突然がんで余命宣告を受けた愛犬
アメリカ、テキサス州に住むアシュリー・ニエルさんはある日12歳の愛犬、スパンキーががんで余命間近であることを知らされました。
大好きな愛犬と別れなければいけない事実にニエルさんは愕然……。それと同時に、スパンキーとしたある“約束”を思い出したのです。
大好きな雪を見せたい…!
ニエルさんがスパンキーを引き取ったのは、テキサス州から約2000キロほど離れたウィスコンシン州でした。スパンキーは冬には雪の中で遊ぶのが大好きだったそうです。
その後、2人はウィスコンシン州を離れテキサス州へ移ったものの、テキサスは夏がとてつもなく暑く冬は氷点下数度までしか下がらないため、雪が降ることはそれほどありません。そのため、「いつか大好きだった雪をもう一度見せてあげる」とニエルさんはスパンキーに約束していたのです。
真夏のテキサスに“雪”が…!
しかし、スパンキーががんの診断を受けたのはちょうど夏まっさかりのテキサス。雪を降らせるなんて奇跡が起こるはずもありません……。
「約束を叶えてあげたいけどどうすることもできない…」
Facebookでふとそんな苦しい胸のうちをもらしたところ、ニエルさんが予想もしていなかった出来事が…!
なんと近隣に住む方たちがお金を出し合って人工降雪機を借りてくれ、人工ではありますが雪を降らせてくれたのです!
■気になるスパンキーの反応は…
「白くてふわふわしてるけど冷たくない…?」と、少しとまどい気味(笑)ですが、ニエルさんにぎゅっと抱きしめられるスパンキーの表情は幸せそう♪
喜ばせようとしてくれたニエルさんやみんなからのいっぱいの愛情が、きっとスパンキーにも伝わっているのでしょうね♪
最期まで幸せに過ごしてほしいというみんなの想いに、感動で胸がいっぱいになりました!