ラテアートとは?
ラテアート、どこかで聞いたことのある言葉だと思います。
喫茶店などでカフェラテを頼むと、濃縮して出されたエスプレッソに温めたミルクが注がれます。
この温かいミルク、「スチーム」というもので一気に温められるので、泡立つのですが、この泡立ったミルクをエスプレッソに注ぐとき、エスプレッソの茶色と、ミルクの白が模様のように現れることがあるんです。
この模様を計算してアートにしてしまうのが「ラテアート」。
こうした模様を描くには、やはり技術が必要。
コーヒーを淹れる名人「バリスタ」がその腕を披露するのですが、ラテアートの世界選手権まであるほど。
まるでワインのソムリエのような、その道のプロたちが日々腕を磨き、技を競い合っているんです。
「立体的」な猫のラテアート
猫ブームの世相を受けてか、猫のラテアートが人気。
でも、最近の猫のラテアートはちょっとスゴイことになっているんです。
ご覧のとおり、立体的なアートまで。
まるで猫がラテのお風呂に浸かっているかのよう。
かわいいですよね。
飲むのがもったいない位!
この立体感は、スチームミルクの泡を自在に操れるバリスタだからこそのラテアートと言えますよね。
「3Dラテアート」なんて呼ばれているそうです。
このミルクの泡を立体的にさせるには、冷たい、無脂肪ミルクを使うのがうまくいくコツなのだとか。
あなたも挑戦してみますか??
「リアル」すぎる猫のラテアート
泡を操るだけがラテアートの醍醐味ではありません。
エスプレッソでミルクの部分に画を描くことも、バリスタの技術のひとつなんです。
こちらのラテアートは、ミルクの部分にエスプレッソで超リアルな猫を描いた作品。
もはやこれは「絵画」!
まさに「アート」ですよね。
美味しいコーヒーを淹れるだけでなく、画家顔負けの絵心までないと、バリスタとして認められないのかもしれません。
レベルが高すぎですよね!!
バリスタは、味覚や嗅覚が研ぎ澄まされたアーティストと言えるでしょう。
身近なアートを、あなたも楽しまれてみては?