愛犬のフード選び方!おやつには要注意

愛犬のフード選び方!おやつには要注意

人間同様、犬にとっても食事は体の基本となり健康的な生活には欠かせないキーワードです。最近のドッグフードは種類も多く、選ぶのにも一苦労してしまいますよね。フードの選び方や、手作りのポイント、そして見落としがちなおやつのデメリットや与え方もご紹介します。


ドッグフードの選び方

ドッグフードにも様々な種類があり、愛犬の健康状態や年齢によって選び方が変わってきます。中には自分で試食をする飼い主さんも居るほど、その味も様々です。基本的な選び方をご紹介しますので、愛犬の食いつき具合などを見てお気に入りを見つけてあげましょう。

歯の健康も考えて基本はドライフード

缶詰などのウェットフードは水分が多いため、どうしても歯についてしまいます。そのため歯垢となり、口臭もひどくしてしまいます。健康な歯を維持するためにも、カリカリのドライフードを選ぶ事が基本です。

缶詰は年齢や体調によって与える

例えばお腹を下して絶食させた後などは胃の負担を軽減させるため、缶詰を与えるようにしましょう。また、子犬にも与える際も最初は缶詰で3か月頃から徐々にドライフードに切り替えていく方法が一般的です。

ダイエットには療法食を

体重管理にもダイエット向けのドッグフードはおすすめです。すでに太ってしまった愛犬には、動物病院などにも置いてある療法食を選びましょう。この際、量は目分量にしない事!ただし、療法食にアレルギー反応を起こす場合もあります。愛犬の皮膚の状態など様子を見ながら選んでいきましょう。

おすすめドッグフードの紹介

実際にドッグフードを購入しに行くと、本当に種類が多く迷ってしまいます。こちらではメーカーやタイプなど実際におすすめをご紹介していきます。

今や王道!サイエンスダイエット

 

ヒルズというメーカーが出している「サイエンスダイエット」シリーズですが、総合栄養食として体重管理もしやすくおすすめしている獣医さんも多いですね。ホームセンターなどに置いてあることも多く、入手のしやすさも魅力です。年齢や犬の大きさによってどれを選ぶかが変わってきますので、表示されている内容を見て購入を。また、大きな粒タイプでは小型犬には食べづらいので小粒を選んであげると良いでしょう。

無添加にこだわる!カナガン

 

皮膚が荒れたり、目ヤニが出やすいタイプの犬は特にエサ選びは重要です。カナガンは100%無添加で、アレルギー反応の原因となりやすい穀物不使用のドライフードです。他の無添加・穀物不使用のフードと比べてお手頃値段なことも魅力的ですね。

ドッグフードの購入にはネット通販がおすすめ

ドッグフードは重さもあり、買いに行くのが一苦労ですよね。そんな時、ネット通販は非常におススメです。おススメの理由はそれだけではなく、その価格が安いこともあります。特に今まで療法食などを病院から購入していた方はその差額に驚くかもしれません。また、お徳用サイズもありますが、夏場などには最後の方は味も落ちて食いつきも悪くなるのでなるべく小さい袋を購入すると最後まで安心に与えられます。

手作りする際の注意点

すでに手作りで愛情たっぷりのご飯をあげている方、いずれは手作りに切り替えたいという愛犬家の方も多いのではないでしょうか?でもなかなか時間もないし、材料や作り方のNGは?など不安もあるでしょう。ここでは手作りフードの大きなポイントをご紹介します。

肉の量は全体の4分の1、残りは野菜

与える量の目安は、犬の頭ひとつ分になります。そう考えると小型犬などであれば余った野菜や肉で出来てしまうかもしれませんね。野菜はキャベツやレタス、ニンジン、なすなどが与えやすいでしょう。食いつきの良い物はその子の好物ですよ。
肉は鶏のササミがおススメですが、他の部位を与える場合にも脂身は必ず取り除きましょう。また、魚では青魚は栄養価が高く、白身魚は消化に良いとされています。

そういった食材を食べやすい大きさにしたら、水煮でコトコト煮ていきましょう。基本はこれだけですよ。

NG食材を知るために本を一冊用意する

手作りごはんに切り替える前に、犬用のレシピ本などを一冊手元に用意しておくと良いでしょう。犬に与えてはいけない食材は意外と多く、胃腸が弱い子などは消化の良し悪しも気になるところです。そういった事が一目で分かるようにするためにも、特に初心者さんには必須かもしれません。

愛犬の様子をよく見る事

手作りご飯を与える際には、ドッグフード以上に愛犬の皮膚や便のにおいなど、健康状態を注意深く見ることも重要です。やはりアレルギー反応が出てしまう可能性もありますし、栄養バランスが偏りがちになってしまう事も。体重管理とともに「何をあげたらこうなった」という記録をノートなどに付けておくと良いでしょう。そういった記録は何かあった際に獣医さんに見せる事も出来ます。

愛犬におやつは与えすぎに注意!選び方のポイント

愛犬が喜ぶから、としつけ等にもおやつを与えてる方も多いですよね。確かに愛犬が喜ぶ姿は飼い主にとって何よりもうれしい事です。しかし、おやつはその与え方に注意をしないとアッという間に肥満になったりわがままになってしまいます。愛犬も喜ぶおやつを上手に与えていきましょう!

本来は不要なもの、適切な量を守ること

犬に必要な栄養素はドッグフードに含まれており、おやつという物は本来犬には不要です。そのため「あげない事が一番」とする獣医さんがほとんどです。それでもしつけ等にどうしてもあげる際は、必ず適切な量を守りましょう。小さなクッキーも、犬にとってはハンバーガー並みです。本当にあっという間に肥満になり、肥満は様々な病気や熱中症の原因ともなってしまいます。

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