5万リツイートを獲得したツイッター
絵描きの傍らに佇むラブラドールレトリーバー。ちょっとはにかんだような表情がかわいらしいですよね。
この話題のツイートに写っている犬。
小さな黄色いマントを付けていますが、一体この犬の正体は??
カイン・コンパニオンズという会社所属の、サービスドッグでした。
カイン・コンパニオンズは、1975年に設立。
身体障害者の方々の生活の手助けをしてくれる援助犬を無料で提供してくれる団体です。
このツイッターに写っている犬は、いつも一生懸命お仕事をしてくれるご褒美に、ディズニーランドに連れて行ってもらい、似顔絵を描いてもらっているところだったのです。
なんとも微笑ましいエピソードが隠れていました。
援助犬は人々に幸せをもたらしてくれる
援助犬と一緒に人生を歩む
ご主人様とずっと一緒に生活する援助犬。
いろんなところに行くことになります。
例えば、バスケットボールの試合会場。
一緒にゲームを楽しむんです!
ゴルフの打ちっぱなしにも同行。
練習にお付き合いしなければなりません。
バスケットゲーム観戦は楽しいですが、ゴルフの練習はちょっと・・・。
と、言いたげな表情ですね。
憧れのキャラクターに出会えちゃったり、なんてうれしいサプライズにも遭遇できちゃいます。
日々生活していく中で、ささやかな幸せってありますよね。
援助犬とはそんな貴重な時間を共有できるんです。
ディズニーランドでのツイートも、そんな幸せの瞬間だったのかもしれません。
団体の運営資金は?
気になるのは、カイン・コンパニオンズを運営する資金についてです。
カイン・コンパニオンズは、ユカヌバやペット・スマートといったペット関連企業の支援を受けて運営資金を獲得しているようです。
その他にも、寄付を募り運営。
営利目的ではないので、資金を援助してくれるスポンサーの存在はとても大きいですよね。
こうしたペットを大切に思う企業の恩をきちんとした援助犬の育成に注いでいるのです。
こちらのツイートは、空港での訓練の様子。
そんな場所においても、ご主人の助けとならなければなりません。
おちついてコマンドを聞けるか、行動できるか、厳しい訓練が積まれていきます。
「習うより慣れよ」。
生活していく中で、必ず行く場所で訓練は続きます。
例えば、おもちゃ売り場。
いろんなものが置いてありますし、店内で他のお客さんの邪魔になっても行けません。
こういった様々な環境でトレーニングを積むことで、どんな状況かでもきちんとお仕事をこなせるようになるのです。
身体障害者の方々の幸せ、そして援助犬の幸せを応援したいですね。