2016年09月21日

見ているだけで癒される!ミニブタの基本情報のご紹介!

近年、お家の中で飼う動物の選択肢にミニブタも仲間入りしています。見ているだけでかわいいミニブタ。大人になったらどれくらいの大きさになるの?性格は?しつけってどうするの?飼育してみたいけれど、どうすればいいかわからない。そんな方は必見!ミニブタの基本情報をご紹介します!


かわいい!ミニブタが飼いたい!まずは性格や体格を知りましょう!

室内で飼育可能なミニブタ。歩く姿も寝ている顔も、とても愛らしいですよね!まずはミニブタの性格や、大人になったときの大きさを知っておきましょう!

ミニブタってどんな性格?

ミニブタは、ブタを品種改良してペットとして一般家庭で飼育可能にして品種になります。性格そのものは、とても臆病です。知らない人は警戒し、や大きな音(通りすがりのバイクなど)にはパニックを起こすくらい音に敏感です。
しっかりと世話をしてくれる人には懐きますが、世話をしてくれなかったり意地悪をする人には一緒に暮らしていても懐きません。人好きというわけではないため、犬にのように人好きというわけではないです。
しかし飼い主と認めた人には懐いて甘えてる、かわいらしい性格です。とても賢いため、場合によっては少しなめられてしまうこともあります。

どれくらいの大きさになるの?

飼い始めは大体2㎏前後です。そこから成長して、最終的には大人になって30㎏~50㎏前後になります。ここで押さえておきたいのが、親になったミニブタの大きさです。親豚が大きいと、その子ブタも大きくなる可能性が大いにあります。
最終的なミニブタの大きさを把握したい場合は、ブリーダーさんからミニブタを譲ってもらうことをお勧めします。

ミニブタの価格は?

ペットショップで売買されえているミニブタの平均価格は、5万~10万円前後です。ブリーダーさんから譲り受ける場合は1万~4万円前後となります。犬や猫に比べたら良心的な価格となります。

ミニブタの飼育!どんなことをすればいいの?

いざミニブタの飼育となったとき、まず何をすればいいのかわからない。そうならないためにも、しっかりと前準備をしましょう!

お出迎え前に買いそろえておきましょう!

ミニブタ用のゲージが販売されていますが、手に入りにくい場合は中型犬か大型犬のゲージでも代用可能です。お散歩用のリードかハーネスも必要となります。それからミニブタ用の食器も飼いそろえてあげましょう!トイレも買ってあげてください。ミニブタは決まったトイレで用を足します。
ミニブタの特徴として「鼻掘り」があります。この鼻掘りは、ミニブタにとってストレス解消法となります。お庭などの穴を掘れる環境がない場合、鼻掘り用の玉砂利をゲージに入れてあげましょう。

エサは何を食べるの?

ミニブタのエサは、ミニブタ用のフードと野菜(お芋、葉物野菜や根菜)、穀物をバランスよく与えてあげましょう!ミニブタはよく食べるので、食べさせすぎると肥満の原因になります。しっかりと管理してあげましょう。
コミュニケーション用におやつも用意してあげましょう!ミニブタを譲ってもらう際に、ショップやブリーダーさんからエサやおやつについてのアドバイスをもらっておくと安心です。ドッグフードはミニブタにはカロリーが高めなため、お勧めはできません。

ミニブタに詳しい主治医を見つけておきましょう!

ミニブタはどこの動物病院でも診てもらえるわけではありません。専門外と言われてしまうこともあります。ミニブタを家に迎え入れる前に、ミニブタも診察してもらえる動物病院を探しておくと安心です。

ミニブタのしつけはどうすればいいの?

ミニブタのしつけの方法はどうするのでしょうか?しつけでどのようなことができるのかも一緒に見ていきましょう!

おトイレの場所を特定しましょう!

ミニブタはきれい好きな動物のため、寝る場所や食べる場所を決めます。それと同様に、トイレの場所も決めた場所で行います。もしも数か所で用を足してしまっている場合は、間違えた場所で用を足してしまったら犬同様にしっかりと叱ります。用を足しそうな雰囲気をかもしだしたら、決めているトイレまで運んであげて成功したら盛大に褒めてあげましょう!
ミニブタは食べることが好きなので、おやつを上げると効果が出やすい可能性が高いです!

しっかりしつければ、おすわりもします!

ミニブタと信頼関係を深めながら愛情をもってしつければ、おすわりやおてなど犬のようなこともできるようになります。しつけは根気強く、あまり焦らずに行いましょう!

ミニブタがかかりやすい病気や寿命について

ミニブタはどのような病気にかかりやすいのでしょうか?寿命はどれくらいなのかも、家族として迎え入れる前に知っておくべきだと思います。

ミニブタがかかりやすい病気は?

ミニブタにもかかりやすい病気があります。病気が悪化しないよう、毎日しっかりとミニブタを観察して普段と様子が違うと思ったら病院に連れて行ってあげましょう。
ミニブタがかかりやすい病気は、胃潰瘍(血便や食後に嘔吐)、尿結石(尿が出にくくなる)、膀胱炎(血尿や尿になにかが混じる)、疥癬「かいせん」(体に激しい痒みが現れる)、トキソプラズマ症(咳や鼻水)などが挙げられます。

ミニブタの寿命を知っておきましょう

ミニブタの寿命は、一般的な犬や猫の寿命と同じ10年~15年ほどです。これよりも長く生きる子のもちろんいますが、一般的な寿命に届かない場合もあります。
一般的な寿命は、あくまでも目安です。老いはどうしても避けられません。ある程度の年齢になってきて老いを感じてきたら、定期的に病院を受診して病気がないか等の異常がないかを検査してもらいましょう。

愛情をもって、毎日を大切にしましょう!

ミニブタは、とても賢い動物です。その賢さは、犬以上ともいわれます。賢いからこそ、自分のことを愛してくれているかしっかりと見極めます。臆病なミニブタは、飼い主さんが大好きです。毎日の積み重ねを、どうか愛情の積み重ねにしてください。一日一日を大切にしてミニブタとのきずなを深めることで、何らかの異常がミニブタにあったときに早期発見が可能です。
信頼関係は目には見えません。しかし目には見えなくても、しっかりと築いていけます。譲り受けたミニブタを大切にしてあげてください。