愛犬の耳トラブル!どんな病気の可能性があるの?

愛犬の耳トラブル!どんな病気の可能性があるの?

特に「たれ耳」を持った愛犬は注意をしてあげたいのが耳のトラブルです。皮ふトラブル同様、犬には非常に多い症状なので悪化させないように早めに病院へ受診をすることと、日頃から清潔に保つことが大切です。


たれ耳の愛犬は耳に気をつけよう!

耳トラブルの起きやすい好発犬種は、ダックスフント・ゴールデンレトリバー・アメリカンコッカースパニエル・シーズーなど、「たれ耳」を持った子たちです。耳が塞がっている状態のため湿気や汚れがたまりやすい傾向があります。今回は犬の「耳トラブル」にはどういった病気があり、それぞれどのような症状が起きるのかをご紹介します。

特にいや~な匂いや耳垢がひどくなっている場合には、病院へ行って治療薬などをもらうと治りやすくなりますよ。

外耳炎・中耳炎・内耳炎の症状って?

人間同様、代表的な耳のトラブルはこちらの3種類の病気である可能性が高いです。

外耳炎

耳トラブルの初期症状では「耳垢」が目立ちますが、この耳垢がベトベトし、嫌な臭いを伴ってくると外耳炎の可能性があります。こういった症状ではかゆみや痛みもあるので、愛犬が耳をかくことも増え頭をぶるぶるっと震わせるような姿も目立ちます。

細菌やダニの可能性もありますが、アトピーなど全身の皮ふ病が影響して起こることも。症状が軽いものであれば、耳掃除を丁寧に行うことで改善されたりもしますが、悪化すると中耳炎や内耳炎に発展してしまうこともあるので注意してあげましょう。

中耳炎

おもに外耳炎の症状が悪化することで起こる中耳炎は、外耳炎以上に痛みが強くなります。そのため、耳を触られるのを痛がる他にも発熱や腫れといった症状も起こります。抗生物質を用いての治療となり、悪化してしまうと神経麻痺や聴覚障害といった結果を招いてしまうので、早急に病院へ受診をしましょう。

内耳炎

おもな原因は細菌感染で、外耳炎が慢性化している愛犬や歯に疾患を持っている愛犬はよりかかりやすいのが内耳炎です。内耳炎の初期症状はおう吐や食欲の低下、そしてその後の症状は炎症を起こしている場所によって変わってくるとされています。

聴覚神経、平衡神経といった場所の炎症がある場合も多く、難聴やふらつきといった症状が出ることもあります。重症化してしまうと歩くことも出来なくなる怖い病気です。
外耳炎、中耳炎も合わせて発症している場合が非常に多いため、耳トラブルを起こしたことのある愛犬であれば、より注意深いケアが必要となります。

耳ダニ感染症とは?

人にも犬にも大敵のダニは、時に愛犬の耳にも寄生してしまうことがあります。耳ダニは中耳炎などと違いどんな犬種でも起こること、そして二次感染の可能性もあることなので早めの治療でかゆみストレスから愛犬を解放してあげたいですね。

症状が悪化すると首にまでひろがるかも!

耳ダニは、「ミミヒセンダニ」と呼ばれる非常に小さなダニですが、発症すると激しいかゆみに襲われ、耳垢が黒くなります。耳アカを食べて成長し、さらにその耳の中で卵を産むという、なんとも恐ろしい生態を持ったダニです。また、感染した犬猫と接触することで、耳ダニがついてしまうことも多いので、多頭飼いの場合には一緒に暮らすほかの犬や猫への感染にも注意が必要となります。

治療は薬剤投与となりますが、多頭飼いの場合にはその犬や猫も感染チェックをするので、一緒に病院へ連れて行くようにしてくださいね。

全身にかゆみがある場合にはカイセンかも?

耳や首のみならず、目・かかと・ひじといった場所にもかゆみが見られる場合には耳ダニではなくカイセンというダニの可能性もあります。どちらにしても治療が必要なこととなりますし、かゆみは非常に強いストレスで愛犬の元気も無くなります。早い段階で病院へ連れて行ってあげましょう!

原因不明の耳血腫とは?

あまり聞きなれないこの病気の原因が明確には分かっておらず、外耳炎や食物アレルギー、アトピー性皮膚炎などさまざまな「元の病気」によっておこる耳のかゆみでかいたり、頭を振ったりし続けると血管が破れてしまい発症すると言われています。

気になる症状と治療とは

この病気の大きな特徴はみみが膨らむ状態になることです。痛み、かゆみはもちろんですが「耳がふくらんでいるような気がする」と思ったら見逃さないようにして下さい。治療方法は病院によって変わりますが、主には手術で耳にパイプを通したり、注射で液を排出させその穴を縫いふさぐ方法などがあります。

炎症をおさえるためのステロイドや抗生物質で細菌感染を予防する内科的治療も、同時に行われることが多くあります。この病気が治ったあとにも、再発防止にはやはり「元の病気」のケアが重要となってきます。

耳のケアは毎日してあげよう!

皮膚同様、耳の病気はかゆみや痛みといった非常にストレス度の高い症状が起きてしまいます。愛犬元気も無くなって心配になりますし、耳の匂いが強くなると飼い主さんも気持ちのいいものではありません。そのためにも大事なことは耳のケアを毎日してあげること!

特にたれ耳の愛犬と暮らしている方は、やさしくふいてあげたり、寝ているときに耳をめくるとムレ予防にもなりますよ。またトリミングの際には「耳の中の毛抜き」も忘れずに行ってもらいましょう。

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