［2015年度中型犬ランキング］人気の中型犬ベスト１０ -ケネルクラブ登録頭数調べ

中型犬とは？

犬の種類には牧羊犬・ハウンドグループなどのグループには分類される定義が確立していますが、大きさによっての分類の定義は確立されていません。
よく言われている《小型犬・中型犬・大型犬》といった大きさを表す3種類は、実は分類される正確な定義ないのです。
そのため、各犬種の成犬時の標準体重を目安に分類されています。
一般的には中型犬の場合は、10㎏～20㎏におさまる大きさの犬種が分類されています。

2015年度人気の中型犬の特徴

犬種が異なると、容姿はもちろんですが性格や性質が異なります。
今回は、2015年度、ジャパンケネルクラブ（JKC）の犬種別登録頭数を参考に、中型犬の人気ベスト10の特徴を紹介します。

■ジャパンケネルクラブとは（略称 JKC）
ジャパンケネルクラブ（JKC）とは、日本国内における犬の品種の認定および犬種標準（スタンダード）の指定、ドッグショーの開催、犬の飼育の指導、血統書の発行、公認トリマー、公認ハンドラー、公認訓練士等の公認資格試験の実施と公認資格発行などを行っている団体です。

2015年度犬種別犬籍登録頭数

出典: http://www.jkc.or.jp

■2015年度中型犬ランキング1位：フレンチ・ブルドッグ

中型犬の中では小柄な体格で、体重は10kg前後の大きさになります。
フレンチブルドッグは、愛玩犬として改良されて確立された犬種です。
そのため性格が穏やかで愛情深く、比較的神経質なところも少なく無駄吠えが少ないので室内犬として飼いやすい点・容姿が鼻ぺちゃでつぶらな瞳の愛嬌のある顔で、困った顔や笑った顔など・・・表情豊かなところが個性があふれている点が魅力です。
注意すべき点は短吻の犬種のため、暑さにも寒さにも他の犬種に比べて弱いので温度管理は必須です。

■2015年度中型犬ランキング2位：ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

体重は11kg～14kgにおさまり、いわゆる胴長短足の体型ですががっしりとした筋肉質の体格です。
性格は活発で遊び好きでお利口で従順のため、飼い主と共に行動することを好みます。
もともと牧畜犬のため、スタミナがあり運動量はたっぷりと必要です。
また無駄吠えしやすい傾向のある犬種のため、無駄吠えし始めたら早めの対処が必要です。

■2015年度中型犬ランキング3位：ビーグル

体重は個体差がありますが10kg前後で、体格はがっしりとしています。
容姿の特徴は大きな垂れ耳で、スヌーピーのモチーフにもなった犬種です。
もともとは狩猟犬のため、性格は飼い主に従順で賢く活発でフレンドリーです。
ビーグル犬の場合は狩猟の際に吠えて狩りをしており、その吠え声は”森の鈴”と言われるほどよくとおる吠え声です。
そのため、無駄吠え対策はしっかりとする必要があります。

■2015年度中型犬ランキング4位：ボーダー・コリー

体格は体高50cm前後・体重は14kg～20kgになります。
性格は活発で、犬の中ではトップクラスの知能を持つため自分で判断して行動をすることが可能です。
もともと牧羊犬のためスタミナがあり、運動量はたっぷりと必要です。
また飼い主と共に行動することを好み、飼い主以外の人にはあまり興味を示さない傾向があります。

■2015年度中型犬ランキング5位：アメリカン・コッカー・スパニエル

体重は12kg前後で、体高は35cm前後です。
容姿はパーマをあてたようなウェーブがかかった垂れ耳と大きな瞳が特徴です。
見た目は愛くるしいですが、もともと猟犬のため骨格はしっかりとしていて筋肉質な体型です。
性格は明るくフレンドリーで遊び好きで、神経質や警戒心が強い点が比較的少ないです。
注視点としては猟犬だったこともあり運動量はたっぷりひつようですので、毎日のお散歩は必須です。

■2015年度中型犬ランキング6位：ブルドッグ

体重は25kg前後で、容姿は大きな頭・足は短く肩幅が広くがっしりとした体型が特徴です。
見た目は強面ですが、頑固なところはありますが穏やかで飼い主にはとても従順で愛情深い性格です。
また意外にも、警戒心も強い方ではないため番犬には不向きな犬種です。
注意点は頑固な性格の持ち主のため、しつけは根気よく続けるよう心がけましょう。

■2015年度中型犬ランキング7位：日本スピッツ

体重は10kg前後で、中型犬の中では小ぶりな犬種です。
容姿は立ち耳で純白の長毛に覆われています。
性格は活発で好奇心旺盛で遊び好でお利口ですが、警戒心が強い一面もあります。
注意点は最近は穏やかな性格の子が増えているようですが無駄吠えする可能性もありますので、無駄吠えのしつけは早めの対処が必須です。