■デイジー
ミニテルペンラクトンという物質に刺激性があり、口にするとよだれや嘔吐、皮膚に触れると皮膚炎を起こすことがあります。
■ポトス
ハート型の葉が美しく観葉植物として人気のポトス。汁液にシュウ酸カルシウムなどの有毒成分が含まれ、摂取するとよだれや嘔吐、口内炎、胃腸障害、皮膚炎などの症状が見られます。
■アスパラガス・ファーン(オオミドリボウキ)
観賞用のアスパラガスの代表的なもの。観葉植物として育てられることが多いです。摂取すると吐き気、腹痛、痙攣、震えなどの症状が見られ、また心臓、呼吸器、腎臓に障害をきたすこともあります。
■ポインセチア
クリスマス時期になるとよく目にするポインセチア。全草にフォルボールという有毒成分を含み、嘔吐、皮膚炎、水疱などを引き起こします。
■牡丹
美しい花が人気の園芸植物ですが、乳液が皮膚に触れるとかぶれ、口にすると嘔吐、胃腸障害、血圧低下などの症状が見られます。
■チューリップ
球根に毒性があり、全草にツリピンという心臓毒を含み、喉の渇き、粘膜の乾燥、瞳孔の拡大、心臓異常、痙攣、嘔吐、腹部の痛み、血便、下痢、めまい、呼吸困難などを引き起こし、死に至ることもあります。
■エレファントイヤー
大きな葉が象の耳のような形をしていてデコレーションや贈り物に人気の観葉植物。
よだれ、口内炎、皮膚炎などの症状を引き起こします。
■シクラメン
こちらもクリスマス時期になるとよく目にする植物ですが、口にすると嘔吐、下痢、胃腸炎などの症状が見られます。多量に摂取すると、神経症状を起こし、死に至ることもあります。
■ミスルトウ(ヤドリギ)
欧米では「ヤドリギの下でのキス」の言い伝えで有名なヤドリギですが、嘔吐や下痢、呼吸困難、血圧低下、徐脈などの症状を引き起こします。
■オレガノ
シソ科の多年草。香りが強くスパイシーでイタリア料理には欠かせないハーブですが、嘔吐や下痢、胸やけなどを引き起こします。