ペットがいる飼い主への影響。犬への愛情がヒトの健康を左右する!

ペットがいる飼い主への影響。犬への愛情がヒトの健康を左右する!

ここ最近の日本は、猫ブームと言われ、猫派の人が増えているようです。もちろん単純に猫が好きという人も多いですが、「犬も猫もどちらも好きだけど、犬は散歩しないといけないから・・・」という人も多いのではないでしょうか。ちょっと待ってください。その散歩、実は私たちに大きなメリットになってるんですよ。


猫を飼うことでは得られない犬を飼うことのメリット

猫の飼育頭数が犬を上回りそうですが。。。

2015年のペット飼育頭数は、犬が991万頭。猫の飼育頭数は987万頭と、わずかに犬の方が多いですが、その差は急激に縮まってきており、今年にもその数が逆転するのではないかと言われています。

犬も猫もかわいいですが、犬を飼うことで、猫の飼い主が得ることのできないメリットを得ることができるんです。そのメリットは、犬を飼ったら必要な「散歩」が与えてくれるんです。

犬の散歩は飼い主のためにも重要

犬の散歩、単に犬のためだけで、少し面倒なものだと思ってはないでしょうか? 確かに忙しい日常の時間を削って散歩することは大変です。愛犬への深い愛情がないとなかなかできません。

しかしその犬への愛情が、あなたの身体を健康に保ち、地域社会とのつながりを強くしてくれるという研究が発表されたんですよ。

フロリダ大学の調査とその結果

健康と犬の飼育に関する調査結果を分析

アメリカのフロリダ大学で行われた調査で、犬の散歩のメリットが示されました。

フロリダ大学の研究チームはアメリカで2012年に行われた「健康と退職に関する調査」のデータの分析を行いました。その調査には、「犬とのかかわりあい」「身体的な活動」「病院の受診頻度」「健康状態」などの項目が含まれていました。

犬を大切に飼うことのメリット

その調査の結果わかったことは以下の通りです。
・犬との精神的な繋がりが強いほど、散歩の頻度が高く、一回当たりの散歩時間が長い
・散歩時間が長いと身体的活動も増える
・犬の散歩が地域社会との繋がりを増やしてくれる
・犬を家族の一員のように飼っている人は、肥満傾向が低く、病院への受診頻度の少ない

犬を飼いやすい環境で地域住民の健康と交流を

要は犬に愛情をもって接していると、自然と散歩の回数や時間が増え、それが自分の健康や地域の人たちとの交流にプラスに働くという結果です。

この研究の著者であるジョンソン博士は「犬の散歩道やドッグランなどの設備を地域の中で増やすなどペットフレンドリーな社会を作ることで、地域住民の健康増進に役立つだろう」と語っています。

セラピードッグの活躍

セラピードッグが高齢者の活動性や認知症リスクを改善

犬を飼うことのメリットはこれだけにとどまりません。最近では、老人ホームなどを訪問する「セラピードッグ」という職業犬も増えてきています。これは、犬の癒し効果によって高齢者が元気に活動するようなモチベーションになったり、犬と接することで認知症の改善につながるというものです。犬が全身を使って表現する“無償の愛情”が認知症高齢者の心に訴えかけ、結果として本人のADL(=日常生活動作)の向上につながると考えられています。

セラピーアニマル導入で1350億円の医療費を削減可能

北海学園大学の研究によりますと、セラピーキャットを含めたアニマルセラピーにより、総医療費を約1350億円も削減できるという計算です。アニマルセラピーには19万頭以上の動物が必要になると言われています。2014年には犬猫合わせた殺処分や約10万頭。もちろんその中には性格的にセラピーアニマルになることができない子たちもいますが、うまくこういった制度を作ることができれば、医療費の削減と動物たちの保護、そして老後の精神的・肉体的・社会的健全性につながる可能性が高いのです。

高齢化社会だからこそ犬を大切に飼おう

2008年をピークに犬の数は減ってきています。ブームなどと言われる増え方はよくないですが、高齢化社会だからこそ、犬との生活が大切になるのかもしれません。犬と人類が築いてきた数千年の絆は偉大です。犬を大切に飼うことが、自分の生活を大切にすることにつながるんですね。

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