猫が飼えなくても猫と暮らせる!保護猫のいるシェアハウス

猫が飼えなくても猫と暮らせる!保護猫のいるシェアハウス

ここ2、3年、猫のいるシェアハウスが急増中です。猫がいるといっても、オーナーさんの飼い猫ではありません。里親を募集中の猫たちと一緒に暮らすシェアハウスなんです。


保護猫と暮らせるシェアハウスって?

入居することが社会貢献になる

飼い主のいない保護猫たちと入居者が一緒に暮らすことで、入居者は猫との暮らしを楽しみながら社会貢献をすることができます。

シェアハウスには猫が3頭から5頭程度暮らしていて、入居者はシェアハウスを出るときに猫を里親として引き取ることも可能です。
里親として引き取る場合には、シェアハウスを運営または協力をしている保護団体の審査を受けてから正式な譲渡となります。

いわば猫カフェに住みながら、なんなら気に入った猫と出て行くことができるという、猫好きにとっては夢のような話なんです。

どんな猫がいるの?

シェアハウスに入居している猫たちは、保護団体が保護して里親を探している成猫たちになります。

保護団体が多数の成猫を受け入れざるを得ない背景として、根底としては動物の尊厳が守られない法律の問題などがありますが、直接的には、金儲け主義の悪質なブリーダーの存在や、一部の飼育者のモラルの低さ、そして高齢者問題などがあります。

■ブリーダー崩壊、悪質ブリーダー
金儲けのための無計画な繁殖により運営が行き詰った悪質なブリーダーの崩壊現場からのレスキュー。

■多頭飼育崩壊現場
猫の飼育者が適切な不妊去勢手術を怠ったために猫が繁殖を繰り返し、増えすぎて飼育しきれず、劣悪な環境で過ごす猫たちのレスキュー。

■高齢者のペット問題
近年問題になっているのは、核家族化が進んだことにより、高齢の飼育者が入院や高齢者施設への入居、死亡するなどの理由で行き場を失う猫たちが増えていることです。



上記のような現場からレスキューをされた猫たちは、必要な治療や不妊去勢手術をした上で里親を募集します。

保護猫のいるシェアハウスは、そういった猫たちが里親を見つけるまでの受け皿のひとつになるのです。

誰でも入居できるの?

通常のシェアハウスと同様の入居条件の他、猫と暮らすので猫が好きなことは必須条件でしょう。
また、他の入居者と協力をしながら猫の世話をする必要があります。

保護団体が保護している猫たちと暮らすため、シェアハウスによって、保護団体による入居審査がある場合もあります。

2016年末現在では、入居は女性に限定しているところが多いですが、男性入居が可能なシェアハウスも出来ました。

保護猫のいるシェアハウスはメリットだらけ!

入居者のメリット

入居者にとっての最大のメリットは、猫を飼うことが出来なくても猫と暮らせるということです。

猫は大好きだけど、今後の生活の変化などを考えると今すぐ猫を飼うことは出来ないという人は多いですよね。
でも、保護猫のいるシェアハウスでなら猫と暮らすことが出来ます。

生活が不規則でも、一人で飼育するのではないので安心です。

また、将来的に猫と暮らしたいけれど猫を飼ったことがないから不安という時も、他の入居者たちと協力しながら猫の飼育を経験することが出来ます。

更に、シェアハウスから猫を引き取る場合には、その猫の魅力や性格を十分に理解した上で迎えることが可能です。

猫のメリット

猫にとっては、里親さんを待つ間も通常の家庭で暮らすのに近い環境で過ごせるというメリットがあります。

子猫に比べて格段に里親が見つかりにくい成猫は、施設への入居日数が長くなります。

多数の猫と不特定多数の人間の出入りがある保護シェルターや保護猫カフェはどうしても猫にストレスがかかります。

少人数の入居者のみと暮らすシェアハウスは家庭に近い環境のため、シェルターなどに比べるとストレスがかかりにくくなります。

保護団体のメリット

保護団体が自力でシェルターを作るのは、場所代だけで無く、維持をするための人件費、光熱費など、猫の飼育費用以外に膨大な費用がかかります。

シェアハウスという受け皿ができることにより、猫の居場所だけで無く、入居者という猫の世話をする人手を確保することが可能になるのです。

入居者が入れ替わっても猫が居場所を失うことは無く、更に、里親が決まった場合には新たな猫を受け入れることが出来ます。

保護猫のいるシェアハウスが出来てから、すでに多くの猫がシェアハウスを卒業して新しい家族と暮らしています。

物件オーナーのメリット

保護猫のいるシェアハウスの運営には二つの形態があります。

保護団体自体がシェアハウスを運営するケースと、物件を持つオーナーが、保護団体にいる猫に場所を提供するケースです。

猫を助けたくてもオーナー自身が猫を飼うことが出来ない場合でも、シェアハウスの運営を通して猫の保護活動に参加することが可能です。

更に猫のいるシェアハウスという付加価値により、入居者が見つかりやすいメリットもあります。

保護猫と暮らせるシェアハウス物件一覧

※募集状況などは各シェアハウスのHPなどでご確認ください。

猫付きシェアハウス

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