【猫の飼い方】初めて子猫を迎えたらすべき9の事。猫にしつけはできる?

【猫の飼い方】初めて子猫を迎えたらすべき9の事。猫にしつけはできる?

猫のトイレのしつけがうまくいくか心配。動物病院にはいつ連れて行くの?など子猫を初めて飼う方が疑問に思いやすいことを中心に、9個のポイントをまとめました。猫を迎える前の準備については、「初めて子猫を飼う前に抑えるべき8つのポイント」も是非参照してください。


1.猫を迎える初日。緊張でご飯を食べてくれない?

家に着くまで。移動の際の注意点

猫を自宅まで連れて帰る際は、キャリーケージに入れます。
キャリーケージは猫の安全の為に、ハードタイプやセミハードタイプがお薦めです。
キャリー全体に、布でカバーをかけてあげると、猫は身を隠している気持ちになり、緊張が軽減されます。

移動は車がお薦めです。

公共交通機関よりも静かなため、途中で猫が鳴いても他者への気遣いが不要ですし、猫にとっても安心です。車の中であっても、猫をキャリーから出すのは危険ですので、家に着くまでは絶対に開けない様にしましょう。もし、移動中に猫の健康状態に異変を感じたら、すぐに近くの動物病院に駆け込みましょう。

猫のための隠れ家の用意

家に到着したら、初めての場所でほとんどの猫は緊張します。

まずは猫が安心できる隠れ家を準備し、その中に入ってもらいましょう。
急に広い部屋の中に出すと、パニックになり、家電製品の裏に隠れるなどして、思わぬ事故につながることもあります。

隠れる場所は、ケージがあればケージ。その中に身を隠せるくらいのダンボール箱を入れるといいです。また、ケージの周りも布やダンボールで目隠ししてあげましょう。

猫は周りから見えていないと思い、安心します。

そして、猫が自分から出てくるのを気長に待ちます。あまり覗き込んだりせず、そっと気配を消す方がいいです。

最初はご飯を食べてくれないことがある

猫は、緊張するとご飯を食べないことがよくあります。
ただし、子猫の場合には、どんなに緊張していても食欲には勝てないことがほとんどです。
人が見ていると食べないかもしれないので、人間は別の部屋に移動するなどして、猫が一人で安心して食事できる環境を作ってあげてください。

また、猫を迎える際に、それまで食べていたフードや好みのフードを、聞いておきましょう。

体調を崩してる猫や2ヶ月未満の月齢の低い子猫を除き、食べていない様に見えても一晩は様子見て大丈夫です。大抵は、翌朝には皿が空になっているでしょう。

排泄のチェック

食事と同じく、猫は緊張で排泄を我慢する生き物です。
丸一日くらい排尿を我慢してしまうことがあります。
全く排尿がない時や、一日経っていなくても、食欲もない、元気がないなどの場合はすぐに動物病院に駆け込んでください。病気の可能性もあり、24時間以上排尿が無いと命に関わることがあります。

最初は部屋の隅や毛布の上などにこっそりしていることもあるので、排尿跡が見当たらなくても慌てずに、落ち着いて他に排尿をしていないか確認しましょう。

排便も、慣れるまでは3、4日無いこともあります。食欲があればそれほど心配はありません。

2.猫に最適な室温とは?

イエネコの祖先であるリビアヤマネコは、暑く、乾燥した地域の生き物です。
「猫はこたつでまるくなる」と言われるように、猫は寒さが苦手ですが、実は湿気の多い日本の夏も苦手。

夏、冬ともにエアコンなどを利用して、室温管理は十分に行う必要があります。
室温は25度〜28度くらいにしておくのが理想的でしょう。

夏に30度を超えると、湿度が高い為、熱中症になります。
また、エアコンで寒くなりすぎた時の為に、暖まれる猫ベッドなども用意してあげてください。

冬は、子猫であれば25度以下にしない様に、成猫であれば、それより低くても、ホットカーペットや猫用のホットマット、猫ちぐらなど、暖かい場所を準備してあげると、猫は自分で好みの場所に移動します。

3.食餌・水の与え方・フードの選び方

水の与え方

水は、いつでも飲める様にたっぷり用意しましょう。
特にドライフードのみを与える場合は、たくさんの水が必要になります。

入れたばかりの冷たい水が好きな場合、少しぬるめが好きな場合など、水の好みにうるさい猫もいます。

特に、蛇口から流れている水が好きな猫って結構多いんです。
流れる水が好きな猫には、ウォーターファウンテンを使うのがお薦めです。

食餌の与え方

食餌は、一日二回毎日決まった時間に与えるのがいいでしょう。
どうしても一回に食べる量が少ない場合は、何回かに分けて与えます。
ドライフードは置きエサをすることもできますが、ウェットフードは傷みやすいので完食する量だけ与えます。

猫は食餌にこだわりをもち、気に入らないと一切食べないことがよくあります。
もしドライフードで食べない場合は、匂いの強いウェットフードを一緒に与えることで食べることがあります。
猫は肉食動物なので、獲物の体温くらいの温度を好む為、ウェットフードは、人肌に温めると食いつきがよくなります。

また、わがままな猫には色々なフードを試して、愛猫の好みを見つけてあげてください。
稀に、毎日違う献立じゃないと気に入らないという、下僕体質の飼い主にはたまらない猫もいます。

お薦めのフード

●ドライフード

ドライフードでは、ロイヤルカナンや、ヒルズのサイエンスダイエットがお薦めです。
少々高価になりますが、療法食も作っているメーカーで、成長に合わせた猫の栄養バランスをしっかりと考えたフードです。
専門店で販売されています。


●ウェットフード

ウェットフードは与えなくても大丈夫ですが、好む猫が多いです。
総合栄養食、一般食があり、一般食だけだと猫に必要な栄養が十分に取れない場合があるので気をつけましょう。(缶のラベルなどに記載があります。)
どちらにしても、ドライフードと共に与えることをお薦めします。

4.トイレのしつけ

トイレ砂は、それまで猫が使用していたものと同じものがわかれば、それを使用するとスムーズです。

●トイレの置き場所

・猫が食事する場所とは離す
・人通りが多すぎない静かな場所
・寒すぎない、暑すぎない場所

また、迎えてしばらくの間ケージを利用する場合は、ケージの中と、ケージの外の両方にトイレを設置しましょう。

●トイレの数

トイレは、頭数分またはそれプラス一つあるのが理想的です。

●トイレのしつけ

猫は、基本的に「トイレのしつけが不要」です。

これまでたくさんの猫を迎えましたが、特別なしつけをしたことは一度もないです。

自分の匂いが残らない様に排泄物を隠す本能がある為、砂があれば、砂で排泄をして隠します。
飼い猫では、隠すことをしないズボラな猫も結構いますが。

なので、トイレに行きたそうにそわそわしていたら、最初だけトイレの場所までご案内してあげると、そこで上手いことしてくれます。
初日だけは、別のところでしてしまう猫もいますが、一回もトイレに失敗しない猫も多いです。

トイレで排泄をしない場合は、まずは場所やトイレのタイプ、砂のタイプを変えてみてください。
また、トイレに排泄の跡が残っていると使用しない猫は多いので、こまめに掃除して清潔にすることが大切です。

5.爪研ぎのしつけ

便宜上「しつけ」と書きましが、猫は何に関してもしつけが出来る生き物ではありませんので、家具などの爪研ぎの被害を最小限に防ぎ、お互いにストレスなく生活できるように人間が一生懸命工夫しましょう。

爪を切っても爪研ぎはします。
猫が爪研ぎをする理由は、古くなった爪のサヤの様なものを剥がし、爪を鋭くする以外に、マーキングの意味があります。

●猫の好みの爪研ぎを揃えてあげる。

爪研ぎには、ダンボール、麻、カーペットなどあります。
ダンボールと麻が大体の猫に人気ですが、こだわりのカーペット派もいます。
人間で爪を研ぐ猫もいます。マーキングされていると思って喜びましょう。

●大切な家具は隠す。

どうしても爪を研いで欲しくないものは、猫の出入りしない場所に移動するか、カバーをつけるなどして守るとよいでしょう。

●壁紙は好みの種類がある。

壁紙は爪が引っかかりやすいものほど被害を受けやすいです。
ツルツル素材の爪研ぎシートなるものも販売されているので、賃貸住宅の場合などはそういったもので防ぐ方法もあります。

●障子紙が無事であることは無い。

貼っても貼っても穴が空くので、もはや諦めて枠だけ、というご家庭も多いでしょう。
プラスチック製の、猫が爪研ぎしても破けない障子紙が販売されています。
それでも破く強者もいますが、結構評判はいいみたいですよ。

6.日頃のケア

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