犬用カートの選び方!その活用方法は?

犬用カートの選び方!その活用方法は?

多頭飼いや老犬の介護をしている方、一度は「あったら便利かも?」と思ったことがあるのでは?今回は便利な犬用カートの活用方法と選ぶ際のポイントをご紹介します!愛犬にも飼い主さんにもメリットがある物ですよ。


何が必要かはそれぞれ違う

ペットカートは「必需品」ではありませんが、「あったら便利なもの」です。だからこそ、不要な方には「甘やかしすぎ」と感じられてしまうこともあります。しかし「必要な物」とは犬それぞれ、そして家庭状況によっても変わってくるもの。

特に多頭飼いや老犬の介護をされている飼い主さんは日頃の負担も大きいものですよね。そういった負担を軽減してくれる物は飼い主さんだけではなく、愛犬にとっても嬉しいものとなりますよ。

幅広い活用方法

犬用カートの活用方法は非常に幅広く、これひとつあるだけでぐっと行動範囲が広がります!

多頭飼いでの愛犬管理

散歩中の公園までの道が狭くて自動車量が多い場合など、多頭飼いは一苦労。カートに乗せて公園まで移動すれば愛犬の安全も守れますし、歩かせ過ぎNGな小型犬の体力調整にも役立ってくれます。また、一人で数頭の愛犬を連れてドッグランなどへ行くと監視も難しくなりますよね。

愛犬を見守ることは、ドッグラン利用時のマナーやルールでもあります。そういったところでも、カートに乗せてステイさせておくと一頭ずつ走らせてあげることが可能になります。

高齢や持病を持つ愛犬のために

愛犬が高齢でなかなか歩けない場合、それでも少しでも外の空気を吸わせてあげたいもの。でも大型犬となればなおさら飼い主さんの力では難しい面もあります。また持病であるくことが出来ない子もいます。目が不自由だと怖がってしまい散歩がストレスになることもありますよね。

安全に遊べるお気に入りの場所までカートに乗せて移動させてあげれば、愛犬の負担も、飼い主さんの負担も軽減されるでしょう。

カフェの利用が楽になる

ホームセンターやペットショップなど犬同伴OKな場所でも、粗相をしないか心配になることもありますよね。カートに乗せておけばそういった心配も無くなりますし、移動そのものが非常に楽になります。またドッグカフェなどの利用をする方も多いと思いますが、食事中にせわしなく動かれて困ることも無くなりますよ。

災害や緊急時の避難アイテムに!

地震や台風、自然災害はいつ何時くるか分かりません。余裕をもって避難出来る時間がある場合にも、家族全員の必需品を持つとなかなか重い荷物が出来上がります。そんな時、愛犬はどのように抱えて逃げますか?

キャリーでは重すぎるかも、と感じる方はカートなどを用意しておくと安心かもしれませんよね。もちろん、愛犬の大きさによってはスリングやバッグの方が活用しやすい事もあります。愛犬の大きさ、家族の人数、そういった事すべてを含めて「最善策」をぜひ一度考えてみてくださいね。

犬用カートの選び方

「うちには一台必要」と購入を決めたら、次は実際にカートを選びましょう!今回は犬用カートを選ぶ上で重要なポイントをいくつかご紹介します。

耐荷重

カートにはそれぞれ「耐荷重」があります。愛犬の重さはもちろん、必要な荷物や毛布を敷いたときにトータル何キロになるのか?をしっかりと計算した上で決めましょう。インターネットなどの通販ではこの耐荷重の記載がないこともあります。

写真だけで判断せずに、記載がない場合には問い合わせてから購入するようにしてくださいね。

3輪か4輪か?

これは使用者の好みなので一概には言えませんが、3輪の方が「小回り」は効きます。ただしやはり1度は店舗で実際に見て、試しに押してみましょう!安い買い物ではありませんので、購入後に使い勝手での失敗は極力したくないものです。

また、その際に高さやハンドルの回し具合についても、自分にコントロールしやすい物を選べるようにチェックしてみてくださいね!

取り外し機能

愛犬を乗せるキャリーの部分が取り外しできるタイプは、そのまま車に乗せることも出来るので重宝しやすい形です。しかし多頭用のカートでは取り外しができないこともありますので、取り外し機能をご希望ならこの点についても、耐荷重同様確認を忘れずに!

購入後に困ったことはこんなこと

実際に使用した方たちの中でも「不満」はどんな面で出てくるのでしょうか?悪い面も見ておくと、想像しやすく、購入時に重要視したいポイントも見えてきますよ。

落下・飛び出し

キャリーの深さが浅すぎて愛犬が飛び出したり、段差の衝撃で落下しそうになったり。犬用カートのトラブルでもよく耳にする話です。ほとんどのカートには「飛び出し防止用リード」がついていますが、それも宙づりになってしまう危険性があります。

愛犬の背丈などに合わせて選ぶこと、また使用シーンをイメージして段差などに強い操作性を持つカートを選択するなど対策をしていきましょう。

熱中症

真夏の炎天下では、いくらカートに乗せることで地面との距離が出来ても、その中の温度は非常に高くなります。ケースの中に凍らせたペットボトルなどの「熱中症対策グッズ」などを入れても耐えられるカート選びをしてくださいね!

愛犬にとってもお気に入りの場所に!

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