2016年12月09日

犬を寒さから守る!見落としがちな冷えのサインと寒さ嫌いの犬種まとめ

本格的な冬の到来!犬も人間と同じく寒さを感じながら過ごさなければなりませんが、犬は毛で覆われていることもあるせいか、実際寒いと感じているのか、それほどでもないのか、よくわからないことがありますよね。今回は犬が寒がっている時の仕草や犬種による寒さの感じ方などをまとめてみました。


ブルブル震えるのは人間と一緒

そうですよね。犬だって寒い時はブルブル体を震わせます!これ以外に、犬が寒がっていることがわかるの仕草は?

体を小さく丸めたり動かない

見たからに寒そうな仕草なので、わかりやすいかもしれませんね。頭としっぽをくっつけるように丸まる仕草が「寒い」の証拠。できるだけ体温を逃がさないようにして丸まっているんですね。
また、寒くて動けないのか、ずっと寝ていたり、散歩にも行きたがらいような態度を取る時も、「寒い」と感じている時が多いようです。私たち人間でも、寒いと動くのもおっくうになりますからね!

水を飲む量が減っている?

毎日同じ量の水をあげているのに、この頃お水を飲む量が減っている…これも犬が寒いと感じているサインのひとつ。やっぱり寒いから冷たい水なんて飲みたくないんですね。

冬になると一般的にどの犬種もお水を飲む量が減る傾向にありますが、水分の摂取量が減ってしまうと、泌尿器系の病気になりがち。そうならないためにも、室内の温度設定には気を付けたいですね。

犬種別で見る寒さの感じ方とは?

寒さの感じ方は犬の体格や犬種にもよるんです。

小型犬やシニア犬は寒さを感じやすい

小型犬は体が小さいので、どうしても体温の維持がしずらい傾向にあります。大型犬と比べても床に近い位地で生活しているので、冷気を感じやすいんですね。同様に、シニア犬も寒さにめっぽう弱いです。

耳の大きい犬は寒さを感じやすい?

チワワなどの耳が極端に大きい犬は、体内の温度が耳から逃げやすいため寒さを感じやすいと言われています。耳が大きいと、どうしても放熱しやすくなってしまうので、冬の時期は気を付けてあげたいですね。犬用の耳あてが必要かもしれませんね^^

トロピカル犬は寒いのニガテ

南国出身のトロピカル犬は寒いのニガテ。もっとも、寒さに慣れていないので、体が順応しきれていないとも言えますよね。チワワはトロピカル犬の代表選手。インカオーキッド、シマロン、ハイバニーズなども冬になると凍えちゃいます。
逆を言えば、北国出身の犬は寒さに慣れているので、しっかり乗り越えていくことができます。とは言いながら、やっぱり寒さを感じていることには変わりがありません。どんな犬でもやっぱり寒い!

犬は喜び庭かけまわる…はウソ?

雪の上を元気よく走る犬をたまに見かけますが、犬だって本当は寒いんです^^ 寒さには強いと言えど、やっぱり気温の低さにはかないません…

冷気は下から襲ってくる

室内に暖房がかかっていても、実際愛犬がいる場所や寝る場所が暖かいかというと、そうでもないことが多いんです。私たち人間は足や手などが冷えやすい箇所で、これらが冷えると体まで寒くなったように感じますよね。
犬の場合は人間より低い位地で生活しているので、寒さの感じ方も人間と変わってきます。床に近い位地が一番冷えやすくなるので、横になっている時は(ほとんどですが)どうしてもお腹が冷えてしまうんです。お腹の部分は毛も薄いので余計です。

ブランケットは上からかけるより下にひく

そんな事情があるので、冬になったら毛布やブランケットを上からかけるよりは、下に厚めにひいてあげた方が断然暖かかいです^^ お腹が冷えてしまうと下痢の原因になったり、トイレが近くなったりしますので、今まで上にてんこ盛りに毛布を掛けていた方は、下に移動してあげて下さいね。

おそらく、朝起きたら毛布が全部下敷きになっていた?!ということの方が多いと思います。犬は本能的にどうすれば少しでも暖かく過ごせるか、よーくわかっているんですね。
これは、我が家でも実践しているのですが、「段ボール」が意外に重宝します。毛布やブランケットの下に2,3重にしてあげると暖かさが持続します!コストゼロで愛犬もポッカポッカですよ。

ブルブル・丸まる・お水飲まないがサイン

凍えるような季節になると、室内の温度を一定に保つのがなかなか大変ですよね。たとえ暖房が効いていても、犬のいる場所だけ寒いかもしれません。冷気は上からではなく下からくるので、毛布やブランケットは下に敷いてあげるようにしましょう。
小型犬やシニア犬はどうしても寒さに弱いのが特徴。ですので、フワフワで暖かいベッド+モコモコの毛布を用意してあげて下さいね。
お水の量も定期的にチェック!寒さのあまり、摂取量が減ってしまったら、喉が渇くような環境になるように心がけましょう