ペット用のフロアコーティングって?

ペット用のフロアコーティングって?

フローリングでの生活はペットに大きな負担を与えてしまうことがあります。気になるペット用フロアコーティングにはどのようなメリットがあるのでしょうか。


フロアコーティングって何?

フロアコーティングというものをご存知でしょうか。
特殊な薬剤をフローリングに塗装し、フローリングの床材をキズや汚れから守るという技術です。
コーティング後はワックスのようなツヤが出るので、見た目もキレイになるのが嬉しいポイントです。ワックスと混同されがちですが、フロアコーティングとワックスとは全くの別物です。

ワックスは見た目のキレイさのみを目的としているので、塗膜が薄く、キズや衝撃ですぐに欠けたり剥がれたりしてしまいます。年に数回の塗り直しが必要で、剥がれたワックスは有害なので、ペットが舐めたりすると危険です。

フロアコーティングは、見た目のキレイさも手に入りますが、目的が床材の保護なので、塗膜に厚みがあり、キズがつきにくく剥がれることも滅多にありません。万が一剥がれてしまっても、法律で安全性が認められた液剤を使用しているので安心です。
赤ちゃんやペットがフローリングを舐めてしまっても、健康を害するものが使われていないという点は大きなポイントです。
また、施工後は長いもので約30年もの長期に渡る耐用年数があるので、ワックスのように塗り直しがいらないのも便利です。

ペットがフローリングで生活するということ

チワワやトイプードルなどの小型犬人気が上昇したことや、猫を室内飼いする人が増えたことで、室内で生活するペットが増えました。
ですが、ツルツルすべるフローリングの上でペットが生活するということは、想像以上にペットの体には負担がかかっていることをご存知でしょうか。

犬や猫の体は、本来、土などのグリップの効く地面で生活するようにできており、ツルツルすべるフローリングで生活するには不向きです。
私たちがアイススケートのリンクの上で生活しているようなもので、フローリングの上を自由に歩き回るには、足腰に力を入れてかなり踏ん張る必要があります。また、すべることで、本来かからないはずの力が間接に加わり、間接を傷めてしまうことも少なくありません。

歩き方が何かおかしい、ペットが最近動きたがらない、触ろうとしたらうなるようになった、などの症状が見られるようになったら、もしかすると関節症になっているのかもしれません。
関節症は強い痛みを伴うので、なるべく早く動物病院などを受診するようにしましょう。

ペット用のフロアコーティングのメリット

では、実際にペット用にフロアコーティングを施すことは、どのようなメリットがあるのでしょうか。

滑り止め防止効果

フロアコーティングは、ピカピカとしたツヤがあるので、一見するとワックスのようにフローリング面がツルツルと滑るのでは?と心配する人も少なくないのではないでしょうか?
フロアコーティングはツヤがありますが、コーティング面はグリップが効くようになり、滑り止め防止の効果があります。
滑り止め防止は、ペットの足腰への負担を大きく軽減するだけでなく、小さな子供がいる家庭や、年配の方がいる家庭でも転倒などのケガ防止にも役立ちます。

フローリングのキズ防止効果

コーティングにはいくつかの種類がありますが、基本的にコーティングをすると硬度があがり、キズがつきにくくなります。
ペットのツメによるキズや、おもちゃを投げた時にできるキズ、陶器を割ってしまった時にできるキズなどから床材を守ることができるので、長期間にわたってキレイなフローリングをキープすることができます。

室内でおしっこを失敗してしまった時にも役立ちます

フロアコーティングは、耐水性や耐薬品性などに優れているので、ペットが万が一おしっこを失敗してしまっても、サッと簡単にふき取ることができます。
コーティングをしていないフローリングでは、おしっこなどの水分が浸み込み劣化すると、白や黒いシミとなってしまうことがありますが、コーティングをしておくと浸み込む心配がいらないので、おしっこ対策に有効です。
また、おしっこのアンモニア臭が浸み込むことがないので、匂いも気にならないという嬉しいメリットもあります。

フロアコーティングを施工する時の注意点

フロアコーティングは施工業者によって金額に大きな幅があり、依頼する際には迷ってしまうほどです。
中には、粗悪な原料を使用していたり、専門の業者でないために技術力が乏しく、仕上がりにムラがあるなどする場合があります。
業者選びは、低価格だからといって飛びつかないように注意して、慎重にすることをおすすめします。

口コミを確認してみたり、サンプルを取り寄せて実物に触れることもおすすめです。
施工技術に自信がある業者は、ホームページなどで、施工途中の写真などをたくさん載せて、詳しく解説している場合がありますので、そのような内容をチェックしておくことも重要です。
ペット専用のフロアコーティングでは、陶器に使用しているような安全性の高いコーティングを施している業者もあります。
情報収集を入念にし、納得のいく業者に依頼するようにしましょう。

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