2016年09月14日

飽きっぽい猫も歓喜!猫に人気のおもちゃ5選と遊び方のコツ

猫って、新しいおもちゃもすぐに飽きてしまいますよね。でも、運動不足やストレス解消のために、楽しく遊んであげたいですね。獣毛を使わなくても猫の狩猟本能を刺激するお薦めおもちゃと、遊び方のコツをご紹介します。


猫が食いつくおもちゃのポイントは3つ

Photo by Takashi(aes256) License: CC-BY-SA 3.0
http://free-photos.gatag.net/2014/02/25/000000.html

長くてくねくねしているタイプ

長い紐状のものは、蛇やトカゲなどに似て猫が追いかけずにいられなくなります。

子猫のうちは、母親の尻尾で遊ぶ姿がよく見られます。
尻尾が自分についていることに気がつかず、自分の尻尾をぐるぐる回って追いかけてしまうことも。

紐を地面に置いて少し動かしてあげるだけで、猫はじっとそれを見つめて飛びかかってきます。

動くと音が出て、不規則な動きをするタイプ

ネズミなどの小型の哺乳類や、虫の様な動きをするものは猫の狩猟本能を掻き立てます。
止まっているかと思うと、急に動き出したり、跳ねたりすると、大興奮です。
また、注意深く周囲の音を聞いているので、カサカサした物音がする様なおもちゃが大好きです。

チラシやアルミホイルを丸めてあげると、カサカサ音がする上に思わぬ方向に転がるので、特に子猫のうちは、それだけで大興奮します。

飛ぶタイプ

鳥や飛ぶ虫も猫の狩りの対象ですよね。
釣り具の先におもちゃがついている様なタイプのおもちゃを振り回せば、猫の驚くほどの運動能力と動体視力を目の当たりにすることになります。

飽きっぽい猫にも人気のおすすめおもちゃ5選

猫というのは、いつも同じ動きや同じおもちゃではいずれ飽きてしまいます。
なんにでも興味を持つのは子猫のうちだけ。
そんな飽きっぽい猫たちにも大人気というおもちゃを、うちの猫の評判付きでご紹介します。

プラッツ ・レインボー キャットチャーマー

うちの猫の評判:★★★★☆

出典:http://www.platzcorp.jp/products/cd/cd2.html

ただの紐じゃん。と侮ってはいけない。
紐の軽さ、動き、そして爪の引っかかり具合などが調度良く、なぜただの紐にこれだけ食いつく?というくらい猫大喜び。
地面を這わせたり、宙に浮かしたり多様な遊び方ができます。

ドギーマン・じゃれ猫 猫のお遊び草

うちの猫の評判:★★★★☆

出典:http://item.rakuten.co.jp/vetsjapan/cm-g002/

シンプルな猫じゃらし。でもやっぱりこのタイプは人気です。

この製品は、先のじゃらしの部分に針金が入っているので、猫じゃらしの向きを変えられて、人の方は少し手元を動かすだけでも不規則な動きをしてくれます。
そのため、猫が飽きにくくなっています。
ただ、消耗してきたら針金が刺さらないように早めに新しいものに取り替えましょう。

ペッツルート・カシャカシャぶんぶん

うちの猫の評判:★★★★★

出典:http://item.rakuten.co.jp/cat-land/9212642/

これ、一番お薦めです。
釣竿タイプの猫じゃらしですが、ほぼ確実に食いつきます。そして飽きない。
振り回せばジャンプして飛びつくのでいい運動にもなります。

あえて欠点をいうならば、あまりにも食いつくので消耗が早いというところでしょうか。

D-culture キャットトンネルスパイラル

うちの猫の評判:★★★★☆

出典:http://item.rakuten.co.jp/auc-avel/2610009057/

こんなただのトンネルで本当に遊んでくれるのかと、購入時に悩みました。
でも口コミの評判がすごいので、試しに買ってみて正解。

若い猫たちは走り抜けるし、年寄り猫も、たまに中にじーっと何をするでも無く入っていて面白いです。
もちろん、これと他の猫じゃらしの組み合わせで遊ぶのが一番人気です。
出しっぱなしだとやっぱり飽きてしまうので、たまに置き場所を変えるだけで新鮮な気持ちで遊んでくれます。

スーパーボール

うちの猫の評判:★★★★★

出典:http://item.rakuten.co.jp/kishi-gum/10012131/

縁日で掬うやつです。
もちろん猫のおもちゃじゃありませんが、猫のおもちゃとして売られているボール系よりうちの猫には大人気です。

とにかく、思いがけぬ方向に飛んでいくこと、そして結構な高さまで跳ねることが、面白い様です。
10歳を超えた猫も、スーパーボールにはいまだに食いつき、お薦めです。

大きさや形も色々あるので、それによって跳ね方も違う為、いくつも用意して転がしまくっています。

猫が喜ぶ遊び方のコツ

猫じゃらし、ただ適当に振るだけでは、猫はすぐに飽きてしまいます。
動くものが好きだからといって、電動で動くおもちゃなんかは、動きが単純でほとんど遊んでくれません。

猫に喜んで貰う遊び方にはコツがあるんです。
うちの猫たちに特訓された遊び方のコツを伝授致します。

止まる、動かすをランダムに繰り返す。

ずーっと動かし続けるよりも、止まっている所から急に動かす方が、飛びついてきます。
その際、動かすタイミングもいつでもいい訳でありません。
猫がお尻をフリフリして、獲物に焦点を合わせ、いまにも飛びかかる、という直前に獲物(猫じゃらし)を動かします。

また逆に、しばらくたくさん動かした後に急に止まる、という虫っぽい動きをすると、その止まった時に飛びかかってきたりします。

また、猫は「待ち伏せ型」の狩猟を行いますので、猫がどこかに行っちゃったかな?と思っても、少し離れた所から狙っていたりします。

すぐには捕まえさせない。

やーん届かない、というくらいの高さや、速さであえて逃げ、何回かに一回くらい捕まえさせるくらいで遊ぶと、飽きにくくなります。
簡単に捕まる獲物には、すぐに飽きてしまう様です。

最後は捕まえてひとしきり遊び、満足、という所で終わらせましょう。

隠れたり出てきたりする

猫自身が隠れた所から出てくる、というのも好きですが、獲物となるおもちゃをカーテンの裏やベッドカバーの下などで動かし、たまにちょっと出てくる、という様にすると猫が大興奮します。

また、穴を開けたダンボールの中などで動かして、届きそうで届かない感じも猫が好きな様です。

おもちゃは何種類か用意して、ローテーションで出す

いつも同じだと、どんなに楽しいおもちゃでも段々遊ばなくなってきてしまいます。
何種類かのおもちゃを用意して、どのおもちゃもたまに出てくる様にすれば、飽きずにいつまでも遊んでくれます。

転がるボールなど、一人でも遊べるおもちゃであっても、出しっぱなしにしていると遊ばなくなりますが、たまに出てくると遊んでくれるものです。

事故を予防して楽しく遊びましょう

猫のおもちゃも、猫の誤飲や誤食の事故の原因になります。
愛猫が怪我をしない様に、人が一緒に遊ばない時は、飲み込んだり、刺さったり、齧ってしまう危険のあるおもちゃは必ず猫の手の届かない所にしまいましょう。

たくさん愛猫と遊んで、ご自宅の猫のお気に入りのおもちゃや遊びを見つけてください。