上部の筒の中のフードを食べるには、筒をうまいタイミングで回転させ、さらに落ちたフードを手で取り出す必要があります。
■TRIXIE Brain Mover
更に難易度が高いタイプもあります。
4つの仕掛けがありますが、一筋縄ではいきません。
パズルフィーダーを手作りしよう
パズルフィーダー、ちょっと試してみたくなりませんか?
買ってみるのもいいけど、身近な材料を使って、簡単に作ることもできます。
手作りする際には、使用する材料はしっかり洗って清潔な状態にして下さいね。
■ペットボトルを使用したパズルフィーダー
よく洗ったペットボトルの側面に、カッターでドライフードが通るくらいの小さめの穴をいくつか開けるだけです。
ドライフードを中に入れて、猫が上手く取り出せるかどうか試してみましょう。
猫が切り口で怪我をしないよう、穴を大きくし過ぎない様に気をつけてくださいね。
■卵型のパズルフィーダー
中にオモチャが入った卵型のチョコレートのお菓子で、チョコエッグってありますよね。
あのプラスチックの卵を使えば、いろんな方向に転がる、楽しいパズルフィーダーができます。
清潔にしたプラスチックの卵の、上の方と下の方、2か所にカッターで穴を開ければ出来上がりです。
掘り出しタイプのパズルフィーダー
猫がフードを取り出すタイプは、箱に穴を開けて、容器を差し込んで作りましょう。
容器は、難易度を変えたいくつかの深さを作ってみてください。
写真ではカットしたペットボトルを使用していますが、容器であればそれ以外でももちろん大丈夫です。
紙コップを使ったり、いくつかのサイズの湯呑みや小鉢を入れられる土台を作ってもいいですよね。
容器ごと取り出してしまうことが無いように、セロハンテープなどで土台に固定しましょう。
ペットボトルを使用する場合は、切り口で猫が怪我をしないように、切り口をセロハンテープで巻くなどのガードをしたほうが安全ですね。
タッパーを使用して作るパズルフィーダー
タッパーの蓋にいくつかの穴を開ければ、それだけでもパズルフィーダーになります。
オモチャとドライフードを一緒に入れてあげると楽しく遊びながら食べられますね。
作るのは簡単ですが、猫が中のフードを取り出す難易度は結構高そうです。
この作者は、その後、タッパーの四隅のうちの一箇所にも追加の穴を開けています。
そうすることによって、猫が中のものを取り出しやすくなりました。
あまり難しすぎると、ストレス解消どころか、却ってストレスになってしまう恐れもありますね。
パズルフィーダーで愛猫をもっと幸せに
猫が興味を持つおもちゃは、「壊れやすいもの」であるという実験結果があります。
おもちゃで遊ぶのは、猫にとっては狩猟の疑似体験ということですよね。
パズルフィーダーも、おもちゃで遊びながら食料が得られるという点で狩猟の疑似体験ともいえると思います。
ものによっては、部屋が散らかったり仕組みが複雑で、人間は掃除や洗い物が大変になってしまいますが、愛する猫が満足で、なおかつ健康なら人も幸せに違いありません。
ストレス解消や運動不足の対策に、お留守番の時間にパズルフィーダーにおやつやフードを置いておいてあげてもよさそうですよね。