【愛があれば大丈夫!?】愛犬の行動で見えてくる飼い主への信頼度!

【愛があれば大丈夫!?】愛犬の行動で見えてくる飼い主への信頼度!

こんにちは。愛玩動物飼養管理士のヤナセです。「忠犬ハチ公」のような物語を読むと、飼い主と愛犬の深く強い絆と信頼関係に感動します。うちの愛犬との信頼関係も忠犬八公なみにバッチリ!…と思いたいところですが、本当のところ、愛犬はどれくらい飼い主を信頼してくれているのでしょうか?愛犬の行動から飼い主の信頼度がわかりますよ!


愛犬との信頼関係は「愛があれば大丈夫!」…ではない

♡しっかり待てるよ!飼い主への信頼はバッチリ♪

愛情+信頼関係

「目の中に入れても痛くない!」と断言するほどに愛情いっぱいの飼い主の元で暮らす愛犬は、本当に幸せです。
愛おしい愛犬に、もっともっと幸せを感じてほしいですし、もっともっと安心して過ごしてほしいですね。
それには、「愛情」+「信頼関係」が重要です。

本能に沿った信頼関係を結ぶ

愛犬への愛情は100%でも、愛犬との信頼関係が100%…とは限りません。

人間も含め、動物の全ては「生命維持」の本能を持っています。
子孫繁栄の能力はもちろん、危険を察知する防衛や攻撃の能力、支配や服従による力関係で身の安全を守る社会性の能力、生命に関わる食の確保をする能力など、厳しい自然界の中で生きぬく力を生まれながらに兼ね備えています。

犬の学習能力は非常に高く、あらゆる状況を的確に見抜いて「安全に生きていくため」の知恵と行動を習得していきます。
その本能は、どんなに犬と人間社会が密接な関係になっても消えることはありません。

愛犬との信頼関係を100%にするためには、動物本来の「本能」である「生命維持」を絶対的に守ることが「信頼関係」の最大条件です。

愛情だけでは信頼関係が成り立たないというのは、自然界の厳しさかもしれませんね。

あなたは愛犬に信頼されている?

♡信頼しているからこそ、リラックスモード♪

愛犬の行動から信頼度を観察する


愛犬の飼い主への信頼度は、日々の生活の中での「何気ない行動」から見えてきます。
愛犬の可愛らしく見える行動や、甘えて見える行動が、実は信頼関係の低下に繋がっている場合もあり、見極めが難しいところ。
信頼関係がしっかり出来ているかどうかの見極めは「縦社会」を基準として、愛犬の行動を観察してみると良いでしょう。

縦社会とはいえ、支配や服従のみでは恐怖や不安だけの関係性になってしまうこともありますし、愛情と甘やかしを間違えると上下関係が逆転して「お犬様」になってしまうこともあります。

アイコンタクトがしっかりと出来る、飼い主のそばでリラックスして眠っている、飼い主のコマンドに従って落ち着いた行動が出来るなど、縦社会による「愛情」と「安全」と「安心」の3つのバランスが完成して、はじめて信頼度100%と言えるのかもしれません。

要注意!信頼が崩れるかもしれない愛犬の行動

愛犬の行動に、こんな様子があったら要注意です。
飼い主への信頼度が低下しているかもしれません!?

飼い主の顔をずっと舐めている

犬が飼い主の顔を舐める行動は、愛情表現や服従の気持ちがある証拠です。

しかし、しつこくずっと舐め続けていたり、飼い主を押し倒してまで舐めてくる場合は要注意!
愛情や信頼の気持ちよりも、不安やストレス、甘えがエスカレートして飼い主を自分のものにしたいという愛情支配の気持ちが潜んでいることもあります。
愛犬の好きなように、好きなだけ舐めさせることは、飼い主への依存度も高くなり、その分だけ分離不安を募らせてしまいます。

愛犬が顔を舐める行動は、ある程度になったら「ストップ」「終わり」など指示をして、飼い主の主導で終了させましょう。

飼い主の手や膝に顎を乗せる

犬が飼い主の手や膝に顎を乗せる行動は、飼い主のことを安心できる相手として認めている証拠です。そのままリラックスして眠ってしまう犬もいます。
ときに、イタズラをして叱られたりしたときに、許しを請う行動としても見られます。

しかし、飼い主が食事をしている時や、ゆったり休んでいるときに、尻尾を振りながら、目を大きく見開いた状態で顎を乗せてくる場合は要注意!
飼い主の食べているものが欲しい!と顎を乗せる、遊んで欲しい!と顎を乗せるなど、飼い主に対して、何かを要求したい気持ちが潜んでいることがあります。
可愛らしい仕草ではありますが、そのまま要求に答えてしまうと「飼い主は、何でも言う事を聞いてくれる」と勘違させることになります。
要求が叶うことに慣れていくと、叶わなかったときに吠えたり、牙を剥いたりなどの問題行動へとエスカレートしかねません。

愛犬が、要求の気持ちで顎を乗せてきたときは、心を鬼にして無視をしましょう。愛犬と目を合わせないで、諦めるまで待ちます。
少し時間を置いてから、愛犬を呼んで、飼い主の主導でオヤツをあげたり、遊んだりしましょう。

室内で飼い主の後ろをついて回る

犬が室内で飼い主の後ろをついて回る行動は、飼い主を頼りにしている証拠です。

しかし、飼い主が室内を動き回るたびに、かかさず愛犬も一緒に後ろをついてきて落ち着く様子が無い場合は、飼い主に対しての不安感から、飼い主の行動監視の意味を含んでいる可能性があります。
ずっとついて回ることを受け入れると、行動監視がエスカレートして分離不安につながりかねません。飼い主の行動に敏感になり気持ちが休まることがないので、愛犬にとってもストレスの原因になります。

ついて回る行動が頻繁な場合は、愛犬に「待て」「伏せ」など指示をしてから、飼い主が室内で行動するようにしましょう。しっかり待つことが出来たら褒めます。
待っていても大丈夫、気にしなくても大丈夫という安心感を愛犬に覚えてもらいましょう。

まとめ

私達にとって、愛犬は生涯のパートナー。愛犬にとっても最高のパートナーになるべく、縦社会をしっかり理解したうえで、愛情と安心と安全を守り、深い絆と信頼関係を結んでいきたいですね。

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