活動に参加する時間が無い!どうしたらいい?
実際にボランティアに参加したくても活動する時間的な余裕が無い人も多いのでは?しかしボランティアは散歩や世話だけではありません!今の保護されている犬の数などの現状を見ると、人の手と同じくらいに金銭的、物資的にも多くの数が必要になっています。
■金銭・物品の寄付
犬の保護活動というのは非常にお金のかかる事です。保護している犬たちのエサ代や、ワクチン代、トリミング代、そしてもちろんガソリン代などもかかります。さらには保護した際には健康診断や、健康状態によっては多額の治療費もかかってきます。そんな中金銭的に厳しい状況でも頑張っているボランティア団体さんに寄付をする事は、ひとりひとりが小さな額でも集まれば大きな助けとなります。
「自分へのご褒美」をひとつ分、犬におすそ分けしてあげても良いかもしれません。また、物品での寄付も大きな支えになります。特に質の良いドッグフードや薬用シャンプーなどは重宝されます。動物病院では犬を飼っていなくてもシャンプーなどを売ってくれますよ。ホームセンターに行った際には余分にペットシーツを買うのも良いでしょう。
■必要な物はHPをチェック!
それぞれの団体さんによって、今不足している物は違ってきます。自分が送る事の出来る範囲のボランティア団体を調べ、HPをチェックしてみましょう。そこに不足している物が記載されている事が多くあります。記載が無くても、電話で伺えば快く教えてくれるでしょう。
実際に動いて、犬と関わりたい!
実際に動ける時間などの余裕がある人は思い切ってボランティア団体へ連絡し、ボランティア活動に参加出来ないか伺ってみましょう。もちろん、自分の出来る範囲で問題ありませんし、犬たちとの関わりを持てるので癒されますよ。
■お散歩や犬のケアの活動
犬を飼った事が無くても気軽に出来るのが「お散歩」「シェルター清掃」のボランティアです。多くの犬を保護している団体さんにとっては非常に大きな手助けとなるはずですし、いつか愛犬を迎えた際の練習にもなりますよ。そして犬の世話に長けている人に向いているのは、爪切りやシャンプーなどの手伝いです。ただ、犬によっては人間不信になっている場合や汚れがひどい場合もあります。犬や自分がケガをする可能性もありますので、どの程度まで出来るかは明確に伝えましょう。
さらに、パソコンや事務的な事が得意であればホームページ作成の手伝いや、犬の管理張を作るなども出来ます。「こんな事が出来ます!」というアイディアを出してみても良いですね。
■何が必要?汚れても良い服で行こう
保護犬たちは、普通に飼われている犬とはまったく違う事もあります。劣悪な環境下から保護された犬は汚れもひどいでしょうし、噛みついたりするクセもあるかもしれません。まずは動きやすく、汚れても良い服装での参加は大前提です。マスクや軍手など、予想出来る範囲内の必要品は持参するようにして、団体さんへかける手間を少なくすると感じが良いですよ。また、万が一の事を考えて「ボランティア保険」の有無についても問い合わせておきましょう。
運転が得意、車を出せる、という人はレスキューなどの手伝いも出来るかもしれません。悪質なブリーダーの犬舎から、今すぐにレスキューする場合もあります。臨機応変に動ける人はその旨も伝えておきましょう。
まだまだ必要!福島の被災犬ボランティア
震災から時が経った2016年現在でも、まだまだ助けを必要としている犬や猫は多くいます。被災して保護されている犬たちの必要な物資を送ったり、実際に時間のある連休時などにお手伝いに行ってみてはいかがでしょうか?
今回は震災時に被災した多くの犬猫たちを救ったSORAアニマルシェルターのHPをご紹介します。
所在地:〒960-2261福島県福島市町庭坂字富山147-1 電話・ファックス共通 024-529-6267 時間:午前8時30分~午後5時
ブログには可愛い犬たちの笑顔がいっぱい!Amazonでの「欲しい物リスト」も出ています!
里親が決まるまで・・・一時預かりという形も
ひとつのボランティアの形として、一時預かりがあります。一生を一緒に過ごす里親が決まるまでシェルターの変わりに自宅で生活をさせ、治療の継続や世話をする事です。もちろんしつけや費用もは自己負担となる事が多く当然「愛犬」として預かる事が前提です。こういったボランティア活動が出来る家庭が増えればそれだけ保護出来る犬の数も増えます。保護犬も人に慣れるのに良いシェルター以上に良い環境になるでしょう。「1匹でも多く」を自分の力で助けていきたい思いが強い人に向いています。
出来る事から始めよう
毎年多くの命が奪われていきます。奪うのは人間ですが、救うのも人間です。犬が好き、犬を救いたい、そんな思いがあればボランティアはさまざまな形で出来る事がたくさんあります。まずは自分の地域の保護犬情報を集め、どんな団体がどんな活動をしているのか、不足しているのはどんな事か、そういった内容を知る事から、出来る事も見えてきますよ。