2016年10月02日

いろいろわかるから、愛犬にブラッシングしよう!

愛犬への毎日のブラッシングは、スキンシップや抜け毛対策だけでなく、皮膚等の異常を見付けるためにも大切です。 使う道具や、あったらいいもの、注意すべき点をまとめました。


ブラッシングはなぜやるの?

ブラッシングを行う主な理由は毛並みを整え、抜け毛を除去するのが主な目的です。
もし、長期間ほったらかしにしていまうと、ボサボサで毛玉だらけになってしまいます。みっともないですよね。
それだけではありません。そのような犬は、皮膚が不衛生になりがちで、皮膚病やノミ、ダニの温床になってしまうかもしれません。怖いですね・・・
そうならない為にも、愛情をもってブラッシングしましょう!

ブラッシングに使う道具たち

代表的な道具を紹介します。

ピンブラシ

見た目は普通のブラシです。長毛種に向いてます。
毛先が丸くなっていて、毛並みを整える、抜け毛をとる、フケや垢の除去、マッサージ効果があります。

コーム(櫛)

櫛です。主に、毛玉をほぐすのに使います。カットが必要な犬種では、毛足を揃えるのにもつかいます。
私は、床屋さんで貰ったプラスチックの物で代用してます。ごめんよ・・・

スリッカーブラシ

簡単に説明すると、柄のついた板に曲がった針金が付いた物です。ソフトとハードがあります。
柴犬に代表される二枚毛(ダブルコート)の抜け毛処理に使われます。
針金ですので、力を入れすぎると痛いです。要注意。

獣毛ブラシ

主に毛並みを整え、艶を出すのに使います。
軽いブラッシングならこれで十分という方もいます。
ただ、獣毛のせいなのか、うちの柴はよく噛みます・・・

ラバーブラシ

ゴム製のブラシです。頭皮をマサージするやつに似てます。
フレンチブルドッグ等の短毛種に向いてます。
もちろん、マッサージにもうってつけです。

ファーミネーター

ホッチキスのように、ほぼ一般名詞化してますが商品名です。
換毛期のダブルコート犬種に使います。
少々お高いですが、効果抜群です。毛を刈られたアルパカみたいになります。

ブラッシングしてみよう

あまり難しく考えなくて大丈夫です。
ブラッシング道具を、毛に流れに逆らわないようにして使うだけです。
スリッカーブラシやファーミネーターは、力をかけ過ぎると痛みや怪我をさせてしまうので、そこだけは注意してください。

こんな時は注意しよう。もしかしたら病気かも

異常な抜け毛

ごっそりと体毛が抜けてしまう。
換毛期ならありがちですが、もしかしたらストレスや病気の可能性も考えられます。

ブラッシングを嫌がる

皮膚に怪我や炎症があるのかもしれません。
単にブラッシングが下手な可能性もありますが。

耳が汚れている

犬は耳垢がたまりやすいです。ひどく汚い、異臭がするなどの場合は病気を疑って下さい。

何だか臭い・・・

愛犬のお手入れを怠っていないのでしたら、病気の可能性もあります。
校門の臭腺も忘れすに綺麗にしてあげてくださいね。

心配になったら、動物病院で診てもらいましょう。
なんでもなければそれに越したことはないですから。
ついでに、プロに綺麗にしてもらうのもいいかもしれませんね。

ブラッシングは愛犬とのコミュニケーション

毎日のブラッシングは、愛犬との大切なコミュニケーション時間です。
毛艶はどうか?目ヤニは?態度は?
愛犬の発するシグナルを読み取るのに、これほど適したタイミングは中々ないです。
愛犬は気持ちよくなり、飼い主は愛犬を間近に感じられる。そんな素敵な時間にしたいですね。