そもそもおやつは必要?
おやつとごはんの差って何でしょうか?
私が考える定義は、おやつは嗜好性が高いものという位置づけです。
ですから、必要かそうでないかと言われたら、必要ないと答えます。
しかし、しつけのご褒美として、また気分転換として、少量与えることは犬との楽しい時間を過ごす上でも大切ですよね。
与えるなら、安全で健康的なものでなければならないと考えます。
では、おやつにはどのようなタイプがあるのでしょうか?
おやつの種類、タイプ
■ビスケット、クッキータイプ
保存がきいて、見た目にもかわいらしいビスケット、クッキータイプは、大きさや硬さも様々で、愛犬の年齢や大きさを問いません。
比較的安価なものも多いですし、喜ぶ犬は多いですよね。
このタイプを選ぶときは、アレルギーの有無はもちろんですが、なるべく小麦粉を使っていないものが安心といえます。
もちろん、酸化防止などの薬品類や発色剤などの入っていないものを選びましょう。
■ジャーキータイプ
少し値段は張りますが、新鮮な肉、魚のみを使用して作られたジャーキーは、嗜好性抜群で愛犬が喜ぶおやつ筆頭ではないでしょうか。
選ぶ際には、原材料に人工甘味料や発色剤などの使用されていないものを選びましょう。
また、自分で作ることもできますので、ぜひ挑戦してみてください。
■フリーズドライ
フリーズドライは、マイナス20℃で水分を抜き、乾燥させる方法。
この方法だと、保存がきく上に、栄養素や味の変化が少ない利点があります。
歯ごたえも軽くなるため、年齢に関係なく与えることが出来ます。
フレッシュな状態ではなかなか食べにくい素材も、こうすることで食に取り入れることもでき、崩していつもの食餌のトッピングにしても良いですね。
■ガム、機能性おやつ
噛むことは、歯や歯茎の健康を保つとともに、犬にとってはストレス解消になります。
ただし、年齢や歯の状態を見極めて、それぞれにあったものを与える必要がありますね。
また、ものによってはうんちの状態が悪くなったりおなかを壊してしまう場合もありますので、自然の食材のみで作られた安心なものを紹介します。
まとめ
少しだけ…と思っても、愛犬の喜ぶ顔を見ると、ついついあげ続けたくなるもの。
ですが、どんなに良い素材のおやつであっても、嗜好性が高い以上、主食よりも好きになってしまっては、いつもの食餌をしなくなるといったことにもつながります。
また、肥満につながる場合もありますね。
とっておきの時間のために、メリハリをつけた与え方をしましょう。