殺処分直前に保護された猫「ミア」
アメリカ、ミズーリ州。ケイシー・ボッグスさんという女性が殺処分率の高いシェルターで出会ったのは、オレンジ色の小さな子猫でした。
ふと、何気なく子猫にふと目をやったボッグスさん。すると、子猫は「連れて帰ってくれるまで絶対に放さない!」とばかりに側を離れようとしませんでした。そのとき、
「これは運命だ」
直感がそう告げたそうです。
総勢4匹の大家族へ仲間入り!
■新しい家族は元保護犬たち
新しい飼い主さんに連れられていった先に待っていたのは、なんと4匹の犬たち!
みんなボッグスさんに引き取られた保護動物たちで、仲良く暮らしています。猫は1匹もいませんでしたが、みんな心根の優しい子たちばかりなのか、ミアと名付けられた子猫はすんなりと溶け込むことができました♪
■犬に囲まれ犬らしく成長
好奇心旺盛に育ったミアは、犬たちに囲まれながら育ったせいか、自分のことを犬だと思っている一面も(笑)
猫と言えば大半の時間を家でまったりしているイメージですが、ミアはまったくの逆でドライブや(リュックで背負ってもらいながらの)ハイキング、木登りなどが大好きな超アウトドア派なのだとか♪
みんなが外で遊びに行く用意をしているとき、ミアがスタンバイするのはリュックの中。
「私を連れていくの、忘れないでね!」の合図なのだそうです(笑)
大家族に加わった新たな仲間たち
最近になってこの大家族にまた新たな仲間が加わりました。新しい家族は犬でも猫でもなく、なんと「アヒル」!
一般的に猫は鳥も捕食しますが、ミアはやっぱりちょっと変わった猫らしく、アヒルたちとも仲良しです♪
大家族一の心配屋さん
家族の誰かの具合が悪いと1番に心配してくれるのはミア。飼い主さんが妊娠中つわりに苦しんでいたとき、心配した面持ちで毎回お風呂場まで付き添い、ベッドに戻ったときにはいつも顔の側に寄り添って安心させてくれたそうです。
庭や公園で遊ぶとき、家のカウチやベッドでくつろぐときでも家族はみんな一緒♪ いつもミアがしっかりとリードしてくれるから、みんなまとまっていられるのかもしれないですね。