足を骨折し、路上をさまよっているところをアリゾナの動物保護団体によって発見され、保護されたレミー。残念ながら骨折した足は悪化がひどく、切断することになりました。
ブリアンナさんと彼女のボーイフレンドによって引き取られ、今ではハイキングや旅行も楽しめるほど元気になりました。
■Whiskey(ウイスキー)
元の飼い主がフィラリア感染と攻撃的な性格という理由から安楽死を頼み、動物病院に置いていかれたテリアのミックス犬、ウイスキー。
この動物病院で働いているブリタニーさんによって引き取られ、フィラリアも完治し、今では元気で幸せに暮らしています。
■Clover Belle(クローバーベル)
シェルターで安楽死の時が迫っているクローバーベル…そして1年後、サラさんに引き取られ家族でピクニックに出かけるクローバーベル。
■Pacino(パチーノ)
闘犬でオトリ用のベイトドックとして使用されていたパチーノは、攻撃的な性格から安楽死させてほしい、と動物病院に待ち込まれました。
動物病院で働くブリタニーさんは人懐っこいパチーノを引き取ることにします。
パチーノはいくつかの手術が必要でしたが、その後順調に回復。
1年後、すっかり元気になったパチーノ。コスチューム大好きな、おちゃめな子です。
■Hope(ホープ)
ホープは野生動物保護区で発見され、5日間の捜索ののち、無事に保護されました。
ひどくやせ細り、腰の骨を骨折していました。
今では体重も増え、元気を取り戻し、腰も回復に向かっています。
現在はキャシーさんの元で暮らしており、新しい飼い主さんが見つかるを待っています。
おわりに
保健所や施設に預けられる犬や猫たちは、飼い主からの持ち込みと、保護された野良犬や野良猫ですが、その野良犬や野良猫も元々は飼われていて、捨てられた可能性が高いことからも、私たち人間の無責任さが原因だというのがほとんどです。
しかし、今の日本にはそれを取り締まる法も存在しません。
ペットを飼おうと思ったら、不幸な犬や猫たちを引き取り、里親になるというのも1つの選択肢だということを覚えていて下さい。
そして、それ以前に、彼らの命は私たちにかかっている、ということを忘れてはならないと思います。1人1人のモラル…ペットを飼ったら最後までしっかりと愛情を注ぎ、責任を持つという意識が必要です。