犬の毛玉を上手にほぐしていつでもふわふわスタイルに。自宅でもできるケアの仕方

犬の毛玉を上手にほぐしていつでもふわふわスタイルに。自宅でもできるケアの仕方

トイプードルやマルチーズを飼っていて、シングルコート(夏冬の抜け毛がほとんどない毛質)だから毛の手入れが簡単だと聞いていたのに、毛が絡まって毛玉ができて大変!と感じている人も少なくありません。 ふわふわの毛を保つための自宅ケアの方法をお伝えします。


愛犬に毛玉ができる原因は?

毛の絡まりによって毛同士がひっつくことで毛玉が完成します。
柔らかい毛質でこすれる部分は特に毛が絡まりやすく、耳の後ろや足の付け根部分、お尻周りやしっぽなどは要注意です。また、飾りで付けたリボンのゴムや着せている洋服によっても「こすれ」は発生します。

生活面では、毛に汗や汚れがついたまま放置したり、日々のブラッシング不足、シャンプー後の乾かし不足などが毛玉を作るきっかけにもなります。

毛玉を放っておくと大変なことになる!?

引っ張られる痛み

毛玉ができると毛が根元から引っ張られてしまい、皮膚に痛みが発生します。そのまま毛が伸びていくことで、最悪の場合は、皮膚が裂けてしまうこともあるので、要注意です。
毛玉ができる位置によっては、皮膚が引っ張られて犬が歩き辛くなったり、歩くたびに痛みが発生していることがあります。
犬は痛くても話すことができないので、飼い主さんがこまめにチェックしてあげましょう。

皮膚炎の原因にも

毛玉にたまった汚れで皮膚炎やアレルギー症状が出る場合があります。
特に、毛玉ができたままの状態でシャンプーをすると、その中にすすぎ残しが原因でシャンプーカスなどがたまります。
毛玉ができると通気性も悪くなって皮膚が蒸れ、細菌の温床になってしまうこともあります。

愛犬に毛玉ができてしまったら

トリマーさんにお願いする

あまりに毛玉がひどく自宅ではどうにもならないような時は、ドッグサロンなどでトリミングをお願いしましょう。それ以上状態を悪くさせないためにも、短くバリカンでカットしてしまうこともありますが、犬への負担も大きく、毛質がその後変わってしまう可能性もあるので、極力避けたいところです。

日常生活でできる通常の毛玉くらいであれば、トリマーさんがほぐしてカットしてくれます。ただし、毛玉をほぐすことは時間もかかるので、トリミングが嫌いな犬には少し苦痛の時間になるかもしれません。

自宅でケアする方法

<自宅ケアで用意するもの>
・スリッカーブラシ
・コーム
・ハサミ
(必要に応じてピンブラシや犬用リンス、毛玉取り用ローションなど)

毛玉を発見したら、できるだけ早いうちに毛玉をほぐしてあげましょう。
毛玉をほぐす際には、スリッカーブラシを使用します。コームがスリッカーブラシの代わりになると勘違いしている人もたくさんいます。
コームはブラッシングの後に毛玉残りがないかをチェックしたり、毛並みを整えるために使い、ブラッシングの際には、スリッカーブラシを使用します。

毛をぐいぐい引っ張ると、犬は皮膚が引っ張られて痛みを感じてしまいます。できるだけ皮膚を引っ張ることがないように、毛玉と皮膚の間を指で押さえて毛玉の先から少しずつほぐしていきましょう。毛玉がほぐれたらコームで根元からとかしておきます。
力はあまり入れすぎないように注意してほぐしてください。

少し大きくなってしまった頑固な毛玉には、同じように毛玉と皮膚の間を指で押さえてから、毛玉の部分のみにハサミで切り目を入れます。ハサミを使う時は、犬がケガをしないように注意して行うようにしましょう。
ハサミの先が犬の体の方を向かないように持ち、毛の流れに対して縦に切れ目を入れてからスリッカーブラシでほぐします。

薄めた犬用のリンスを少しつけてもほぐしやすくなります。
毛玉は無理に取ろうとすると皮膚が引っ張られて犬は痛みを感じ嫌がるようになります。一回で全部取ろうとせず、根気よく続けましょう。

毛玉ができないようにするためには

ブラッシングをコミュニケーションの習慣に

毛玉予防には、ブラッシングが大きな力を発揮します。
ブラッシングを嫌がる犬は、大抵が毛玉ができていて引っ張られると痛いという思いを過去にしているからです。痛くなければあまり嫌がることもないので、ブラッシング嫌いな子は毛がからまっていない部分からスタートし、まずは、ブラッシングに慣れてもらいましょう。
犬が不安にならないためにも声掛けをしながら行い、終わったらご褒美をあげると良いでしょう。

一回で全部をしようとするのではなく、場所を変えながら少しずつ日々続けると飼い主さんも犬も負担が少なくてすみます。
また、張り切ってブラッシングしすぎると、伸びてきた毛を抜いてしまうことにもつながるので適度な力で様子をみながら行うことをおすすめします。

シャンプーのあとも要注意

シャンプーしたあと、毛をなるべくしっかり乾かすようにしましょう。一見乾いたように思えても、内側がまだ濡れていることもよくあります。
濡れたまま放置すると毛玉ができやすく、蒸れて皮膚炎になることもあります。また、濡れたままブラシをすると絡まって痛がることがあるので、ブラッシングも毛をしっかり乾かしてからにしましょう。


毛玉取りやブラッシングの最中に皮膚の赤みなど異常を発見した場合は、皮膚炎の可能性もあるので、早めに動物病院を受診することをおすすめします。
毛玉をほぐす作業は、毛玉ができてから放置する時間が長ければ長いほど、飼い主さんにも根気のいる大変な作業になりますし、犬にとってもじっとしておかなければならず、お互いに負担がかかってしまいます。
毛玉ケアは早期発見&早期対処でなるべく負担が少なくなるよう心がけましょう。
飼い主さんと犬との協力で毎日のふわふわスタイルをキープしましょう!

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