● 白内障
水晶体が濁り、視力障害を起こします。
● 緑内障
眼球内部の圧力(眼圧)が上昇することで疼痛が起こり、眼球が大きくなり、視力障害を起こす病気。
● ブドウ膜皮膚症候群
免疫の異常によって起こる病気。両目が大きくなり、進行すると角膜が濁り、視力が低下します。
■脳の病気
● 特発性てんかん
脳に異常が見つからないにもかかわらず、けいれん発作などを起こす病気です。
全身がけいれんし、意識を失う全身発作、顔の一部や四肢だけがけいれんする部分発作があります。発作は一時的でおさまるとけろっとしていることもよくあります。完治が困難で、生涯つきあっていかなくてはなりません。
■泌尿器の病気
● 異所性尿管
本来腎臓から膀胱へとつながっている尿管が、尿道や膣につながっている先天性の病気です。そのため失禁の症状が現れます。
■内分泌の病気
● 甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンが十分に分泌されなくなる病気です。
なんとなく元気がなくなったり、震え、脱毛、皮膚の黒ずみが見られます。また、食欲旺盛になる傾向があります。
■骨と関節の病気
● 股関節形成不全
生まれつき股関節が不安定で、亜脱臼を起こしている状態。遺伝が関係しています。
後ろ足がうまく使えず跳ねるように歩いたり、腰を振って歩いたりします。
● 前十字靱帯断裂
加齢や肥満が原因で膝関節が不安定になっていたり、過度な運動をしたときに膝関節に強い力がかかることで前十字靱帯が断裂することがあります。
いつもと様子が違う、何かおかしい…そう感じたときはできるだけ早く動物病院へ連れて行き、獣医師に診てもらいましょう。
まとめ
オオカミのような外見のハスキーですが、実はイタズラ好きの甘えん坊。顔の模様によって各々の印象が全く異なるのも魅力です。
飼育するのに大変な犬種ではないので、飼育も楽しみながらできると思います。一度でもシベリアンハスキーを飼うと続けて2頭、3頭と飼育したいと思う人も多いといいます。
ハスキーの性格を理解し、服従訓練やしつけをしっかりと行えば素晴らしい家族のパートナーとなる犬種です。