一眼レフやデジイチは持ってないのだけど・・・
良い写真は、何も絶対に良い機材でないと撮影できないというわけではありません。
最近のコンパクトデジカメやミラーレスのデジカメなどは多機能で高性能かつ低価格と、利用者には大変ありがたいカメラが沢山販売されています。
特に初めてのカメラの場合は、どんな機材を使うかよりも、「使いやすい」と自分が感じるものを手にして、日々撮り慣れることが大切です。
また、サイズによっては携帯電話のカメラでも十分にキレイで応募出来る場合もあります。
ペットの写真を撮る時のポイント
■目線の高さに注意する
自分が見ている目線の高さと、写真を撮りたい対象物との高さが大きく違う場合は、思い切って、その対象物の目線の高さにカメラの高さを合わせてみましょう。
これは、赤ちゃんや子供の写真を撮る時に言われるポイントと同じで、犬や猫など動物にも同じことが言えます。目線の高さを合わせることでより迫力のある1枚を撮ることができるでしょう。
面白い写真を撮るとすれば、対象物の目線の高さよりもずっと下、寝転んで犬や猫を見上げた角度で写真を撮ってみましょう。普段、犬や猫が見上げている世界がそこには広がっているはずです。
また、ペットの目の中に、自然の光のつぶがキラリと入っているとイキイキとした表情に見えるので、おすすめです。撮影の際にはぜひ、意識してみてください。
■デジカメの便利機能を使ってピントを合わせる
走り回るペットにピントを合わせて写真を撮ることは初心者さんには至難の業です。
すごく良い表情をしていると思って写真を撮っても、ブレてしまって何の写真か分からないなんてことはよくある話です。
そんな時は、デジカメの便利な機能を使ってみましょう。
デジカメには、シャッタースピードを変えたり、天気に合わせた色の調整機能など、様々な便利機能が備わっています。多機能すぎて、使いこなせていないという人は、一度説明書を広げてみてもいいかもしれません。
走り回るペットを撮影する際には、デジカメについている「スポーツモード」がおすすめです。子供のサッカーの試合を撮影する時などに使用する機能ですが、これは動きの早い対象物に自動でピントを合わせてくれる優れものです。
オートフォーカス機能を使って、ペットがここへ走り込んでくるだろうと予想した場所でカメラを向けて構えておき、ペットがフレーム内に飛び込んできた瞬間に撮影するという方法もあります。この方法は反射神経が明暗を分けるので、少し練習することをおすすめします。
他にも連写機能を使うと、そのうちの何枚かは予想以上の仕上がりになっていることもしばしばです。ぜひ一度、色んな機能で遊んでみてはいかがでしょうか。
犬や猫を撮影する時に気をつけたいこと
■赤目のように光ってしまう場合はどうしたらいいの?
動物を撮影した時に、赤みやグレーのような色で目が光ることがあります。これは、動物の目の中にある「タぺタム層」という部分にフラッシュが反射するために起こる現象です。
このような写真にならないように、あらかじめカメラを赤目防止の設定にしておくようにしましょう。
■フラッシュで失明するってホント?!
一時期、ツイッターなどでフラッシュ撮影をすると動物が失明するという内容が話題を呼びましたが、実際には一度のフラッシュで失明するということはないようです。
ですが、けいれんを引き起こす可能性があると警鐘する獣医さんもいます。いずれにせよ、動物の目には良い影響ではないようです。
デジカメなどは、基本設定としてオートフラッシュになっていることが一般的ですが、犬や動物を撮影する時には、フラッシュがオフになっているかを確認するようにしましょう。
また、フラッシュは効果的に使用しない限り、のっぺりとした写真に仕上がってしまいます。
動物写真に限らず、素敵な写真に仕上げたい場合は、基本的にはフラッシュの使用はおすすめではありません。
渾身の1枚が撮れたら、写真コンテストに応募してみよう!
■「ウチの犬っこ / 秋田犬 ワールドフォトコンテスト」
応募締め切り:2017年1月13日
秋田県プレゼンツのこのコンテストは、入賞すれば賞金以外にも秋田県の特産品がもらえます。
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■「日めくりワンコ!」「日めくりニャンコ!」
応募締め切り:2017年3月31日
2018年度版のカレンダーの写真に採用されます。掲載希望日も選べるので、愛犬&愛猫の記念日にいかがでしょうか。
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