果物で犬に与えて良いものは、梨、スイカ、メロン、リンゴ、バナナなどです。
桃は果肉部分は問題ありませんが、種に毒性があるので注意してください。
果物類はどれも糖分が多く含まれています。
たくさん与えてしまうと肥満に繋がってしまうため、与えすぎには注意しましょう。
パン類や白米、うどんなどは与えてもいいの?
■パン
パン類は糖分、塩分共に含んでいるため犬に与えてはいけません。
肥満や結石症の原因になってしまうこともあります。
我が家の愛犬もパンが大好きなので、ついあげたくなりますが、
犬用につくられたパンを与えるようにしています。
一度与えてしまうと味を覚えてしまうので、なるべく与えないようにしましょう。
■白米・うどん
白米、うどんはちゃんと加熱処理してから与えるなら問題ありません。
白米に関しては消化も良くエネルギーの補給になります。
豆類は与えても大丈夫?
豆類に関して絶対与えてはいけないというものはありません。
しかし、あまり与えないほうがいいものは、大豆です。
豆類を与える場合は、長時間煮込んで発酵・熟成をさせ、毒性を消した物を与えてください。
そのため豆腐、おから、豆乳、納豆は犬が食べても大丈夫です。
小豆はあんこにしてしまうと糖分が多すぎるため与えてはいけないですが、
小豆を煮込んだだけのものなら与えても問題ありません。
牛乳ってあげても大丈夫?
人間が飲む牛乳は乳糖が含まれています。
犬はその乳糖を分解することができないため与えてしまうと
下痢をしてしまう可能性があります。
牛乳をあげたいときは犬用の牛乳を与えて下さい。
ヨーグルトは無糖のヨーグルトなら与えてOK。整腸作用があります。
我が家の愛犬も無糖のヨーグルト大好物です。
おやつ代わりに与えてもいいですね!
犬用の牛乳。幼犬用もあります。
お肉は与えても大丈夫?
■豚の生肉
豚肉には本来「トキソプラズマ」という虫が寄生しています。犬は生肉を食べる習慣がありますが、豚肉に関してはNGです。このトキソプラズマという寄生虫が体内に入ると、下痢をおこしたり、脱水症状を起こす場合があります。子犬の場合や免疫力の低い子だと、視覚障害を併発する恐れもあります。
魚類を与えても大丈夫?
■ししゃも
塩を付けてから干しているため、塩分が多いです。
そのため、犬には与えないほうがいいでしょう。
■生のタコ・イカ・エビ・カニ
生のイカやタコは純粋に消化が悪いです。特に、子犬の場合は消化機能が発達し切れていませんので、消化不良を起こし下痢や嘔吐の原因になります。火を通したものなら多少はよいですが、成犬になってからも大量に食すことは避けた方がよいでしょう。
■貝類
サザエ、アワビ、トコブシ、トリガイなどの貝類も避けたい食品です。皮膚の腫れや赤み、かゆみなどを引き起こす光線過敏症という症状の原因となります。皮膚の炎症に気付かずそのまま放っておくと、部分的に壊死してしまうこともあります。
■スルメイカ
スルメイカは何となくジャーキーに似ていて、犬にあげてもよさそうな気もしますよね。でも、スルメイカを食べて後に、水をガブガブと飲んでしまうと、お腹の中で水分と一緒に8倍から10倍くらいに膨らんでしまうんですよ。そうるすと、膨らんだイカがうまく食道を通過することができず、窒息してしまう可能性があります。