1.ハグ
犬を抱きしめている写真はとても可愛いですね。でも、犬にとってはあまり居心地のいいことではありません。知らない人だったらなおさらです。でも、それはその人が嫌いというわけではありません。
首や体に腕を回さず、背中から胸を撫でであげて下さい。
もちろんハグが大好きな犬もいます。
大切なのは、どこまでならいいのか、どんな風に感じているのかを意識してあげることです。
2.目の前に近寄りすぎる
ハグと同様に、人が目の前に近づくことを嫌う犬は多いです。目の前に手をかざしたり、前を塞ぐように立ったり、前から走り寄ったりすることはしないであげて下さい。
耳掃除や歯磨きなどで、どうしても必要な場合は、ゆっくり優しく近づき、ご褒美をあげることも忘れないでくださいね。
3. お散歩中の自由を奪う
お散歩は犬にとって運動というより楽しみの一つです。表に連れ出して、探検心を満足させてあげて下さい。犬は嗅覚で判断してから他の感覚を使います。時間がないからと、止まって臭いを嗅ぐことを制限してしまっては、犬にとってストレスになってしまいます。
私たちも、大好きなお店の前で立ち止まることが許されないで引っ張ていかれたら嫌ですよね。
4.生活ペースの乱れ
そんなに悪さをしない愛犬でも、ルールが必要です。規則を守らせることも犬の生活には大切なことです。犬にも体内時計があるので、決まった時刻に決まったことをさせてあげましょう。できれば同じ時刻にお散歩に連れていき、同じ時刻に食事を与えて下さい。生活ペースが安定すれば愛犬も安心していることを感じとれるでしょう。
5.大きな声で怒鳴ったり厳しい罰を与える
怒鳴られたり、叩かれたりするのが好きな人はいません。ひどいことを言われても、犬はその言葉を理解できないかもしれませんが、嫌な雰囲気は感じ取り怖がってしまいます。怖がらせては良い関係を築くことはできません。
6.ドレスアップさせる
小さな時から服を着る習慣がないと、服を嫌がる犬は多いです。我慢して着てくれる犬でも楽しんでいるとは言えません。特に頭や足には抵抗を示します。寒さから守る必要がある時は、小さくて軽いものから試し、ご褒美も忘れないでください。
7.強い香水をつける
ご存知かと思いますが、犬の嗅覚は人の1万倍とも10万倍とも言われています。普通はどんな臭いも好んで嗅ぎますが、強い香水や薬品の臭いは嫌がります。どんな物も直接スプレーせず、医療用で必要な場合は顔は避け、できれは布にスプレーしてから塗ってあげて下さい。
個人的に香水や芳香剤を使う時は、犬に害のないものを使うようにして下さいね。
8.独りぼっちにしたり無視する
犬は独りぼっちを嫌います。他の犬が居ることで安心する犬もいますが、ほとんどは人との交わりを好みます。中には独りになることを怖がったり、不安になってパニックを起こす犬もいます。とはいえ、飼い主にも生活があります。家にいる時は出来るだけ一緒に過ごし、信頼関係を築きましょう。旅行や出張が多い人は、信頼できる人に預ける、或いはペットを飼うこと自体じっくり考えてみて下さい。
9.嫌がる状況に置く
愛犬が、どこかに行くことや何かをすることを嫌がった経験がある人も多いと思います。獣医を嫌がることは多いですが、時には車だったり、特定の道や人、動物だったりすることもあります。理由は恐怖心であることがほとんどです。そのような状況に置かなければならい時は、ゆっくりその状況に慣らし、近くで見守りおとなしくしていることを褒めてあげて下さい。
10. 飼い主の気分の変化
人生には浮き沈みもあり、いつもハッピーではいられません。でもいつも一緒にいる愛犬は感情の変化を感じ取ります。落ち込んだり、ストレスを感じている時、犬にも影響します。中には同じように落ち込んでしまう場合もあります。そうでない場合でも、構ってもらえず、退屈したり、イライラしたり、癇癪を起したりすることがあります。できるだけ愛犬と一緒に過ごせばあなたを支えてくれるはずです。一緒に散歩に出掛ければ気持ちも楽になるかもしれませんよ。