水分は人間と同様に、犬にとっても生きていく上で欠かせないものです。
犬にとって1日で必要な水分の量は、ほぼ摂取カロリーと同じ数字になると言われています。たとえば、1日の摂取カロリーが1000kcalの場合は、必要な水分の量もだいたい1000mlになります。
■不足した場合*摂りすぎた場合
水分が不足すると、人間と同じように脱水症状を起こします。体の水分量の10%が失われると危篤状態になってしまい、体の水分量の15%が失われると命の危険があるといわれています。なるべく水は、いつでも新鮮なものを十分に飲める環境を作ってあげるように心がけましょう。
摂りすぎた場合は、尿の回数が増えたり、お腹が緩くなる場合があります。また胃酸が薄まったり、食欲不振になることもあります。
栄養バランスと一口にっても、なかなか細かく考えてあげることは難しいものです。
不足しているものはないか、過剰になっているものはないか、時々チェックしてあげるようにしましょう。健康診断を受けて、獣医さんに相談してみてもいいかもしれません。