2017年11月06日

≪ペット保険≫加入するべき?

ペットが病気やケガになったら・・・万一のために保険は加入するべき? ペットの医療費や実際にかかる費用が一体どれぐらいかかるのかなんて、健康な時には想像もつかないでしょう。 よく発症するペットの病気の費用の一例と、保険の種類をわかりやすくご紹介します!!


ペットの医療費、どれぐらいかかるの?

人と同じように、ペットも体調が悪い時やケガをした時は動物病院へ連れて行くでしょう。
ペットと人と違うところは、人の場合は健康保険がありますので医療費は原則3割負担ですが動物は100%自費という点です。
また、よく発症する病気で代表的なのは嘔吐や下痢などの消化不良です。
病気以外の場合ですと、誤って食べ物以外の物を飲み込んでしまう誤飲です。
これらの症状で動物病院で治療を受けた場合、実際にどれぐらいの医療費がかかるのかご案内します。

消化不良による不調・・・胃腸炎

季節の変わり目や、幼少期や高齢期に多くみられます。
主に嘔吐や血便や下痢をする症状で、動物病院へすぐ診てもらわないといけない病気の1つです。
誤飲が原因ではない場合、吐き気止めや抗生物質の注射・胃腸の調子を整える飲み薬の処置が施されます。
病院にもよりますがこれらの処置の場合ですと、5,000円前後の費用となります。
更に一度の診察で症状が治まらない場合は更に数日通院が必要となりますので、費用はより高額になります。

誤って食べ物以外の物を飲み込む・・・誤飲

飼い主が目を離したすきに、ペットが乾電池やヘアピン・薬などを飲みこむ事故があります。
飲みこんだ物が胃や腸に詰まったり内臓を傷つける恐れがありますので、病院での処置が必要になります。
処置内容にもよりますが飲みこんですぐの場合だと、点滴や注射などで嘔吐を促して体外に排出させる処置を行います。
排出が厳しい場合は、内視鏡や開腹手術の処置になります。
点滴や注射の処置の場合ですと、入院はありませんがその場合でも費用は7,000円~1万円ほどかかります。
内視鏡や開腹手術になりますと、全身麻酔が必須で入院も必要になるため10万円以上の費用になります。

万一の備えとしてペット保険は必要?

ちょっとお腹の調子が悪くなっただけでも、少なくとも治療費は5,000円前後かかります。
仮に手術・長期間の治療が必要な病気やケガだった場合・・・20万円を超えるといった高額になるケースもあります。
そのため人が医療保険などで万一の備えをしているように、ペットにも万一の備えは必要と言えるでしょう。

ペット保険の種類

最近はペット保険といっても、その種類はたくさん存在します。
人の医療保険と同じように、補償内容や掛け金は様々です。
中には、オプションで人や他のペットをケガさせたりした際の補償やペットの葬儀費用の補償を追加できるものもあります。
具体的にどのような保険があるのか、ご紹介します。

高額な治療のみ保障する保険

「毎月の掛け金を極力抑えたい・・・でも、万一の手術や入院には備えたい。」と考える人も少なくはないでしょう。
ペット保険が日本で導入されたばかりの時には無かった、”手術・入院のみ補償する保険”が最近は複数あります。
例えばアイペット損保の”うちの子Light”の場合ですと、現状は犬・猫対象の保険になりますが毎月の掛け金が猫780円~・犬980円~でとてもリーズナブルです。
補償内容は、手術の費用は90%・手術を含む連続した入院もも10日間まで補償されます。
これぞ、”万一の高額な医療が必要な時に備える、保険”と言えます。
メリットは、毎月の掛け金がとてもリーズナブルな点です。
デメリットは、手術や入院以外の治療が全額自費になる点です。

アイペット損保の保険「うちの子Light」

補償内容が充実した保険

「治療費を気にせずに治療を受けたい。」と考える人には、人の”健康保険”と”医療保険”が合体した保険があります。
補償内容は保険のプランによっても異なり上限額など設定されていますが、通院時の治療費や手術・入院時の費用が半額補償や70%補償されます。
そのためアレルギー性皮膚炎などの持病がある場合は毎月通院が必要になりますが、都度保険の補償で医療費を抑える事が可能になります。
メリットは医療費全般補償されるので、安心が出来る点です。
デメリットは、毎月の掛け金が数千円になる点と年齢と共に掛け金が上がっていく点です。

ペット保険の選び方

ペット保険の加入はしたいと思っても、どの保険が適しているのかわからない人も少なくはないでしょう。
実際に毎月保険の掛け金をいくらまで支払えるのかという事と、保険の補償内容とを照らし合わせて考えないといけません。
でも、各々の保険会社のホームページを見て複数の保険の資料請求をするのは大変。
最近はペット保険の種類が充実してきたこともあり、人の医療保険のように比較サイトが複数誕生しています。
比較サイトではペットの種類や年齢などを入力すると、各保険の掛け金の金額や補償内容が一覧で確認することが可能です。
”自分に合ったペット保険”が容易に見つけることができるので、まずは比較サイトで候補を探すのはいかがでしょうか。

保険市場ペット保険比較サイト

まとめ

ペットは、かけがえのないパートナーです。
人のように言葉が話せないため、早急に体の異変に気づくのはとても困難です。
異変に気付いてからの治療になるため、治療も一度で終わらないことも多々あります。
ペット保険に加入していると、そんな万一の時にも金銭面を気にせずに動物病院で治療が出来ます。
”安心”を買っていると考えると、ペット保険の費用も決して無駄ではありません。
無理が生じない範囲でペット保険の加入を一度検討してみては、いかがでしょうか。