2016年09月03日

室内で飼うなら小型犬!小型犬を飼うときの注意点や人気の犬種をご紹介!

室内で犬が飼いたいとなった場合、多くの方が小型犬を選ぶでしょう。では小型犬を飼うときは、どんなことに気を付けるべきなのでしょうか?小型犬の魅力や抱えりやすいけが、今人気の小型犬ランキングをご紹介します!


室内犬を飼うときのポイントを押さえましょう!

戸建ての家でなくても、ペットを飼えるマンションが最近増えてきました。マンションだけど、小型犬が飼いたい!でもどんな犬を選ぶといいかなかなか定まらないという方も、たくさんいらっしゃると思います。ではまず、犬を飼うにあたってどんな犬を選べばいいか考えていきましょう!

周囲の生活環境に合った犬種を選びましょう

マンションで小型犬を飼う場合、気を付けておきたいポイントがいくつかあります。においや抜け毛などの飼い主側の飼いやすさと、ご近所さんへの配慮も忘れてはいけません。マンションやアパートの場合、隣の家がとても近い状態です。犬種によっては、よく吠えたり初心者ではしつけにくい犬種もいます。マンションなどの集合住宅で屋内権を飼う際は、しつけやすく無駄吠えをしない犬種がおすすめです。

家族構成に合った犬種を選びましょう

犬は主従関係をとても大切にします。主人に従順な賢い犬もたくさんいますが、番犬要素の強い犬種は些細な音でもかなりの声量で吠えてしまうことがあります。それから、小さなお子さんがいるご家庭やこれから赤ちゃんが生まれるご家庭、ご年配の方のいらっしゃるご家庭は、しつけるのが難しい犬種はお勧めできません。主従関係を大切にする犬にとって、自分よりも順位が低いと思った相手には、吠えたり噛んだりする少し過激な犬種もいます。家族構成にも気を配り、子どもやご年配のいらっしゃるご家庭は、性格の穏やかな人好きの犬種をお勧めします。

小型犬はここがイイ!小型犬を飼うメリット

小型犬には飼いやすいポイントがいっぱいあります!そこで、小型犬だからもっているメリットをご紹介していきたいと思います。

散歩量が大型犬や中型犬よりも、散歩量が少なめ

大型犬や中型犬は、体が大きい分しっかりとした散歩量が必要です。最低でも数キロ単位の散歩を、朝夕二回は必要となってきます。運動量の多い犬種となると、散歩一回の距離を長くして一日に何度かに分けて散歩するくらいの運動量が理想的です。
しかし小型犬は、大型犬や中型犬に比べて運動量が少ない犬種がたくさんいます。お散歩も短くても運動量が十分に足りてくれます。雨の日はおもちゃで遊んであげると、運動不足の対策にもなります。

小さなお子様やご年配の方も安心の力具合

愛犬のお散歩や遊びで気になるのが、腕力の問題です。犬は、基本的に遊ぶことが大好きです。それに、子ども好きの犬種もいます。遊びに夢中になると、人間もそうですが犬も羽目を外して暴れてしまうことがあります。
お散歩や遊びの中で暴れてしまった場合、大型犬や中型犬は力が強くて小さなお子様やご年配の方は手に負えなくなってしまうことがあります。小型犬の場合は、力そのものが大型犬や中型犬よりもかなり弱くなっています。小さいうちに噛み癖などがつかないようにしっかりとしつけて、安心して遊ぶことができます。散歩時も引っ張られて転ぶ心配はありません。

シャンプーやトリミングの時間が短くて済みます

大型犬や中型犬は、体が大きい分シャンプーやトリミングに時間がかかります。毛足の長い犬種の場合は、特に時間をかける必要があります。
小型犬は体そのものが小さいため、シャンプーも狭い空間で手早く済ませられ、トリミングの時間もかかりません。毛足の長い犬種でも安心です。小型犬は室内で飼う愛玩犬としてかけ合わせられた犬種もいて、毛の抜けにくい犬種もいます。

愛犬にかかるお金と面積が少なめに抑えられます

大きな犬種を室内で飼うとなると、犬用のゲージやトイレスペースも大きくて場所を要する場合がほとんどです。ペットグッズは想像以上にお金がかかります。ドッグフード代も、それなりの重さと値段です。小型犬となると、食事量も少なくて済むしゲージ等も小さくてあまり大幅に場所を取ることがありません。

おとなしい愛犬は、ゲージに入ってバスや電車で移動可能!

愛犬を連れての移動は、基本的には車です。自家用車に愛犬とか飼い主さんが乗って、ドッグランや病院などに出向きます。そうとなると、飼い主さんは一苦労です。
小型犬でおとなしい性格の場合、ゲージを嫌がらなければバスや電車での移動が可能です。愛犬の性格を十分に考慮したうえで、交通手段を選びましょう!

小型犬を飼うときに注意すべきケガや病気

小型犬は体が小さく、ほかの犬種にはない体の形をしている犬種もいます。小型犬だからこそかかりやすい病気やトラブルもあるため、何かあったときに焦らないためにもそれを押さえておきましょう!知っている、もしくはなんとなく聞いたことがあるという認識があるだけでもパニックになる可能性は下がります。

小型犬に多いけがは?抱っこの機会が多いからこそ気を付けるべき骨折

小型犬の最大の魅力ともいえるのが、抱っこして移動できることではないでしょうか?抱っこすると犬の体温も腕の中で広がり、かわいさは一層増しますね!しかし、その抱っこに少し注意が必要です。

小型犬は体が小さくおのずと骨も小さく細い状態です。体の小さい犬を飼い主さんが立った状態で落としてしまったり、そのまま地面に下したら前足から着地すると前足を骨折する可能性が高いです。抱っこしている犬を地面に下す際は、飼い主さんがしゃがんで犬を地面に下してあげましょう。

飼い主さんも気づきにくい!小型犬の脱臼に注意

小型犬は、膝蓋骨脱臼という脱臼が多い傾向があります。膝蓋骨脱臼とは、膝のお皿が脱臼してしまうことです。小型犬の多くは内側に脱臼します。しかしダックスフントは外側に脱臼する場合があります。少しでも歩き方や様子がおかしいと思ったら、すぐに病院を受診しましょう。

胴の長い犬種は、肥満によるヘルニアに注意!

コーギーやダックスフントのように胴が長くて足の短い犬種は、椎間板ヘルニアになりやすい傾向があります。これは肥満になると、体系的に背骨のクッションの役割をしている椎間板が突出したり脊椎が変形しやすいということが関係しています。
また、成長過程でカルシウム粉を与えると悪化傾向があります。胴長で足の短い犬種を飼う場合は、肥満に注意して食生活が乱れないようにしましょう!

室内で飼う小型犬の人気ランキング!トップ3はこちら!!

室内での飼育で人気の高い犬種を3種類ご紹介します!今回紹介しきれなかった犬も、かわいくて賢い犬種がたくさんいます。まずは人気の三種類の小型犬の特徴などの基本情報を、ここでは取り上げたいと思います。

1位 大きな目が特徴のチワワ

チワワと言ったら、室内犬を代表する小型犬です。最大の特徴は、小さな体と多くてうるんだかわいい瞳!守ってあげたくなること請け合いです!
ただ少し人見知りな面があるので、初めて会った犬や人にはなつきづらい傾向があります。時に激しく吠えることもあるので、しつけを根気よくしましょう。チワワは自分が主人だと認めた相手には、甘えるような性格です。最初に主従関係を構築する時に、しっかりとチワワをリードして主人であることを示してあげましょう!

2位 もこもこの体がかわいい!トイプードル

見た目にもかわいらしいトイプードルですが、実は頭脳派で人が大好きな性格です。しつけもしやすく、抜け毛も少ないため室内で飼うのにとても特化しています。
人好きなため、初めて会う人にもあまり吠えたり噛んだりすることは少ない傾向があります。しつけもしやすい犬種なので、いろいろなことを教えてあげましょう。

3位 長い胴と短い手足のミニチュア・ダックスフント!

元は狩猟犬だったので、外見のかわいらしさからはあまり想像できないような俊敏な動きを取ります。しつけがしやすい犬種のため、しっかりとしつけをしてたくさんお散歩に行って遊んであげましょう!
吠える声量が小さな体に見合わずかなり大きいので、吠えるべきではない人(毎日来る新聞配達人や、宅急便の方など)をしっかりと教えて無駄吠えしないようしつけてあげましょう。