実は愛犬のストレスのサインを発見するのは難しいんです。ストレスチェック一覧にあった内容が一概にストレスから来ているとは限らないのです。ストレス行動だと思っていたのに、実は病気が原因だった…などの場合も多いのです。
カーミングと言うストレスサインも普段の行動とあまり変わらない事もあって、よく観察しないと見逃してしまう場合もあります。
日頃から愛犬をよく観察してサインに気づいてあげましょう。
愛犬のストレス解消法。どうすればいいの?
実際、愛犬にストレスがたまってしまった場合、飼い主のちょっとした努力で少しづつ解消していく事ができるようです。大切な愛犬のためにも飼い主の無理なく出来る範囲からで良いと思います、絆をもっと深めるためにもストレス解消法を生活に取り入れていきましょう。
では、実際にどんなストレス解消法があるのでしょうか?
■コミュニケーション増やす
犬は撫でられる事が大好きです。飼い主に優しく声をかけられながらのブラッシングやマッサージは愛犬のリラックスや、安心感につながります。
また、撫でるだけではなくて、話しかけると言う行為も犬はとても大好きです。言葉を完全に理解している訳ではないですが、飼い主がどういった感情で話したり接しているかにはとても敏感です。
適度に触れ合ったり、話しかけたりする事は愛犬のストレス解消に十分つながります。
■一緒に散歩に行く
犬は運動が大好きです!飼い主との散歩は愛犬にとっては至福の時間でしょう。しかし、常に愛犬の望む通りの散歩が出来るとも限りません。
犬種によって散歩の時間・距離が変わりますし、暑さや寒さ、天候によっては散歩に行けない事もあります。
年中無休で散歩が出来るのが理想ではありますが、それぞれ飼い主にも生活環境があるので、無理をしない程度に愛犬のストレス発散のために楽しくお互いに満たされる散歩をしてみいてはいかがでしょうか。
■上手にオモチャを使う
散歩に行けない時は家の中で遊んであげるとストレス解消になります。その時、家にある使わなくなったぬいぐるみやボールを使っても良いと思いますが、ペットショップやホームセンターに売っている犬用のオモチャだと怪我の心配もなく遊ばせる事が出来ます。お気に入りのオモチャを見せた時の愛犬の喜ぶ姿はとっても愛らしいですよね!
また、忙しくてなかなか遊んであげる時間がないと言う場合、5分でも構わないので遊ぶ時間を作ってあげて下さい。大好きな飼い主との遊ぶ時間もストレス発散につながりますよ。
愛犬のストレスは飼い主次第!?
最後に、可愛いペットを家族に迎え入れるという事は、1つの命を育てるという事であって飼い主にも責任と言うものが発生します。
犬も人と一緒でストレスを感じます。適度なストレスはいい効果をもたらす事がありますが、心が満たされない、不安、寂しいといった負の効果をもたらすストレスは犬にも悪影響を及ぼします。ストレスから問題行動を起こしたり、弱ってしまって病気にかかりやすくなってしまったり…。
愛犬と長く満たされた時間を過ごすためにも飼い主が愛犬をよく観察し、理解してコミュニケーションをたくさんとって絆を深める事が大切だと思います。