2016年11月11日
犬を飼っていると抜け毛が気になりますよね。一見抜け毛が少なそうに感じる短毛の犬種でも、いざ飼って見るとなんだか抜け毛が多い。どうしてだか疑問に感じたことはありませんか?実は「換毛期」が関係しているのです。まとめてみましたのでご覧下さい。
春と秋、犬の毛が生え替わる時期を換毛期と呼びます。1か月くらいかけて大量の毛が抜け落ちたり、新しい毛が生えてきたりします。これは人間の衣替えのようなもので、ほとんど汗をかくことができない犬にとって、この時期に換毛することは、体温を調整し、より快適に健康に、夏や冬を過ごすためにとても重要なことなのです。
とはいえ、すべての犬に換毛期があるわけではありませんし、犬種や個体によっても、換毛の量には大きな違いがあります。
多くの犬の被毛は、皮膚を保護する役割を果たすオーバーコート(上毛)、体温調節の役割を果たすアンダーコート(下毛)の2層構造になっていますが、オーバーコートのみという犬種もいます。前者をダブルコート、後者をシングルコートと呼びます。
換毛はアンダーコートの生え替わりなので、「ダブルコートの犬=換毛期がある犬」と考えてよいでしょう。一方、「シングルコートの犬=換毛期がない犬」であると言えます。
ダブルコート、シングルコートどちらも、長毛・短毛タイプがいますが、今回はダブルコートの短毛タイプの犬種をご紹介します。
犬を飼うときには、室内飼いでしたら抜け毛も気になりますよね。知識として、短毛の犬種でも抜け毛が多い種類を知っておくことは大切です。まとめましたのでご覧下さい。
抜け落ちる毛を減らすのに最も有効なのは、ブラッシングです。抜けかけた古い毛を取り去ることで、落ちる毛を少なくするのです。古い毛をしっかり取り去ることは、次の季節のために必要な換毛を促すことにつながりますし、血行をよくしたり、皮膚を清潔に保ったりする効果もあるので、皮膚への過度な刺激に注意しながら積極的に行ってください。
ブラッシングアイテムは、ブラシ、コーム、グローブなど、毛質や長さなどに応じshampooて選びましょう。ブラッシングの際、グルーミング用のウォーターなどを使うと、毛の飛散を少なくできる、静電気を抑えられる、皮膚や被毛をケアできる、毛の絡まりを取るといった効果も期待できます。
実は、抜け毛には換毛期が関係しており、短毛・長毛のどちらの犬種にも抜け毛が多い種類が存在します。なので、どの犬種が抜け毛が多いのかを把握した上でしっかりとブラッシングをしてあげるといいでしょう。犬を飼うときの参考にしてみてください。