く国について下調べを怠らずに、時間に余裕を見て病院で相談してくださいね。

狂犬病感染のある国って?

最後に、日本で暮らす愛犬には関係の少ないことではありますが、ご旅行などで飼い主さんが海外に出る場合に覚えておいてもらいたい狂犬病のことについてお話します。

アフリカ・アジア・中南米

実はこのほとんどの地域で狂犬病の感染や発症が流行しています。特にインド、中国、パキスタンなどでは死亡する人もいる地域です。またバリ島なども注意が必要ですが、こうして見ると旅行でも人気の地域、出張でも多くの人が訪れる地域ですよね。

もし噛まれたら

海外、特に先にご紹介した地域で犬に噛まれた場合には、それがどんな犬であってもすぐに15分以上傷口を洗い流してください。口で吸いだしたり止血はせずに病院へ急ぎましょう。先ほどお話したように、発症前であれば予防接種を受けることで治る可能性が高いです。

慌てずに、現地の大きな病院へ、どれだけ早く受診できるかがカギになるそうですよ。

感染したかどうかは分かる?

狂犬病に感染したかどうか、実は血液検査でも分からず発症前に診断することが難しい病気です。そのため、狂犬病にかかっている犬、もしくはその可能性の高い犬に噛まれた時点で感染したとみなされての治療になります。

「現地で早急に治療をする」この点が重要である理由は、狂犬病感染の無い日本では有効な薬の入手が難しいこともあるからです。海外で犬に噛まれたら自己診断せずに必ず病院へ行くようにしましょう。発症してからでは遅い、すぐに対処する!ということを頭に入れて渡航してくださいね。

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