ラブラドール・レトリバーの性格と特徴、魅力とは。

ラブラドール・レトリバーの性格と特徴、魅力とは。

ラブラドール・レトリバーは、盲導犬や警察犬としても活躍することの多い、賢く、温和な大型の犬種です。


家が狭いことの多い日本では小型犬の方が好まれがちですが、フレンドリーで温厚なラブラドール・レトリバーは、海外では常に1位、2位を争う人気の犬種でもあります。ラブラドール・レトリバーという犬種の最大の魅力は、その温和、社交的、従順といった性格です。

ブラドール・レトリバーとはどのような犬種?

ラブラドール・レトリバーは、大型犬に分類されます。毛の色は黒と茶とイエローの3種類があります。それぞれの毛色のラブラドール・レトリバーは、犬種名が長いこともあって、それぞれ親しみを込めて黒ラブ、茶ラブ、白ラブと省略して呼ばれることもあります。また原産地は、カナダのニューファンドランド島だといわれています。

ラブラドール・レトリバーは、テレビや新聞などで、警察犬や麻薬捜査犬や救助犬として活躍している精悍な容姿でよく登場します。街へ出れば、盲導犬として穏やかな佇まいで寄り添って視覚障碍者をリードしている姿を見かけることがあります。

ラブラドール・レトリバー多くは、室内犬として飼われており、欧米では一家のコンパニオンアニマルとして、つねに高い人気がある犬種です。

ラブラドール・レトリバーの性格。

警察犬や盲導犬が有名なため、ラブラドール・レトリバーには落ち着いていて賢いというイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし、そのような特別な訓練を受けていないラブラドール・レトリバーは、決して生まれつき落ち着いているわけでもなく、おとなしいわけでもありません。

子犬時代のラブラドール・レトリバーは、基本的にとてもやんちゃです。部屋の中のあらゆるもの、こんなもの……と思うようなものまで、いつのまにか壊しています。齧れるものは齧り、破けるものは破き、それを片っ端から食べてしまいます。

ですから、子犬のころのラブラドール・レトリバーはやんちゃな性格のため、どうしても怒られることが多くなります。またこの時期に適切なしつけをしなければ、手に負えない成犬になってしまうので注意が必要です。ラブラドール・レトリバーを飼おうという人のなかには、盲導犬などのイメージで飼いはじめる人もわりといるので、この点は頭にいれておかなければなりません。

基本的におおらかな性格をしています。飼い主に叱られても、それが適切な範囲におさまっていれば、叱られている瞬間は素早く体中を丸めて防御態勢を整えたりもしますが、それが終わってしまえば直ぐにけろっとして、甘えてきたり、じゃれてきたり、あるいはまた、いたずらを再開したりします。

神経質ではないこと、切り替えが早いことは、ラブラドール・レトリバーの魅力的な性格だと思います。個体差もありますが、適切なしつけを行っていれば、だいたいは2歳程度で落ち着いてきます。
やんちゃだった犬も、静かになり、同じ犬かと思うほど穏やかになっています。成犬から老犬になる頃には、悠々とした風貌は人格者ならぬ犬格者のようです。

ラブラドール・レトリバーの3つの特徴。

1.温和である

性質が穏やかということです。ラブラドール・レトリバーの子犬は不屈の精神の持主であり、楽天的で、過ぎ去ったことなど直ぐに忘れてしまう性質の持主です。この性質は、しつけの際によい具合に働きます。そしてこの性質が、成犬になり老犬になった時には「温和」な性格になっていきます。

2.社交的である

生後4ヶ月でラブラドール・レトリバーの子犬は、すでに6キロの体重になっていてます。散歩の時は、非常に力強く、飼い主をぐいぐい引っ張って歩きます。とにかく人間が好き、よその犬が好き、蝶々もスズメも大好きで追いかけます。

例えば、犬好きの近所の人と出会った時などは、子犬は飛びついたり、寝転んでお腹を触ってもらったり、大はしゃぎです。誰もが犬好きとは限らないし誰もがこの子犬を好きだとは限らないので気をつけなくてはいけませんが、子犬のラブラドールは無邪気に飛びかかっていきます。

3.従順である

ラブラドール・レトリバーは、とくに、狩猟犬として主人である飼い主の指示に従い、仕留めた獲物の鴨を水中に飛び込んで回収してくるなど、正確に仕事をする使役犬としての血筋を引いています。

例えば、飼い主が子犬とボールの投げっこをしようとしても、一旦、口にくわえてしまうと、子犬は口からボールを離すのが嫌で、飼い主さんに渡そうとしたがらない傾向があります。これは狩猟犬としてのDNAのなごりなのでしょう。子犬とのボールの投げっこ遊びは、いつの間にか、引っ張りっこ遊びになっていたりします。

この犬種は、飼い主の指示に従い、仕事を終えた時に褒めてもらうことが何よりも好きです。ラブラドール・レトリバーは、飼い主に正しく従うことができる従順さを持っているということです。

現代社会では、狩猟の機会は滅多にありませんが、たとえば、散歩の折にちょっとした段差があると、喜び勇んでジャンプしようとします。運動が好きな子であれば、安全な場所であれば積極的にジャンプさせてあげると喜びます。無事にジャンプして飛び越えた時のラブラドール・レトリバーは誇らしそうに飼い主の顔を見ます。飼い主にほめてもらいたいのです。そういうときには、必ずほめてやり、ご褒美のおやつをあげたりすれば、飼い主との良いコミュニケーションになります。

まとめ

人間が大好きで友好的なラブラドール・レトリバーは、たとえ知らない人であっても吠えかかることはないので、番犬としては不向きで不合格かもしれません。しかし、温和、社交的、従順という3つの特性を兼ね備えているということは、人間にとって、素晴らしいコンパニオンアニマルとしての資質を備えているということです。

この犬種の特色は、知能の高さにあることは勿論ですが、ラブラドール・レトリバーの持つ性格そのものが愛されているということでしょう。

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