体重はメス50kg前後・オス55kg前後、体高はメス75cm前後・オス80cm前後の大きさです。
容姿は体長と体高がほぼ同じ比率で犬種の中で体高が最も高く、大きな垂れ耳・短毛が特徴です。
見た目はとても怖そうに見えますが”優しい巨人”と言われるほど、とても温和で穏やか且つ友好的で優しい性格をしています。
これだけの大きな体格の犬種のため、十分に飼育出来るスペースの確保・食費や医療費も犬というよりは人並みの費用がかかる点・お散歩もしっかりと出来るのかをしっかりと考慮する必要のある犬種です。
■2015年度大型犬ランキング10位:ボルゾイ
体重は40kg~45kg・体高は70cm~75cmぐらいの大きさで、容姿は長い足とゆるいウェーブがかった長毛・スレンダーな体格が特徴です。
またもともと猟犬で、走行能力が非常に優れています。
性格は基本的には温厚で飼い主には従順で遊び好きすが、猟犬の本能からお散歩中に出会った他犬や小動物を獲物と思う場合があるので注意が必要です。
そのため飼い主との主従関係はもちろん、「待て」などのしつけもしっかりとする必要があります。
運動量はたくさん必要のため1日2回・各1時間以上のお散歩と、特に走ることが大好きな犬種のためドッグランなどで走る時間を作れたら理想的です。
また1mぐらいのフェンスは容易に飛び越えるほどのジャンプ力があるので、高いフェンスなどの脱走防止の対策も必要です。
大型犬を迎え入れる前に考えるべきこと
大型犬全般的に言えるのは、とにかく大きいので”飼育スペース確保出来るのか”・”お散歩をしっかりと出来るのか”・”食費や医療費も小型犬と比較して数倍~数十倍高額になるが生活上無理は無いのか”この3点は必ず考えないといけません。
飼育スペースが狭くなると、人も犬もストレスを感じますので共存自体が厳しくなります。
お散歩が毎日出来ないとなると、本来犬は運動をしてストレス発散したり気分転換をするため非常にストレスが溜まります。ストレスが溜まると、体調不良はもちろんですがいたずらや噛み癖・吠え癖などの問題行動にまで発展する場合もあります。
また食費や医療費の出費に無理が生じると、犬が健全に生活が出来なくなります。
そのため大型犬を迎え入れる際は、人・犬どちらのためにも少なくとも上記3点は必ず考えた上で迎え入れてあげてください。