2016年11月08日

大型犬は要注意!大型犬のかかりやすい病気はこちら!!

大型犬は番犬として飼う方が多く、番犬としてとてもいい仕事をしてくれます。しかし大型犬は、小型犬よりも寿命の平均が短い傾向があります。もちろん平均寿命よりも長生きする場合もありますが、残念ながら平均寿命を迎える前に天国に旅立ってしまう子もいます。まずは病気の早期発見を!!


大型犬は小型犬よりも、平均寿命が短めです

大型犬は、とてもたくましく見えます。しかし平均寿命は、小型犬より格段に短いのはどうしてなのでしょうか?まずは大型犬の平均寿命を知って、寿命が短めな理由を押さえておきましょう。

大型犬の平均寿命はどれくらい?

大型犬の平均寿命は、犬種によって違いますが平均的には7~10歳くらいと言われています。大型犬の場合は10歳を超えると、基本的には長寿に入ってます。しかしラブラドールなど平均寿命が12歳くらいまでと長い犬種もいます。逆に超大型犬の部類に入るセントバーナードは、平均寿命が6.5歳ととても短命です。

どうして小型犬の方が長生きなの?

小型犬は大型犬に比べて、成犬になるまでに時間がかかりません。成犬になるまでに時間はかかりますが、老化も早く始まります。シニア犬になる基準が、小型犬は10歳から大型犬は7歳から、超大型犬に至っては6歳からとなっています。
大型犬の寿命が短い理由として、内臓機能が体の大きさに対して十分ではないということが挙げられます。心肺機能が弱かったり、胃捻転を起こしやすい傾向があります。このようなリスクが伴うため、細胞の老化が早く、長寿になるのが難しいといわれているのです。

大型犬のかかりやすい病気をチェックしておきましょう!

愛犬に長生きしてもらうためには、まず病気の早期発見が大切です。大型犬のかかりやすい病気をご紹介します。

股関節形成不全症

ラブラドールやゴールデンなどに多く見られる病気です。成犬になるまでに発症しやすく、成犬になるにつれて体重が増えてきて股関節に痛みが出ることが多いのが特徴です。
この病気は先天性の要素が強いため、完全にふさぐことが難しいのも現実としてあります。
原因は、股関節がうまくかみ合わずに骨の一部がへこんでしまっていることです。それによって歩行に痛みと障害が発生します。今まで平気だった運動や階段、起き上がりなどを嫌がるようでしたら一度病院を受診して診てもらいましょう。

拡張型心筋症

ラブラドールやボクサー、ニューファンドランドなどに多い病気です。
4~6歳の成犬で発症しやすい傾向がありますが、子犬でも老犬でも発症する可能性があります。
原因は不明ですが、心臓内の心室が拡張してポンプの働きが弱くなる病気です。心拍数が上がりやすくなり、現在では有効な治療法が在りません。投薬での心臓への負担を軽減させる治療は可能です。
呼吸が早くなり、元気がなく食欲が減退しているといった症状がみられた場合は要注意!放置すると、不整脈や心不全などを引き起こして突然死に繋がります。

胃捻転

ラブラドールやゴールデン、グレートデンなどに多い病気です。胴体部分の幅が広く、胃の位置が変わりやすい犬種がかかりやすいことが特徴です。原因は、食後の急な運動などによる、胃の突然のねじれです。食後数時間内に発症し、腹部が膨らんだり嘔吐を繰り返したりします。また嘔吐したくても胃がねじれてえいるため嘔吐ができず、苦しそうにしていっることもあります。
胃の部分を触られるとこほとても嫌がり、非常に高い死亡率のある恐ろしい病気です。

ラブラドールやゴールデン、グレートデンなどに多い病気です。胴体部分の幅が広く、胃の位置が変わりやすい犬種がかかりやすいことが特徴です。原因は、食後の急な運動などによる、胃の突然のねじれです。食後数時間内に発症し、腹部が膨らんだり嘔吐を繰り返したりします。また嘔吐したくても胃がねじれてえいるため嘔吐ができず、苦しそうにしていっることもあります。
胃の部分を触られるとこほとても嫌がり、非常に高い死亡率のある恐ろしい病気です。

前十字靭帯の断裂

よく食べる、肥満になりやすい中~大型犬によくみられる病気です。普段の生活の中で、ジャンプや立ち上がる時など犬は前足よりも後ろ足に負荷がかかる場面の多い生活をしています。前十字靭帯とは半月板の裏にある、大腿骨と脛骨を結んでいる十字の形をした靭帯です。前十字靭帯が損傷または断裂してしまった場合、損傷している足に負荷がかけられないので損傷した足を地面につけずに歩きます。
慢性的に損傷を繰り返すことも十分あり得るので、まれに数日で普段通りの生活が可能な犬もいますが、様子がおかしい場合は病院でしっかりと治療してもらいましょう。

普段の様子をしっかりと観察しておきましょう!

病気の早期発見の糸口は、愛犬の普段の様子をしっかりと観察しておくことです。長い時間を共に過ごしていると、どこがおかしいといわれてもわからないけれどもなんとなくおかしい気がするという場面に遭遇すると思います。何らかの体の不調が現れる前触れかもしれないので、普段よりもしっかりと観察しておきましょう。
わずかな異変でも察知できたら、早めにかかりつけの病院を受診しましょう。早期発見と早期治療は長寿への第一歩です。普段の食生活や運動面にも気を配り、愛犬を長生きさせてあげましょう。