高齢のペットだからこそ必要な保険
人間の寿命が延びているように、ペットの平均寿命も延びてきています。
ペットが健康に長生きしてくれることが何よりですが、加齢に伴って病院に通う犬や猫が増えてきているのが現状です。またペットは人間の5倍から7倍のスピードで成長しているため、もし1日でも異変に気付くのが遅いと症状がかなり悪化していることもあります。
そのため異変に気づいたら早めに病院に行って、専門的な治療を受けることが大切です。
しかしペットがケガや病気をした場合の医療費は『100パーセント自己負担』となります。
さらにペット医療は自由診療のため、動物病院によって診療料金が違うこともあります。
ペットの医療費は意外に高いのです。そこで保険の出番です！
なかなか手を出しにくい高度医療でも保険に加入していれば、ペットに受けさせてあげられます。
加入できる年齢制限をチェック
犬や猫は7歳以上になるとケガや病気をしやすくなります。
なるべくその前に加入しておくのが理想ですが、7歳を過ぎていても入れる保険はたくさんありますので安心してくださいね。それではさっそく有名保険会社11社を比較していきましょう！
■加入可能年齢
【8歳未満（満7歳まで）】
・アニコム損害保険株式会社「どうぶつ健保ふぁみりぃ」・・・7歳11ヶ月まで
・ペット＆ファミリー少額短期保険株式会社「げんきナンバーワンSlim」・・・7歳まで
【9歳未満（満8歳まで）】
・アクサ損害保険株式会社「いぬのきもち」「ねこのきもち」
・株式会社FPC
・日本アニマル倶楽部株式会社「プリズムコール」
・ペットメディカルサポート株式会社「PS保険」
【10歳以降】
・au損害保険株式会社・・・10歳まで
・ガーデン少額短期保険株式会社「いぬとねこの保険」・・・10歳まで
・もっとぎゅっと少額短期保険株式会社「あんしんペット保険」・・・10歳11ヶ月まで
・アイペット損害保険株式会社「うちの子」・・・12歳11ヶ月まで
・ペッツベスト少額短期保険株式会社・・・16歳11ヶ月まで
こうして見るとまだ加入していないペットでも入れる保険はたくさんありますね！
ちなみにペット保険は原則終身タイプで保険料は掛け捨てです。
加入時に健康診断が必要の場合も
高齢のペットが加入するには健康診断が求められることもあります。
特に加入可能年齢が高いペッツベスト少額短期保険株式会社の保険は、犬種ごとに健康診断が必要な年齢を設けています。
・ガーデン少額短期保険株式会社「いぬとねこの保険」
満7歳以上でプラチナプランもしくはゴールドプランの90％補償プランに申込の場合
・日本アニマル倶楽部株式会社「プリズムコール」
6歳以上のペット
・ペッツベスト少額短期保険株式会社
犬：5歳から必要な犬種もいる（例：秋田犬・サモエド・ブルドッグなど）
猫は8歳以上
ペット保険の選び方
【待機期間がないもしくは短いもの】
待機期間は契約が成立してから補償が始まるまでの期間をさします。
この期間にケガや病気をしても保険金が払われないことを覚えておきましょう。
申込が完了したらすぐに補償が始まる保険もあれば、ケガ・病気・ガンそれぞれに待機期間が設けられている保険もあるので、必ずチェックしてください。
【補償割合が70％以上】
高齢になると病院に行く機会が増えるペットもいます。
医療費は高額になりがちなので補償割合はなるべく70％以上のものがおすすめです。
【支払い限度】
ペット保険は通院・入院・手術に応じて支払われる「金額」「日数」「回数」「1年あたりの保険金額」が決まっています。
保険金額までであれば日数・回数・1回あたりの金額が無制限なものや、日数・回数・金額がすべて細かく決められているものなど、保険会社によって様々です。
【保険料】
高い保険料の保険が優れているわけではありません。
一生涯無理なく払い続けられる保険料を選ぶことがポイントです。
保険は高齢になればなるほど金額が上がり、犬の場合は犬種や体重によって保険料が違います。
7歳以上のペットにおすすめの保険
■ペットメディカルサポート株式会社「PS保険」70％補償
・保険料がお手頃
・待機期間がなし
・終身まで継続可能
・12歳以上の保険料は変動しない
・健康診断なしで加入可能（※持病があるペットは告知後検査が必要になることも）
・ペット用車イス費用の補償を保険料の追加なしで自動セット
・小型犬に多い膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)も補償の対象
※100%補償プランは補償開始日時点で5歳以上の場合、申込書による申込のみの受付
※PS保険では賠償責任を扱っていない
これは飼い主様が既に加入されている損害保険には「個人賠償責任保険特約」や「日常賠償責任保 険特約」が付いているためです。
そのどちらかが付いていれば、ペット保険に賠償責任特約は要りません。
■ペット＆ファミリー少額短期保険株式会社「げんきナンバーワンSlim」プラン70
・保険料がかなり安い
・終身まで継続可能
・10歳以上の保健料は変動しない
・休日・夜間など時間外診療も補償対象
・小型犬に多い膝蓋骨脱臼も補償の対象
・保険金の支払日数・回数・1日あたりの限度額なし
・契約者様にはお得なサービス『T＆Dクラブオフ』などあり
※難点があるとしたら初年度のみに待機期間があること
（ケガ：15日 / 病気：30日 / ガン：90日）
高齢のペットでこれから加入するのであれば、この2つの保険どちらかを勧めます！
大切なペットだからこそ最適な保険に入っておくことが必要です。
