環境に優しいLED
皆さんの持つLEDのイメージってどんな感じですか?省エネとか優しい光とかでしょうか?
■そもそもLEDとは?
LEDは証明や電球、テレビやライトなど幅広く使われている「発光ダイオード」のことで、電気の使用量が低く、寿命が長いという特徴があるものです。蛍光灯と比べると値段が高いのが難点ですが、地球温暖化防止に貢献!私達の生活シーンにもすっかり溶け込んでいる最先端技術の1つです。
■東日本大震災を受けて…
2011年3月11日に起きた東日本大震災。この地震の影響もあって、電気を無駄にしないという節電意識が広まり、LED照明への注目が高まりました。人々の関心がLEDに集中していく様子は明らか!何より、コマーシャルや広告などで「LED」の文字を頻繁に目にするようになりましたね。
LEDが犬に影響与えるウワサ
環境保護にも貢献しているLEDが何と犬に影響を与えているとしたら、あなたはどう感じますか?
■LEDの優しいイメージが先行?
「そんなバカな?」とドキッとした方は、家の中の照明やテレビ、車の照明などにLEDを使っているのではないでしょうか?
私も実際その中の1人です。生活をする上で「良い」とされることはできるだけ実践したい派で、そうすることで何となく地球に貢献しているような気持になるんですよね。どんなものなのかを理解せずに高跳びしてしまっているかも?…この頃そう感じています。
■「青色の光」がキケンだとか
LEDの光って白っぽい印象がありませんか?しかしながら、専門家はこんな風に指摘しているんです。「白色のLEDの光には青色の成分が多く含まれていて、この青色の光が人体に影響を及ぼす可能性かある」と…。
もちろん、今まで一般的には知る余地もなかった課題ですが、LED照明を研究する学会などでも、安全性を危惧する文献がまとめられているんです。
■眼・皮膚・自立神経系に影響?!
その学会誌で発表されたLEDの人体への影響は「眼」「皮膚」「自律神経系」の3つ。
眼への影響は網膜や結膜、水晶体への傷害、皮膚への影響は熱を帯びることで間接的に生理的障害をもたらすとされ、また自律神経系では覚醒作用や体内時計の狂いなどが指摘されています。これにはちょっとビビりますね。
これだけ人体への影響があるとすれば、犬や猫などペットへの影響は一体どれだけ膨らんでしまうのでしょうか?
LED照明は犬を刺激するってホント?
ホントかウソか…LED照明が与える生き物への影響は実際に報告されているようです。
■症状の例が気になるところ
いつも元気で明るいのに突然ぐったりしてしまったり、風邪のような症状が見られたり、吠えなくなってしまったり…これはただ事じゃないかもしれません。犬のコミュニケーションの1つでもある吠える・鳴くという行為がなくなってしまうことは、とても恐ろしいことですよね。
■蛍光灯に戻して解決?
LEDは環境に優しいという反面、人体やペットに影響を与えてしまうということが気になるところ。
ある飼い主さんは、いつもと違う愛犬の行動に疑問を感じていたそうです。
「落ち着きがない…」毎日愛犬の行動を見ていれば、ちょっとした変化やおかしな点が見えてきますよね。たまたま部屋の照明をLEDに変えたばかりだったそうで、照明をもとの蛍光灯に変えたそうです。すると、翌日から行動に落ち着きが戻り、ゆったりとした「元の愛犬」に戻ったということなのです。
カメラのフラッシュが危険な理由
以前、ツイッターなどで「カメラのフラッシュで失明する」ということが話題を集めていましたよね。LEDの光をはじめ、太陽の直視、レーザーのポインター、カメラのフラッシュなどは、犬や猫に網膜への傷害を与えることがわかっています。
■人間とは違う目の構造だった!
猫の目は受ける光の強さによって黒目の部分が大きくなったり小さくなったりしますよね。真っ暗闇でもしっかり見えるところは、猫の眼の大きな特徴の1つでもあります。そして、猫には「白目」がないんですね。
猫には「虹彩」という瞳孔を開いたり閉じたりする機能があって、目の中に入ってくる光を上手にコントロールしていますが、猫の目にある「輝膜」というものが光を集めやすくしているのです。ですので、必要以上に光の影響を受けやすいということなのです。
そして、犬も然り。失明とまではいかないとされていますが、やっぱり網膜への影響がぬぐい切れません!