2016年09月17日

【お勧めグッズ】じわじわ流行!?犬用の靴や靴下を履かせるメリット

愛犬にオシャレな服を着せている飼い主さんはよく見かけますが、靴や靴下を履かせているというワンを見る事はまだ少ないです。実は、犬用の靴・靴下は使い様によっては非常に便利ですし、愛犬の健康や安全面をサポートする助けにもなるんです。今、じわじわと売れてきている犬用シューズ・靴下の特徴とメリットを紹介していきましょう。


犬用靴・靴下でワンちゃんの足裏を保護!ファッション性も抜群!

お散歩には犬用靴でお出かけ!

愛犬に靴を履かせる目的は、まず肉球の保護です。

旅行先やアウトドアで犬を連れていく飼い主さんは多いと思いますが、例えば夏の暑い砂浜・雪山・ごつごつした岩場なんかは犬の大切な肉球を傷つけてしまう恐れがあります。また、こういったアウトドアに限らず、地面にはガラス片などが落ちているかもしれないので、普段の散歩中にも大活躍します。

また、肉球だけでなく足を傷つけてしまっていたり、病気で化膿してしまって治療中のワンちゃんに履かせてあげると、傷口にバイ菌などが入らないようにガードする事ができます。

足の治療中のワンちゃんはあまり外に散歩連れていくのは考えものなので怪我や病気の程度にもよりますが、獣医さんの同意を得た上で、どうしても少し散歩させてストレスを発散させてあげたいなあという場合にとても役立つグッズです。

室内で犬用の靴下を履かせる目的は?

基本的には防寒対策として愛犬に履かせる飼い主さんが多いみたいです。

足元の冷えからくる病気の対策として靴下を履かせるのは人間と一緒ですね。靴下にも色々と種類があり、足元をすっぽりと覆うタイプのものからレッグウォーマーのように足元を覆わないタイプのものも売られています。

どうしても靴下を履く事を嫌がってしまうワンちゃんでもレッグウォーマータイプなら、肉球や爪を覆わないので嫌がらずに履いてくれるかもしれないですね。

また、靴下の裏に滑り止めのラバー加工がされているタイプのものは、室内のフローリングをとても歩きやすくしてくれます。特に老犬などで足腰に踏ん張りがきかずに歩くのが苦労しているようなワンちゃんには良いかもしれません。

老犬ではなくても、ミニチュア・ダックスフンドのように、腰が弱くてあまり負担をかけたくない犬種であれば、若いうちからこうした滑り止めの靴下を履かせてあげている方もいるようです。フローリングの室内はどうしても滑りやすくて踏ん張る時に腰に負担をかけますから、滑り止めの靴下がとっても役に立つんですね。

愛犬に犬用靴・靴下を履かせるメリット・デメリット

出典:https://www.flickr.com/

メリット

・犬が外で危ない場所を歩く時、肉球を保護
・冬場の防寒対策・夏場のアスファルトなどの防熱対策
・足が傷ついている犬の傷口にバイ菌が入るのを防ぐ
・室内でのフローリングを歩く際の滑り止め

デメリット

・靴や靴下を履くのを嫌がってしまう子が多い
・ストレスが溜まってしまう可能性もある

出典:http://www.retriever.org/index.html

犬用の靴は、通気性に優れたメッシュになっているものも多くて、出来るだけ履いている時に犬が嫌がらないような設計をされています。また、靴も靴下も洗うことが出来ますので、常に清潔さを保つ事が出来るのです。

インターネットで購入の際は、ペットショップなどで購入する時と違って、試しに履いてみたり、ショップスタッフさんのアドバイスを受ける事が出来ません。ネット購入の際に考えてもらいたいのはサイズ選びです。

サイズが合っておらずぶかぶかだったり、逆にキツキツで足を締め付けてしまうと、犬にとっては大きなストレスになって履くのをとても嫌がります。

実は、動物にとって4本の足に何か問題があれば、それは生きていく上で重大な問題ですから、足を触られたり、こうしたグッズを身につけるのを嫌がってしまう場合は多いです。

基本的には、ある日突然こうした靴や靴下を履かせようとしても、嫌がる犬の方が多いと思います。ですので、子犬の頃から靴や靴下を履かせてみて慣れさせておくのが一番良いでしょう。

まとめ:購入前に、靴や靴下を履く犬の気持ちを考えて

個人的には、愛犬に靴や靴下を履かせる事はとてもメリットが大きいと思います。また、今では大手スポーツメーカーや海外ブランドなども参入してきているので、とてもファッション性に優れたオシャレな靴・靴下も販売されています。

ただ、見た目も重要ですがまずは『靴や靴下を履く犬の気持ちを考えて』欲しいと思います。どうしても嫌がってしまうのであれば、無理に靴や靴下を強制するのはストレスになってしまいます。飼い主さんのエゴを押しつけることだけはやめて欲しいと思うのです。

まず飼い主さんには、飼っている愛犬にとって靴や靴下が必要な環境なのかどうか?それを考えて頂いて、その犬にぴったりの素敵な靴や靴下を選んで頂ければと思います。

私はどちらかと言うと、「動物は自然のままに」派ですので、飼っている犬に靴や靴下を無理に履かせる必要はないと思っていますが、病気や怪我の予防や健康面のサポートを考えると、いざという時のために子犬の時から靴や靴下を履かせて適度に慣れさせておくのも良い選択肢だなあと思います。