愛犬のトイレを快適に!ペットシーツの選び方のコツとは?

愛犬のトイレを快適に!ペットシーツの選び方のコツとは?

愛犬がトイレをする場所であるペットシーツは、毎日何枚も使う消耗品です。しかし、一口にペットシーツと言ってもそのサイズや特徴はさまざまなものがありますよね。そのため、愛犬に合ったペットシーツがどんなものなのか、迷っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。そこで今回は、ペットシーツの特徴や選び方についてご紹介します。


ペットシーツのサイズについて

ペットシーツのサイズは大きく分けて、レギュラー、セミワイド、ワイドの3つのタイプがあります。一番小さなレギュラーは子犬から中型犬に人気のサイズですが、胴長のダックスフントなどの場合は、ワイドを選ぶ飼い主さんも多いようです。

特にトイレのしつけができていない子犬のうちは、どこにおしっこをしてしまうかわからいので、ワイドサイズを使ってトイレを広くしておくのがおすすめ。ペットシーツからのはみ出しが起こりにくいので、片付けが楽になりますよ。

また、トイレをする前に愛犬が位置を決めるためにペットシーツの周りをクルクルと回転しますよね。このときにペットシーツの上で愛犬が回れるくらいの大きさにすると、はみ出しを防ぎやすくなります。

ペットシーツは薄型と厚型がある

そしてペットシーツはサイズの他に、薄型と厚型のタイプに分けられています。薄型は1~2回で交換し、厚型はそれよりも多くのおしっこを一度に吸収することが可能です。

しかし、薄型や厚型それぞれのメリットやデメリットがありますので、選ぶ際は飼い主のライフスタイルや愛犬に合わせるのが大切です。
次に、薄型と厚型の2つのペットシーツに向いている環境をご紹介しますので、ペットシーツ選びの参考にしてみてくださいね。

薄型ペットシーツがおすすめの家庭

家に飼い主がいる時間が長い


まず、薄型ペットシーツは頻繁に交換する必要があるため、飼い主が家を留守する時間が少ない家庭がおすすめです。一回のおしっこでも交換する必要があるので、在宅で働いている場合や主婦の人に人気です。

収納スペースが少ない


薄型は一枚いちまいが薄手なので、置き場所が狭くてもたくさんの枚数を収納することが可能です。アパートやマンション住まいの飼い主さんは、ペットシーツの置き場に困ってしまうことがあるため、少ないスペースで多くの枚数を保管できる薄型を使ってみてはいかがでしょうか。

コストを抑えたい

薄型のペットシーツのメリットは、何といってもコストを抑えられる点。厚手とくらべて1枚当たりが安くなるので、頻繁に交換ができる飼い主さんであれば薄型がおすすめです。

メーカーによってペットシーツの値段は異なりますが、一例としては薄型が一枚5円なのに対し、厚型は一枚20円前後と4倍近くもの価格の違いがあります。

デメリットについて

薄型のペットシーツのデメリットは、トイレ交換の手間が多いのが一番に挙げられます。たとえ自宅にいる時間が長い飼い主さんでも、トイレを頻繁に交換するのがストレスだという場合は無理せず厚型を使いましょう。

また、薄い分吸収率が低いのでおしっこをした後に愛犬がペットシーツを踏んで、足を汚してしまうこともあります。

厚型のペットシーツに向いている環境

長時間留守することが多い


一人暮らしの家庭や出張が多い家では、夜遅くまでペットを一人にしている家庭もありますよね。この場合、薄手だとおしっこを受け止めきれず周辺を汚してしまいます。

厚手のペットシーツは一回で数回分のおしっこを吸収できるので、頻繁なペットシーツの交換ができない飼い主さんに便利です。

トイレの臭いを減らしたい

厚型のペットシーツは吸収力が高いので、おしっこの臭いも軽減してくれます。最近ではトイレの臭いが気になっている飼い主さん用に、さらに脱臭力が高いものや抗菌効果のあるペットシーツも発売されています。

ペットシーツに愛犬がいたずらする


犬は排泄をしたあとに、砂をかけて隠す癖があります。これをペットシーツの上で行われると、ペットシーツが破れておしっこで周辺が汚れてしまうことも。

厚型のペットシーツは薄型よりも引っかきに強く、破れにくくなっています。トイレの後に愛犬がペットシーツを引っかいたり、噛み付いて破くなどの悪さをしたりする場合は、厚手のペットシーツがおすすめです。

デメリットについて

厚手のペットシーツは耐久性や吸水力が高いですが、やはり薄型とくらべてコストがかかります。先ほど書いたように、薄型が5円程度なのに対し、厚型は1枚20円前後が相場。

そのため、厚型を使っても交換するペースが早い場合は毎月けっこうな出費になってしまうことに。また、愛犬によっては一度汚したペットシーツを使わない潔癖な子もいます。その場合は厚型を使っていても一回分で交換することになり、コストがかかる結果になることもあるようです。

飼い主のライフスタイルやペットの性格で選ぼう

このようにペットシーツの薄型と厚型は、それぞれ色々なメリット、デメリットがあります。
厚型は確かに1枚あたりが高いですが、薄型でも一日に何枚も交換していれば、結果的にペットシーツにかかる費用が変わらない可能性も考えられます。

そのため、一番は飼い主の留守の長さなどのライフスタイル、愛犬が何回も同じペットシーツにおしっこをしてくれるタイプかどうかなど、性格の面を考慮して選ぶのがおすすめ。

臭いなどの衛生面が気になるのであれば、抗菌仕様や香り付きもタイプも発売されていますので、好みのペットシーツを見つけて、愛犬のトイレ環境を整えていきましょう。

最新の投稿


絶対ダメ!!犬にアルコールを与えるリスク

絶対ダメ!!犬にアルコールを与えるリスク

人間にとって少量であれば健康にも良いとされるアルコールですが、犬にとってアルコールとはどんな作用があるのでしょうか。危険な犬とアルコールの関係を解説します。


愛犬に白髪が生えた!?知っておきたい犬の毛の退色とは?

愛犬に白髪が生えた!?知っておきたい犬の毛の退色とは?

人が年齢を重ねると黒髪が薄くなり、白髪が生えてきます。この現象は人ならではというイメージがありますが、実は愛犬にも白髪が生えてくることがあります。これを退色と言い、どんな犬でも加齢によって、白髪が増えていくのです。今回は、そんな愛犬の白髪(退色)について、くわしくご紹介します。


愛犬が自分の名前を覚えてくれない!しつけ方法のコツは?

愛犬が自分の名前を覚えてくれない!しつけ方法のコツは?

家族で愛犬を迎えた時に、まずどんな名前をつけようかと一生懸命名前を考えた人は多いのではないでしょうか?しかし、せっかく考えた名前で愛犬を呼んでも、それが自分のことだと認識できていないと悩む飼い主さんもいます。今回は、愛犬が名前を覚えてくれるしつけ方のコツをご紹介します。


犬猫以外のペットを飼う方必見!うちのペットは保険に入れるの?

犬猫以外のペットを飼う方必見!うちのペットは保険に入れるの?

熱帯魚、イグアナ、インコ、フェレットなどいろいろな動物を飼っている方がいるように、犬猫以外のペットを飼っている方はとても多いです。中でも魚類や鳥類は人気です。ただ犬猫以外のペットを飼っていると、ペット保険に入れるのか気になりますよね?この記事ではその疑問を解消していきます。


【困った!愛犬の吠え癖】落ち着きのコマンドを教えよう!

【困った!愛犬の吠え癖】落ち着きのコマンドを教えよう!

こんにちは。愛玩動物飼養管理士のヤナセです。 来客時や留守番、ゴハンや遊びの要求など、ワンワンと吠えはじめたら止まらない愛犬の吠え癖に、悩んでいませんか? 叱っても宥めても止まらない吠え癖には「落ち着きのコマンド」を上手に使って、愛犬の安心の暮らしを守りましょう。