「ツルツル滑る・・・」悩みにコレ!アメリカ発の「トゥ・グリップス」

「ツルツル滑る・・・」悩みにコレ!アメリカ発の「トゥ・グリップス」

フローリングでツルツル足を滑らせている愛犬の姿、見かけたことはありませか?子犬の頃に滑る床で育つと、足の骨格が丈夫に発育しないと言われています。関節の弱い犬種は特に要注意なのですが、床を犬専用のものに張り替える費用は出すことができない・・・。そんな飼い主さんに朗報です!


トゥ・グリップス

足の爪に、指輪のようにはめているもの。
これが「トゥ・グリップス」です。
このグリップをつけていれば、滑りやすいフローリングの床でも、滑らずに足を踏みしめて歩くことができるのです。

通常はつるっと足を滑らせながら歩くのですが、トゥ・グリップスをつけていると、じゅうたんの上を
あるいているように、足が安定しているのがわかります。
このトゥ・グリップスは、足腰が弱くなった老犬や、目の見えない犬などにとても効果があるようです。

開発者の「ドクター・ブズビー」

こちらの女性が、獣医のブズビーさん。

トゥ・グリップスは、アメリカの獣医師・ブズビーさんによって開発されました。
「開発」といっても、ゴムを犬の爪にはめただけですが、こんな簡単で手軽に取り入れられる滑り止め対策、誰が思いつけるでしょう。
ブズビー獣医も足腰の弱くなったシニア犬のために開発したと語っています。
寝たきりを良しとしないアメリカでは、介護するという考えではなく、自力で歩くにはどうしたらいいのか、という対策を考えるのかもしれません。
そんな、シニア犬も自由に歩き回れるということを叶えたのが、トゥ・グリップスなのです。

滑る原因は「爪」

人間も歩くとき、足の指に力を入れていますよね。
犬も同じなのですが、爪が床に触れる部分が多いため、フローリングだと滑りやすくなってしまうのです。
まだ筋力が衰えていない場合は大丈夫なのですが、シニアになると、滑るのを支える筋力がありません。
そこで、爪が当たらないように、ゴムをはめることで滑り止めの効果を発揮しているのです。

トゥ・グリップス愛用犬はたくさん!

ブズビー獣医のインスタグラムを見てみると、たくさんのシニア犬がトゥ・グリップスによって歩けるようになった報告が届いています。

トゥ・グリップスは日本の動物病院でも取り扱っているところがあるそうです。
ネットでも購入できるので、シニア犬に再び自力で歩いてほしいと望む飼い主さんは、購入ページを見て検討されてみてはいかがでしょうか。

Dr. Buzby’s ToeGrips for Dogs (20 Grips)

¥ $ 29.99

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