2016年08月29日

愛犬の年齢や体調に合わせたおすすめドッグフードと選ぶポイントまとめ

食べ物は体をつくるもと。犬にとっても生きていく上で必要なエネルギーであり、一日の中で楽しみの時間でもあります。。私たち人間と同じように、愛犬への食生活も年齢や体調によって変えていく必要がありますが、何を基準に選んでよいのか迷ってしまいそう。そこで今回は年齢と体調に合わせておすすめできるドッグフードをご紹介します。


子犬におすすめのドッグフード!

歯が生え変わったり、新しいお家へ引っ越したり、身体・環境共に変化のある、そんな時期であるかもしれませんね。子犬の時期に適したドッグフードの選び方と特徴をご紹介しましょう。

選び方のポイント

子犬の頃は食事にも何かと気を遣うもの。かわいい家族が増えてワクワクする時期でもありますが、どんな食事を与えてあげればよいか迷ってしまう飼い主さんも多いでしょう。子犬にあった食事を選ぶポイントは3つ。「栄養価」「抗酸化成分」「消化吸収」です。
子犬の頃は成犬と比較して約2倍の栄養素が必須だとされています。高栄養の食事をしっかりとってスクスクと成長して欲しいですよね。

また、子犬は病気や細菌に対する免疫力が低いです。免疫力UPのために抗酸化成分が多く含まれているものが好ましいでです。そして、胃の形成や消化作用が不十分な子犬の時期は、ドッグフードも噛みやすく消化のよいものが理想的。不必要な歯への負担も避けることができます。

ドッグフードのブランドもさまざまです。パッケージにはどんな材料が使われているのかが記載されています。鶏なのか、魚なのか、野菜はどんなものが入っているのかなど目安にしながら、愛犬の好みに合わせて選んでいきましょう。

おすすめブランド

ナチュラルハーベストから出ている「MY LITTLE DARLING」は麦などの穀物を一切使用していないドッグフード。アレルギー反応が出やすい穀物を完全カットし、その分栄養価を強化したおススメ商品です。
名前のごとく、「早く大きくなってね」という思いが込められた自然派ドッグフード。超小粒タイプでターキー肉、レバー、ハート、えんどう豆、ポテトなどの良質なたんぱく質源がふんだんに盛り込まれています。免疫力強化、高消化フードです。1袋566gで1,750円と少々お高め。

ニュートロから出ている「Supremo」もおすすめ!15種類もの自然素材を取り入れた栄養価強化型の頼れるドッグフードです。ナチュラルオイル使用、DHA・EPA、野菜や果実の成分も配合されています。健康維持を第一に、子犬が必要とする栄養素をカバーしてくれる頼もしい味方です。
お値段は1㎏で1,400円です。

シニア犬におすすめのドッグフード

まだまだ健康で長生きして欲しい!飼い主さんなら誰でも望むことでしょう。シニア犬の食事について、選び方のポイントとおすすめドッグフードをご紹介します。

選び方のポイント

シニア犬の食事についてのポイントは3つ。「高たんぱく」「低脂肪」「低炭水化物」です。私たち自身が気を付けなければならない項目と大変似ていますね。シニア犬になったら体の内側からしっかりサポート。免疫力の強化や骨を健康に維持するための食事が必要になってきます。
体の外側で老化が最もあらわれるのが「関節」です。体力の衰えと共に運動量も徐々に減ってくるのが主な原因ですが、さらに同じものを食べ続けると肥満の原因にもなりかねません。糖尿病になる可能性を考えると、糖質を抑えたダイエット食が好ましくなってきます。

シニア犬になると、どうしても食事後の基礎代謝が弱くなってしまうので、あとはカロリーを調節してあげて無駄な負担をかけないことが大切です。でも心配する必要はありません!高たんぱく、低脂肪、低炭水科物の良質なドッグフードはたくさん出ていますし、必要な栄養素はしっかりとれるようになっています。

おすすめのドッグフード

サイエンスダイエットから出ている「シニアアドバンスド」は免疫力の維持ができるよう調整されたドッグフード。ビタミンEの配合を一層強化し、骨や筋肉の健康維持に特化した優れた商品です。ブランド的にはペットの栄養学を軸に、犬の年齢や体調、生活環境などを考慮しながら、適切な栄養バランスを導き出してくれている信頼のおけるブランドでもあります。

Holistic RECIPE(ホリスティック・レシピ)の「ライス&チキン」や「減塩生チキン&サーモン」もおすすめです。シニア犬になると、胃の活動も低下しがち。消化の良いチキンミールは胃の負担を軽くしてくれます。
シニア犬になると心配される関節の衰えは、グルコサミンやコンドロイチンでカバー!基礎代謝が低下しているシニア犬に嬉しいカロリー控えめのドッグフードです。減塩タイプなのも嬉しいですね。

こんな時の食事はどうする?下痢・食欲低下

いつも元気に食事をしてくれるのが一番ですよね。でも、愛犬だって体調を崩す時があります。下痢をしている時や食欲がない場合のおすすめフードをご紹介します。

ドライフードをうまく利用

下痢の症状にもよりますが、子犬で長く続くようであればアレルギー反応を起こしている可能性がたかいので、動物病院で検査をしてもらってくださいね。
短期の下痢の場合。例えば、散歩の時に草を食べてしまったとか…こんな時は、自宅にあるドライフードをお湯でふやかしてあげてみましょう。胃の負担を軽くして消化吸収を助けてくれます。何より、下痢で水分が失われてしまっているので、よい多く体内に取り入れることができます。

自宅にミルがある場合は、ドライフードを粉状にしてお湯で薄めるのも〇です。特別に味をつけてあげる必要もないので簡単です。試してみて下さいね。

缶詰フードを利用する

体調の悪い時に利用したいのが缶詰フード。普段食べているお気に入りの缶詰を少しお皿にとって人肌程度に温めてからあげてみましょう。食欲のない時でも、少しずつ回復してくる犬も多いです。
愛犬の食事の様子を見て少し良くなってきたと感じたら、ボリュームをプラスします。ご飯でゆるめのお粥を作って缶詰に混ぜてみましょう。

缶詰の中でもおすすめなのが、ナチュラルバランスのウルトラプレミアム・フォーミュラです。ちょっと贅沢かもしれませんが、人間が食べる食材を使用している完全栄養食です。安全な上に消化がよく、病後の免疫力増加に役立ちます。そのままあげてもよいですが、ふやかしたドライフードに混ぜて少しずつあげてもよいでしょう。たくさんの品目からできるだけ多くの良質食材を使っているので嗜好性が高く、食いつきもよいはずです。

ドッグフードは年齢や体調に合わせて!

子犬の頃は成犬の2倍のエネルギーが必要になってきます。栄養価が高く免疫力を高める食事を心がけましょう。シニア犬は低カロリーをベースに高たんぱく、低脂肪、低炭水化物になるようなダイエット食に。極端にカロリーを下げてしまうと貧血や免疫力低下につながるので気をつけましょう!
体調の悪い時は水分補給をしっかりとした上で、胃に負担をかけないようにすることが大事です。