犬は寒いのか寒くないのか
犬にとって快適な環境というのは、どのようなものなのでしょうか。
犬は、室温が23℃前後で湿度50%前後が快適だと感じると言われています。犬種によって、寒さに強いものやそうでない種類がいるのは、知っている人も多いことでしょう。
一般的に小型犬や短毛の犬種、犬種の原産国の気温が高い犬種などは寒さに弱いと言われています。
ですが、人間にも寒がりや暑がりの人がいるのと同じで、犬にも犬種に限らず、寒さに強いまたは弱いなどは個体によって大きく違います。
愛犬の様子を見て、寒さに強いのか弱いのか見極めてあげましょう。
サイズを確認!
ペットの寒さ対策グッズを買う前に1つ作業をします。
ペットの寒さ対策グッズを買う時には、必ず愛犬の採寸を行いましょう。
広範囲で温めたいのか、それとも犬が寝そべるその部分だけを温めたいのかなどによって、ペットヒーターでもどんな形のものを選ぶのかが変わってきます。
犬の全身がすっぽり入るようなものを買うのか、とりあえずペットヒーターの上でなんとなく丸まれたらいいのかなど、サイズ選びは重要です。
丸まって寝ている、大の字で寝ているなど、かわいい普段通りの寝姿を採寸してください。
寒さ対策グッズをタイプ別に比べてみましょう
■パネルヒータータイプ
定番のパネルヒータータイプは、コンセントを差し込むだけで簡単に使用できるところが便利です。
熱が肌に伝わり過ぎるのが不安な短毛の犬種などの場合は、カバーなどを使用して調整してあげることをおすすめします。
この商品は高温と低温の両面使用可能なところがポイントです。防水設計&丸洗いできるという優れものです。
また、愛犬がコードをかじってしまっても、コードの交換が可能なタイプなのも嬉しいポイントです。サイズも豊富で安心の日本製です。
■ホットカーペットタイプ
ホットカーペットタイプも冬の定番アイテムです。購入時からカバーがセットされているタイプです。
パネルヒーターと同じく、コンセントを差し込むだけで使用できるところが手軽です。
カバーの素材を好みで選んでみても楽しいでしょう。
この商品はカバーのみ取りはずして洗濯が可能です。アイリスオーヤマのペット用ホットカーペットには、カバーがフリース素材のものとファー素材のものがあります。
角型だけでなく、丸型のタイプもあります。愛犬の寝転びスタイルに合わせて形を選ぶことをおすすめします。
■こたつタイプ
見た目にもかわいいこたつタイプですが、パネルヒーターやホットカーペットタイプよりかさばります。
中に入っても天板の上に乗っても温かい構造になっていますが、犬の性格によっては、中だけを使用する子や上に乗るだけの子もいます。サイズ的に大型犬には不向きで、小型犬や猫におすすめです。
この商品はこたつ部分のみ購入、ふとん部分はハンドメイドなどで楽しんでいる飼い主さんも多くみられます。
公式のものはカバーが真っ白でスタイリッシュなものもあります。
■湯たんぽタイプ
昔ながらの湯たんぽタイプや、加熱式の新しい湯たんぽのタイプもあります。
繰り返し使えて経済的で、電源がいらないので、室外でも使用できるところがポイントです。
かわいいカバーもたくさん市販されているので、好みで柄が選べるのも魅力です。
この商品はレンジで5分加熱して使用します。アルミ層のついた断熱カバー付きで、30%あたたかさが長持ちするようです。
■使い捨てカイロタイプ
使い捨てカイロをケースに入れて使用します。使うカイロによっては高温になりやすいという点があり、温度調整が難しいところですが、電源を使用しないので、室外でも使用できて便利です。
経済的なのに長時間持続するのでコスパが良いのが特徴です。
この商品は、使い捨てカイロを中に入れて使用するカイロケースです。
プラスチック製なので直接犬にカイロが触れることがなく、カイロをかじってしまう心配がいらないことが魅力です。ワンサイズのみです。
気になるコスパ!電気代の計算の仕方
愛犬の寒さ対策グッズを購入する際、パネルヒーターにしようか、ホットカーペットにしようか、どのサイズにしようかなど色々悩みますが、選ぶ基準のひとつに、寒さ対策グッズにかかる電気代も大切なポイントになります。