ハムスターも他の動物と一緒で体のケアが必要なんです。
自分で毛づくろいもしますし、歯も削るし、環境によっては動き回っていれば爪もちょうどいい状態になります。
しかし年をとったり、置かれている環境によっては飼い主のケアが必要になるんです。しっかりケアしてあげる事によって健康状態の把握とハムスターの寿命を延ばす事につながるので無理のない範囲でケアしてあげましょう。
個体によっては人に慣れず触れ合い自体がストレスになってしまう子もいるので、性格を見極めてあげて下さい。
■近くの動物病院をチェック
ハムスターは体が小さいですし動き回るので診察や治療が難しく、どの動物病院でも診てもらえるとは限りません。
近くの動物病院にハムスターを診てもらえるか事前に確認しておく事をオススメします。何かあってからバタバタするより、事前に分かっていた方が飼い主の安心にもつながります。
ハムスターのケアの仕方
■ブラッシング
ブラッシングは頻繁に行わなくても大丈夫です。基本的には自分で毛づくろいをするのですが、汚れがついてしまっていたり、年をとtってうまく毛づくろいが出来ない場合は飼い主がブラッシングをしてあげて下さい。
程よいブラッシングはマッサージにもなりますし、皮膚の状態のチェックも出来ます。
ブラシは専用のブラシでもいいですし、柔らかい歯ブラシを代用するのもいいと思います。
■体を拭く
ブラシで落とせない汚れが付いている場合は専用のシートか温かく濡らしたタオルで拭いてあげましょう。
お風呂に入れる事はハムスターの体力を奪ってしまうので絶対にやめましょう。
■爪切り
飼育されている環境によっては爪が削れずに伸びきってしまう事があります。
伸びているかの目安は爪の先が内側に向かって丸く伸びているかです。よく確認してみて下さい。
爪が伸びきってしまっていると、網やまわし車などでケガをする可能性があります。
体が大きい個体やおとなしい子は爪が切りやすいかもしれませんが、なかなか懐かない個体やドワーフハムスターの場合は動物病院に相談しましょう。
■ほお袋のお手入れ
ハムスターはほおぶくろに食べ物を詰め込む習性がありますよね。しかし、丸1日ほおぶくろが膨らんでいる場合はうまくエサを取り出せなくなっている可能性があります。
放っておいてしまうとふくろの中のエサが腐ってしまうので口を開いて押し出してあげましょう。
この場合もハムスターの性格によっては飼い主がケア出来ない場合があると思います。動物病院に相談してみて下さい。
まとめ
小さくて寿命もあまり長くないハムスターですが、だからこそ短い期間を健康に楽しく過ごしてもらいたいですよね。
器用に手を使って食べる姿や、ランナーボールに入って自由に動き回るそんな可愛い姿をいつまでもみたい、長く一緒に過ごしたい!
初心者向け・手がかからないと言われていて飼いやすい動物ですではありますが、飼い主次第では早死にさせてしまうか、ハムスターの寿命なりに健康に長生きさせてあげられるか明暗が分かれます。
小さい命だからこそ大切にお世話をしてあげたいですね。