2017年11月06日

犬の鼻水が止まらない?原因は?対策は??

犬の鼻水が止まらないなんてことはありませんか?たいていは心配することのないアレルギーなどの場合が多いですが、原因はいったいなんなのでしょうか。


1.鼻水が出る原因とは

犬が鼻水を出す原因はいくつかありますが、以下が代表的な原因です。

•緊張感/興奮
•アレルギー
•肺/気道(細菌性、ウイルス性または真菌性)の感染
•異物(芝生のようなもの)
•咬合した歯
•がん

2.心配したほうが良いの??

ほとんどの場合鼻水は心配する必要はありません。

①犬が緊張しているときに鼻水が出ることがありますが、落ち着くとすぐに消えるので心配する必要はありません。しかし、鼻水が数時間続く場合は犬のジステンパーまたはパラインフルエンザのようなウイルス感染の可能性があるので、心配する必要があります。

②アレルギーのあるほとんどの犬は、鼻水のような症状を持つ人とは異なり皮膚の問題を引き起こします。犬の鼻水がひどく、かゆみがある場合は、かゆみを治療すると鼻水が解消されるはずです。

③犬の鼻水が濃く、特に数時間続くと、犬が何かの病気に感染している可能性があります。犬の鼻に暖かい布をかけてあげて鼻の通りを良くしてあげると少し楽になります。感染症と言っても治療をすればすぐに元気になるので心配はありません。犬に抗生物質療法に入れたくない場合は免疫賦活剤を試すことができますが、鼻水を獣医に診断した後に行うことをお勧めします。

④鼻水が黄色っぽく、咳をしたり呼吸が苦しそうな場合はイヌインフルエンザの可能性があり、治療が必要であるかもしれません。

⑤鼻から食べ物、水分、排泄物が出ている場合は、犬の口を開いて見てください。膿瘍、腫瘍、または鼻水を引き起こしている原因となる何かの兆候があるかもしれません。。

⑥鼻血が出ている場合は心配が必要です。少量の血液が鼻の腫瘍の最初の徴候になることがあります。また、犬の鼻に草がついていること、しばらく感染が続いていること、歯にも問題があることなどがあります。大量の鼻血は深刻なものかもしれませんのですぐに獣医に見てもらいましょう。

3.鼻水が出やすい犬とは?

犬の中には鼻水が出やすい犬もいます。

ブルドッグ、ボクサー、パグなどの鼻先の短い犬種は、感染症を発症しやすく鼻水が多く出る場合があります。

歯科治療を受けていない小さな犬は、膿瘍を発症する可能性がより高いです。

ボルゾイのような長い鼻を持つ犬は、鼻の腫瘍を発症する可能性がより高いです。

4.病院に連れていくべきタイミングは?

鼻水が出たからと行ってすぐに病院に連れていく必要はありません。まずは様子を見ましょう。

濃くてどろどろの鼻水、または血混じりの鼻水が出ている場合には早めに治療をする必要がある可能性があるので病院に連れていきましょう。
感染症の原因などを見るけるために、獣医で検査をしてもらいましょう。

また、鼻の両側の穴から血が出ている場合には深刻な病気の可能性もあり、
精密検査をする必要があります。

いかがでしたでしょうか?
鼻水が出ているからとすぐに心配する必要はないようですが、血が出ている場合などには
早めに病院に連れて行ってあげてくださいね。

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